11月11日(日)J1 第31節 清水 vs 広島(13:00KICK OFF/日本平)
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何としてもトップ3に入りたい清水と、何としても下位3枠(降格圏)から抜け出したい広島。正反対の状況ではあるが、リーグ終盤に来ても非常にモチベーションの高い両チームの対戦は、終盤戦ならではの緊迫感や熱さが感じられる戦いになるはずだ。
前節で2位のG大阪に完勝して3連勝、ホーム日本平では5連勝中と、リーグ終盤に来て調子を上げてきた清水。現在の最大の目標は、「昨年の自分たちを越えること」(長谷川監督)にある。数字的には、昨年の勝ち点60を越えるにはあと5ポイント(現在勝ち点56)、そして昨年の4位を上回るトップ3に入るためには、3位・鹿島との勝ち点4差をひっくり返さなければならない。最終節に鹿島との直接対決があるが、あとの1ポイントは鹿島の結果しだいなので、清水としては一歩も引けない状況にある。
次はアウェイでの浦和戦が控えていることを考えても、ホームで戦う今度の広島戦は、絶対に勝ち点3を取らなければならないゲームだ。また、この試合でボランチの伊東輝悦が出場すれば、J1史上2人目の400試合出場を達成することになる。偉大な先輩の大記録に花を添えるためにも、ホームできっちりと勝つことは欠かせない。
そのためのポイントは、「どれだけ自分たちのサッカーができるか」(GK西部)という点に尽きるだろう。清水の選手たちは前節(10/27)のG大阪戦で、しっかりと自分たちのサッカーをすれば、Jリーグのどのチームにも真っ向勝負で勝てる力があることを証明した。だが、1週間後の天皇杯4回戦・明治大学戦では、G大阪戦とはほど遠い試合内容となり、大学生に3ゴールを奪われて延長・PK戦の末にようやく勝利を手にした。この試合では、少しでも気持ちが緩めば、高いレベルのサッカーを維持できなくなることを露呈してしまったとも言える。
G大阪戦でのエスパルスと、明大戦でのエスパルス、どちらの顔が今度の広島戦で現われるのか。そこが最大の注目点となるが、選手たちにとっても明大戦はかなり苦い薬になっているので、精神面での引き締め効果は十分にあるはず。ここから再び気合いを入れ直し、残り4試合を一気に勝ち抜くことが、目標達成のためには欠かせない。
対する広島は、ここ6試合勝利がなく(5連敗の後、前節・千葉戦で引き分け)、ついに入れ替え戦の対象となる16位に落ちてしまった。ただ、結果は出ていないが、やっているサッカーの内容がそれほど悪いわけではない。前節の千葉戦でも、佐藤寿がようやく12試合ぶりのゴールを決め、終盤までは2-0でリードしていた(89分から2点を決められて引き分け)。そして先週の天皇杯・湘南戦では3-0で完勝し、チーム全体として自信を回復しつつある。
上位チームとの対戦ということもあって、失敗を恐れて消極的になってしまうという心配は、下位チームとのゲームよりは少ないだろう。ただ、清水に先制点を奪われると非常に苦しくなるので、広島としては先に点を取られないように守りを整えた中で、攻撃時には恐れず積極的に攻めるという姿勢が(難しいことではあるが)求められるだろう。
また、この対戦では五輪代表組が多く出場するのも見どころのひとつ。清水では青山直、(ベンチスタートの可能性が高い)岡崎、山本海。広島では柏木、青山敏。大事なアウェイでのベトナム戦を間近に控え、彼らのコンディションやモチベーションがどんな状態なのかという点も注目したい要素だ。
両チームとも、この試合の結果が最終順位にも大きく影響する勝負どころ。ぜひチームの底力を見せてほしい一戦だ。
2007.11.10 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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