10月21日(日) 2007 J2リーグ戦 第46節
徳島 0 - 2 京都 (16:04/鳴門大塚/4,236人)
得点者:43' 中山博貴(京都)、53' パウリーニョ(京都)
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徳島にとっては「またしても」の内容と結果になってしまった。前節(水戸戦)で消えてしまっていた持ち前のパスワークや組み立ては確かに取り戻したが、課題とされ続けてきたセットプレーでの守りにまた綻びを見せてしまい失点…。上位相手に善戦しながら、その課題を修正し切れず敗れた姿は、前々節・東京V戦と重なるものであった。
事実、選手たちもそれを感じており、丹羽の口からは「東京V戦と同じミスを繰り返したので悔しいです」という言葉が漏れた。
対する京都は、ここ3試合で勝利を逃した最大の理由である試合終盤の進め方をようやく修正し切ったと言えるだろう。経験豊富なセンターバック秋田、森岡を中心にハッキリした守備を最後のホイッスルまで継続して、3戦に渡って続いた悪夢をついに振り払った。
選手たちが知っていたかどうかは定かではないが、自らのキックオフ前すでに札幌、東京V、仙台が揃って勝点3を上積みしていたという状況の中で手にしたこの勝利は、京都にとって非常に大きい。昇格をまだまだ射程圏内とする位置に踏み留まったと言えよう。
戦況を振り返れば、戦前の予想に反し、立ち上がりから仕掛けてまずリズムを取ったのは徳島だった。右サイドで高い位置取りをする塩川と片岡、熊林らが早いタッチのボール回しで細かく組み立てたかと思えば、時には京都DFラインの裏へ飛び出す長谷川と小林に長いボールを送り込む変化ある攻めを展開。また、2試合連続スタメンで気合十分のアンドレも枠を捉える強烈なFKを放つなど、チームはアグレッシブにゴールを狙った。
逆に京都としては、その徳島の攻めを受け止める形で試合に入ることとなる。そして、一時流れを引き寄せかけたが完全なものにするまでには至らず、やや攻めあぐねる前半となった。
しかし、そこはやはり経験豊富な抜け目のないチーム。前半終了間際の43分に右サイドで得たFKから中山がきっちり頭で決め、苦しみながらもリードだけは奪って折り返すと、後半は精神的な落ち着きを取り戻して開始早々からボールを支配する。そして、アンドレにパウリーニョと倉貫が効果的なサポートで絡むワイドな攻撃で徳島を突き放しにかかり、53分にはパウリーニョがFKを直接決めてさらに優位に立った。
だが、苦しい状態へと追い込まれながら徳島も諦めない。石田をはじめ、大島、金と立て続けにカードを切って勝負に出る。また前半から有効なパスで攻撃のタクトを振るっていた熊林は後半も持ち味のスルーパスでチャンスを演出。追撃の1点を目指して獅子奮迅の働きを見せた。ただ、前節までの教訓を糧に集中力ある守りを続ける京都を崩すには及ばない。何度か惜しい形までは作ったが、勝負所を抑え込まれ、結局ゴールネット揺らすことはついに最後まで出来なかった。
こうして京都が5試合ぶりの勝利を掴んだ一戦だが、冒頭にも書いた通り、明暗を決した要因は他でもなく自らの課題を修正したのが徳島でなく京都であったということだろう。裏を返して言えば、徳島は突き付けられているセットプレーでの守りという課題を修正できないようなら今季をこのままズルズルと終えてしまいかねない。今井監督自身も試合後のコメントでまずセットプレーについて述べたが、残り少ないゲームにおいて如何にチームに修正を加えるか、その手腕に注目が集まる。
最後に、京都は加藤新監督の下、苦しいヤマはとりあえず乗り越えた。が、目の上の3チームを追い越す道のりはまだ決して平坦ではないだろう。次節からも気の抜けない戦いは続く。
以上
2007.10.22 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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