10月20日(土)J1 第29節 千葉 vs 浦和(19:00KICK OFF/フクアリ)
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第28節甲府戦はロスタイムのFW青木孝太のゴールで1−0と勝ち、チームの連勝記録を6に更新した千葉。リーグ戦はもう優勝の可能性がないため、記録更新を目標にしていただけに、青木の得点をアシストしたキャプテンのMF佐藤勇人は試合後に「連勝を伸ばせて本当に嬉しい。ホッとしています」と話した。なかなか得点できない試合展開でも守備でミスせず、粘り強く戦えるようになったのは大きい。
今節は連勝を7に伸ばすことが目標だが、連勝中はいずれも先制していただけに先制点が取れるかどうかが鍵だ。特に、浦和は第28節終了時の失点が23とリーグ最少で、堅守を誇る。浦和との前回対戦のリーグ戦第9節では、浦和のFWワシントンに先制点を許したが、千葉がDF水本裕貴の得点で追いついて1−1で引き分けた。だが、やはり浦和を追いかける展開になると、連勝記録やホームゲームであることを意識して「勝たなければならない」という焦りが出て、ミスが生じかねない。MF工藤浩平は「浦和は前からのプレッシャーをそれほどかけてこないので、しっかりパスをつないで攻撃したい」と話した。
千葉の選手の状況を見ると、第26節から負傷欠場中だった羽生は負傷箇所が回復し、10月13日の柏との練習試合、10月17日の法政大学との練習試合に出場。カタールで10月18日の1時(日本時間)開始だった北京オリンピック2008アジア最終予選に出場したDF水本裕貴とMF水野晃樹は、コンディション次第とはいえスタメンが濃厚だ。水野がスタメンから外れた場合は、羽生の右ウイングバックでの出場が考えられる。また、10月11日に負傷したGK立石智紀が欠場の場合は、GK岡本昌弘がスタメンとなる。岡本は昨季のリーグ戦第26節で浦和に0−2で敗れた際、自分のポジショニングミスなどを反省して、とても悔しがっていた。その借りを返そうとする岡本の奮起に期待したい。
一方の浦和は、リーグ戦は第28節で大分に2−1で勝ち、4連勝中で首位。その間に行なわれたアジアチャンピオンズリーグの準々決勝2試合、準決勝1試合を含めると、過酷な連戦を6勝1分で乗り切った。精神面は非常に充実した状態で今節を迎える。また、前述の北京オリンピック2008アジア最終予選に出場したDF細貝萌、10月17日のエジプト代表戦に出場した日本代表のMFの阿部勇樹と鈴木啓太以外の選手は、連戦での疲労も解消して今節に臨むことができる。今節はFW永井雄一郎が出場停止で、MF小野伸二は負傷欠場中。DF田中マルクス闘莉王は負傷箇所を抱えているが、スタメン出場が濃厚だ。
今節は千葉にとって特別な一戦だ。長年、千葉で主力として活躍し、今季から浦和在籍の阿部が、初めて千葉のホームゲームにくるからだ。当然、選手もサポーターも意識せずにはいられないだろう。だが、前回対戦の阿部は気負いからか得点機のシュートをミスし、失点の場面では水本をマークしきれなかった。強い対抗意識があっても、千葉の選手にはそれを冷静にプレーで表現して欲しい。阿部の千葉での功績は大きいが、彼が去った後の千葉が初のリーグ戦6連勝を達成したことは紛れもない事実だ。千葉がその誇りと自信を胸に精一杯プレーして勝つことを祈っている。
以上
2007.10.19 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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