★AFCU-19選手権予選 序盤戦レポート
--------
序盤の2試合ではなかなかゴールを決められずに苦しんだU-18日本代表だが、中盤戦のミャンマー戦、ラオス戦では大量得点を挙げて快勝。最大の理由は、相手がゴール前に引くことなく、前に出て勝負する意思を見せたこと。日本は「1対1でボールをキープできる」、「相手の攻守の切り替えとマークがルーズで、当たりもそう強くない」、「1対1の守備でも殆ど負けない」という点に置いて優っており、相手が前に出てくれば決定機を作ることはそう難しくなかった。結果論で言えば、物足りなさを感じるほど。しかし、日本チームの戦略が上手く当たったという面も忘れてはいけない。相手を分析して、日本チームはより相手のウィークポイントを突くことが出来る11人を選んで先発させたからだ。
-----------
●11月12日(月)/タイ・スパチャラサイスタジアム
U18日本代表 8−0 U18ミャンマー代表
得点者:8分比嘉 厚平(柏U-18)、14分鈴木 惇(福岡U-18)、16分永井 謙佑(福岡大)49分 白谷 建人(国見高)73分山崎 亮平(磐田)、76分山崎 亮平(磐田)91分鈴木 惇(福岡U-18)、94分柿谷 曜一朗(C大阪)
白谷(国見高)と永井(福岡大)のツートップで臨んだミャンマー戦。日本は前からプレスを掛けようとするミャンマーの精度と連携の低さを突いて、立ち上がりからチャンスを作る。最初のゴールは永井がチャンスメイクをして比嘉がスピードのあるドリブルからゴールを決めた(8分)。14分の2点目は鈴木惇(福岡U-18)が中央から得意の左足で決めたミドルシュート。2分後の3点目は永井が左からドリブルで切れ込んで決めた。素晴らしい前半の序盤だったが、前半のパーティはここで終了。ミャンマー選手の動きが落ちたことで、バイタルエリアの守備がか堅くなってしまったことが一因。もちろん、それに対応したプレーの変化を日本チームが発揮することが出来なかったことも課題として露呈した。しかし、日本チームはこの課題を後半には解消する。49分に白谷が4点目を決めると、73分と76分に途中出場の山崎(磐田)が2ゴールを決める。サイドを効果的に使う連動性が出てきたのだ。そして、ロスタイムには鈴木惇のFK、柿谷のループシュートが決まって大量8得点でミャンマーを退けた。「相手が過去の2試合のようにスペースを消してしまうと少し難しくなったかもしれないが、今日はスペースがあったからプラン通りになった」と3戦目にして牧内監督も満足できる部分が多いゲームとなった。
-----------
●11月14日(水)/タイ・スパチャラサイスタジアム
U18日本代表 5−0 U18ラオス代表
得点者:18分須崎 恭平(磐田ユース)、34分柿谷 曜一朗(C大阪)、73分山崎 亮平(磐田)89分山本 康裕(磐田ユース)90分白谷 建人(国見高)
日本対ラオス戦の前に行われた、チャイニーズタイペイ対タイ戦でタイが3−0で勝ったために、日本のサウジアラビア行き(アジア最終予選)は既に決まっていた。牧内監督は「選手がそのことを知っていたかどうかは分からないが、試合前にはあえて言わなかった。このゲーム、一つひとつのプレーに集中して欲しかった」という気持ちで送り出した。その中には、ここまでの3試合ベンチを暖めていた権田(F東京)の姿があった。3人(権田、松本/順天堂大、大谷/浦和ユース)のGKの中で唯一のプロ選手というプライド、背番号1番のプライドがあったはずだが、それを闘志に変えて、チームのために尽くして準備をしてきた。ラオスとは力の差があったために、権田が好セーブで見せ場を作ることはなかったが、チームの最後尾から90分間コーチングを続けてピンチを未然に防いだ。
ラオスもミャンマーほどではないものの、前に出てくるチームだったので、日本は決定機を何度も作ることが出来た。貴重な先制点はこれまで見せ所が少なかったディフェンスリーダーの須崎(18分)。これまでも積極的にゴール前に上がってシュートを打っていたが、4試合目にして待望のゴールを決めることが出来た。そのことを試合後に話すとテレながら見せた笑顔に気持ちは表れていた。嬉しいゴールだったのだ。アジア最終予選では守備面で厳しいシーンが増えることになるが、セットプレーでゴールが期待できる須崎の成長は注目したい。
34分に柿谷のミドルシュートで2点目を挙げた日本だが、前半はチャンスの数にゴール数が比例しなかった。しかし、後半は終盤にゴールラッシュを迎える。73分に山崎が決めると、89分には比嘉のアシストを受けてボランチの山本がゴール、1分後にも比嘉のアシストを受けて白谷が決めて5−0で日本が4連勝を大量得点で飾った。ここまで選手を固定することなく、入れ替えながら戦ってきたことについて牧内監督は「プロ契約をしている選手やU-17で世界を経験した選手が主軸になって欲しいが、プロ契約をしているからピッチに立てるとは限らない。選手を試すという側面もあったが、基本的には調子のいい選手、相手に合った選手を使ってきた。アマチュア選手でもチームがやろうとすることを理解して実践できれば、誰とも扱いを変えるつもりはない。プロとアマの間に垣根を作る気はない。この姿勢は今後も変わらない。ただ、プロ選手が素晴らしいのは、試合に出られなくてもしっかりと気持ちをコントロールして準備をしている点。この点はアマチュア選手は学んで欲しい」と話した。
ここまで4試合連続で先発出場を果たした柿谷は、この試合後J1昇格争いをするチーム(C大阪)に合流するために帰国した。「最後まで一緒に居たかったけれど、(所属チームに)必要とされることも大事なこと。Jリーグでしっかりと結果を残して、みんなに納得して欲しい。アジア最終予選への権利を手に出来たので、C大阪で頑張って牧内監督に次も選んでもらえるようにしたい」と話して帰国の途に着いた。
以上
2007.11.16 Reported by 松尾 潤
-----------
★【AFC U-19選手権大会 予選】U-18日本代表チームメンバー
/jsgoal_archive/japan/news/youth/article/00055968.html
★AFCU-19選手権予選 グループE 今後の試合予定(現地時間)
・11月18日(日)16:00/タイ・ジャパニーズスタジアム
U18日本代表 vs U18タイ代表
※各グループの上位2チームおよび3位となった7チーム中で最も成績が良い1チームが、2008年にサウジアラビアで開催予定の決勝大会に進出。
日本は1試合を残し、AFC U-19選手権決勝大会進出が決定した。
★AFCU-19選手権予選の試合記録・ニュースは日本サッカー協会公式サイトでご覧ください。
J’s GOALニュース
一覧へ【AFCU-19選手権予選 中盤戦レポート】最終節のタイ戦を残して、アジア最終予選(サウジアラビア)進出を決定したU-18日本代表。ミャンマー戦、ラオス戦に大量得点で勝利して4連勝を果たす。(07.11.16)
- 開幕特集
- 開幕招待
- 国立招待
- J.LEAGUE ALL-STAR DAZN CUP
- 熱き一枚を手に入れろ
- ベイブレードコラボ
- 明治安田のJ活
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 移籍情報
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- NEXT GENERATION MATCH 2026
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
















