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【J2:第49節 鳥栖 vs 札幌】プレビュー:「最後まであと一歩。あと1m。あと1cm」鳥栖の岸野監督の闘志は変わらず。今節にでも3位以内を決定付けたい札幌を迎え撃つ。(07.11.11)

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11月11日(日)J2 第49節 鳥栖 vs 札幌(13:00KICK OFF/鳥栖
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今季、ヘッドコーチから監督に就任し、鳥栖のサッカーをつかさどって来た岸野監督。首尾一貫して、「前線から守備を行い、奪ったボールをつないでシュートを打つ」(岸野監督/鳥栖)ことを貫いている。昇格の可能性が消えても、その姿勢は変わることなく目の前の試合に向けられる。
その闘将が、来季も指揮を執ることが発表された。サポーターやファンにとっては、今季同様のサッカーを来季も見ることが出来ることとなった。一段とスタジアムが盛り上がるに違いない。
そして、今節は9月23日第41節以来の鳥栖スタジアムでの開催。首位札幌(*1)を迎えての一戦に、さらに盛り上がること必至である。

鳥栖は、第47節東京V戦の後半から生まれ変わった。
第4クールに入って、ボールを奪っても大事なところで失ってしまい、勝ちきれない試合が続いた。先制点を奪われ、窮地の中での試合を行なわないといけなかった。それが、東京V戦の後半から、チームの歯車が噛み合い出した。終了間際の2得点につながり、昇格争いの主役を演じている東京Vを(少しだけ)慌てさせた。試合に敗れはしたが、そこで得たリズム感は、次節の京都戦での3-0の完勝につながり、天皇杯(11月3日)4回戦でJ1新潟を破る金星へとつながった。
今節の京都対山形戦の結果次第では3位以内が確定する首位札幌をも撃破する可能性を持っている。

その好調さの要因の筆頭に挙げられるのは、「全員の意思統一が出来ている」(DF飯尾和也)こと。コミュニケーションが取れはじめて、連動した「守備から攻撃のへの切り替え」が出来ている。元々インターセプト数は、リーグ髄一を誇るだけに、シュートまでもって行くことが出来れば、得点は期待できる。
2トップの一翼は、ここまで23得点の藤田が負う。クラブ史上記録の更新がかかるだけにその意気込みは相当高い。
もう一翼は、天皇杯で30mのボレーシュートを決めた金信泳。「天皇杯での2得点は、とても自信になった」と彼もモチベーションは高い。「みんなとコミュニケーションを取っているし、尹(ユンジョンファン)さんからのアドバイスがとても役に立つ」と連係には全く問題はなさそうだ。
そのFWを尹晶煥(ユンジョンファン)と高橋が操ることになる。天皇杯で見事な舵取りを披露した衛藤も控えている。サイドのMFには、「しつこい」守備と「粘りある」ドリブルを持つレオナルドと野崎が入りそうだ。さらにサイドDFに「スピードと果敢な攻撃参加」が出来る高地と日高が入る。「中でかき回し、サイドからえぐる」陣容は揃った。

昇格争いにピリオドを早く打ちたい札幌は、今節の勝点3が必須条件だ。
他会場での結果次第では、試合終了後に3位以内が確定する。先制点をあげることで、その可能性は大いに膨らむ。組織立った守備は、その失点数で実証済み。高さと背後を取られない統率力には、絶対的な自信を持っている。ブルーノと曽田の長身のコンビは、セットプレーでもその威力を発揮する。西谷と西嶋、藤田と西澤の縦ラインの連動性も札幌の特徴の一つ。この連動が発揮できれば、鳥栖の「しつこい」MFとサイドDFの攻撃参加を押さえ込むことができるだろう。ダヴィ、中山の2トップが元気なだけに早くボールを預けたい。

両チームの対戦は、得点「1」が大きな意味を持つ。
第2節(鳥栖0−1札幌)、第20節(鳥栖0−1札幌)、第31節(鳥栖1−1札幌)といずれの試合も接戦である。
得点「1」がそのまま勝利へとつながり、勝点3を上積みする。歯車が噛み合い好調な鳥栖と昇格を決定付けたい札幌の得点「1」を巡る攻防は、仲冬の鳥栖スタジアムを熱くしてくれるに違いない。

鳥栖対札幌のレポート(J第20節)で、「守備は攻撃に移るための準備」と述べさせてもらった。
どこで相手のボールを奪うのかはチーム戦術であるが、奪った瞬間から攻撃に切り替わるのはどのサッカーでも同じ。組み立て方に違いはあれど、1点を挙げるための攻防を楽しむには最高のカードであると筆者は感じている。
このカードは、ボールデッド(スローイン・CK・ゴールキック)状態が非常に少ない。ぜひ、ボールの動きを眼で追ってもらいたい。常にボールが動き、ゲームが流れていることを楽しむことが出来るからである。

得点「1」をあげるために選手は戦い、汗を流す。
その流した汗に我々は感動を覚え一喜一憂する。
選手たちとともに一緒に手に汗を握りたい。
サッカーを観た人だけの特権である。

以上

*1:第49節東京V対仙台(10日開催)の結果次第では、得失点差で暫定2位の可能性がある

2007.11.09 Reported by サカクラゲン
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