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【J1:第31節 神戸 vs 甲府】レポート:神戸がホムスタで甲府にリベンジ! 決定力の高さを見せ付けて大勝し、神戸は最低限のノルマだったJ1残留を自力で決める(07.11.11)

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11月10日(土) 2007 J1リーグ戦 第31節
神戸 4 - 1 甲府 (16:04/ホムスタ/11,236人)
得点者:7' レアンドロ(神戸)、25' 秋本倫孝(甲府)、48' 古賀誠史(神戸)、61' 栗原圭介(神戸)、68' オウンゴ−ル(神戸)

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 決定力の高いカウンターを武器とする神戸と、ショートパスをつないでボールを支配し分厚い攻撃を展開する甲府。ともに攻撃に特徴を持つチーム同士の2度目の対戦は、神戸が4-1と甲府に大勝し、前回(第5節 ●3-4 @小瀬)の雪辱を果たした。これで神戸は勝点を44に伸ばし、今季の目標とする一桁順位の9位に浮上。この日試合のなかった15位大宮、16位広島との勝点差を14としたため、神戸の15位以上が確定し、最低限のノルマだったJ1残留を決めた。逆に甲府は勝点を積み上げられず、3試合を残すも、J1残留に向けての状況はかなり厳しくなった。

 序盤から互いに持ち味を出していた神戸と甲府だが、先制点を奪ったのは神戸。甲府DF秋本の不用意なパスをカットした左MFの古賀が、GKとDFの間に絶妙なクロスを上げると、そこにレアンドロが足を伸ばしながら飛び込み、7分という早い時間帯にリードを奪った。

 しかし、とにかく勝利がほしい甲府も反撃に転じる。11分にアクシデントのため宇留野が下がり、木村をトップ下に入れた甲府は、その木村と、茂原とアルベルトの2トップを中心に、狭いエリアでつないで細かく展開し、前線からも厳しくチェックに行き、神戸を押し込む。20分にはカウンターでピンチを招くも、レアンドロのシュートミスに救われた甲府は、その5分後に同点に追い付く。スローインからの流れで、ゴール前で混戦を作ると、密集のために神戸DFがクリア仕切れず。そのこぼれ球をペナルティーエリア外からDF秋本が豪快にミドルで叩き込み、最初の失点のミスを帳消しにした。

 1-1となった後、前半終了まで主導権を握ったのは甲府。中盤でミスをすればすぐに攻め込まれるくらいの高いディフェンスラインを保ちながら、人数をかけて攻め込むシーンは迫力があったものの、逆転ゴールまでにはつながらず。対する神戸は、甲府のプレスにとまどい、ロングボールからのカウンターで打開を図る形が続いた。ただ、前半を同点のままで終えたことで、神戸は流れを再び引き寄せる。

 そして、神戸は後半開始から、第25節千葉戦以来の先発だったボランチの酒井に代えて、田中を投入。中盤でギアを上げると、前半同様に早い段階で追加点を獲得。48分、甲府ゴールキックから河本がヘッドでクリアし、これを拾ったレアンドロがうまくキープしながら、DFの間に走り込んだ栗原にスルーパス。「サイドバックが猛烈に帰って来ていたし、外に(古賀)誠史がいたのもわかっていたから」という栗原は、左から走りこんできた古賀にラストパスを出すと、その古賀が左足できれいにシュートを流し込んだ。

 完全にリズムをつかんだ神戸は、「DFのところで粘り強くやれなかった」(大木監督)甲府に対し、得意のカウンターを軸に立て続けに攻め込む。すると61分、左DF茂木のロングフィードを「ボールが上から来た瞬間、イメージがわいて、そのとおりに体が反応した」という栗原が、右足で見事にダイレクトボレーを決めて、リードを広げた。さらにその7分後にはCKからオウンゴールで加点。「前回、アウェイで同じ3-1という展開になったが、3-4で敗れることなしに、今回は4-1にして試合を終えてくれた」と松田監督が言うように、ダメ押し点をしっかり取った神戸が、その後の甲府の反撃を封じて、ホムスタでの公式戦連勝記録を6に伸ばした。

試合後、J1残留のための15位以上確定にも、「『あっ、そうか、今日決まったんだ』というのが実感」と述べた神戸の松田監督。「目標とする9位以内に向けてひとつも落とせない試合が続くわけで、それを達成することに重きを置いていけば、自然と残留という雰囲気になる」と、チーム状態のよさをバックに、さらに高い位置を狙っている。次節の広島戦では、累積警告により北本、試合後に異議でこの日2枚目の警告を受けて退場処分となった河本の、2枚のセンターバックを出場停止により欠くが、「メンバーも変わるが、やることは一緒なので、しっかり準備したい」(石櫃)と、まだまだモチベーションは高い。

一方、「あとがないなかで、こういう試合になり、非常に残念」と無念さをにじませたのは甲府の大木監督。「本当に他力本願になってしまうが、ほかがどうなるか分からないけど、できる限り全力を出して、次に向かっていきたい」と、次節のホームでの大宮戦に巻き返しを誓っていた。この日朝6時に出発してホムスタに駆けつけ、最後まで温かい声援を送っていたサポーター、そして地元で待っている大勢のサポーターのためにも、残り3試合、甲府はすべてをかけて勝ちに行くしかない。

以上

2007.11.11 Reported by 前田敏勝
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