8月18日(土) 2007 J1リーグ戦 第21節
名古屋 0 - 3 横浜FM (19:03/瑞穂陸/15,703人)
得点者:'55 松田直樹(横浜FM)、'63 オウンゴ−ル(横浜FM)、'82 坂田大輔(横浜FM)
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攻撃の要、FWヨンセンとMF金正友を欠いての厳しい状況で臨んだ名古屋。布陣は、復帰した増川隆洋と米山篤志をCBに置き、右に大森征之、左に阿部翔平の4バック、中盤は藤田俊哉と山口慶の2ボランチ、右に中村直志、左に本田圭祐、そして注目のFWは杉本恵太とJ初スタメンとなった巻佑樹。CB2人とボランチ2人で横浜FMの2トップ、そしてトップ下・山瀬功治の動きを封じ、さらにSBと中村、本田で横浜FMのサイド攻撃を封じる作戦だ。
この采配が功を制し、前半、横浜FMの攻撃を黙らせ、ペースをつかんだ名古屋。特に、小宮山のサイド突破や前線の山瀬幸宏の攻撃を抑えきっていた中村の仕事は完璧だった。それに呼応するかのように、攻撃もテンポ良く横浜FMの裏を抜けて何度か良い形を作ってシュートを放ち、ゴールまであと一歩の所まで来ていた。途中、増川が負傷で吉田摩耶と交代するアクシデントがあったものの、名古屋が完全にゲームを支配していたと言っていい展開。
ゲームの明暗を分けたのは、後半だった。吉田孝行に代わり縦の突破が強い清水範久を投入した横浜FMに、立ち上がりからペースをつかまれる。FKからあわやのオウンゴール、小宮山の突破から坂田大輔のシュートはバーに当たり楢崎正剛の目の前に、さらに坂田が放ったヘディングは楢崎のスーパーセーブで逃れ、直後のFKからの混戦もなんとかクリアと、序盤に何度もピンチを迎える。名古屋は、このわずか10分の間に足が止まり始め、前線で横浜FMにパスを回され、自陣内での攻防を余儀なくされる。
そして55分、FKから松田直樹にシュートを決められてしまう。ここから横浜FMの猛攻が続く。63分、またしてもペナルティエリア付近での攻防。横浜FMにキープされ、必死にクリアしようと粘る名古屋だったが、クリアしたボールが味方に当たってしまい、オウンゴールで追加点を許してしまった。
ここで名古屋は巻から今シーズン復帰第一線となる玉田圭司を投入。杉本とのスピードスターコンビで果敢に裏を狙っていく。さらに残り15分のところで、藤田を下げ片山奨典をFWに投入。3バック3トップにシステム変更し、反撃を試みる。が、守備に貢献していた中村、本田も前半のように攻撃参加できず、横浜FMの牙城を崩す起点になれない。逆に82分、坂田にダメ押しの3点目を許してしまい、万事休す。試合終了となってしまった。
大量失点・完封の連敗を喫してしまった名古屋。次節は中村が累積警告で出場停止。この試合でケガをした増川の出場も難しいだろう。厳しい材料が揃っているが、これ以上の連敗は食い止めなければならない。次節の大宮戦以降、川崎、G大阪、鹿島と上位チームとの3連戦が控えているからだ。ズルズルと黒星を重ねることになれば、降格圏内へ引きずり込まれる危険性さえある。どう気持ちを切り替え、今いるメンバーでいかに1つでも多く勝点を取っていくか。本田を中心とした若手の奮起が期待される。
以上
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