11月24日(土) 2007 J1リーグ戦 第33節
浦和 0 - 1 鹿島 (14:04/埼玉/62,123人)
得点者:66' 野沢拓也(鹿島)
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「相手に退場者が出たことで逆にやりづらくなってしまった部分はある」
相馬はそう振り返りながら、悔しさを噛み締めた。
この日、試合が最初に大きく動いたのは42分、鹿島の左サイドバック・新井場の退場だった。
残り2試合、首位・浦和との勝点差は4。2位鹿島にとっては、逆転優勝へ向けて落とすことのできない試合。引き分け以下に終わることは、すなわち2007シーズンの敗北を意味していた。
だからこそ、前半をいいペースで進めていた鹿島にとって、新井場の不用意なプレーでの退場は悔やまれてならなかったはずだ。
一方、試合が思うように進んでいなかった浦和サイドからすれば、ラッキーな判定だった。誰もが、これで後半は浦和のペースを信じたことだろう。事実、後半のスタートから浦和は数的優位を生かしながら、鹿島陣内に攻め込んだ。しかし…。
前半に限れば、浦和の好機はわずかに1つ。ポンテの右クロスをゴール前で受けた闘莉王が右足でねらうも、左ポストに嫌われた場面のみだった。
それでも、後半に入ると浦和は、51分、52分と立て続けに細貝が右サイドから好機を演出。61分には相馬からワシントン、62分にはワシントンから永井へと渡ってチャンスを掴むなど、度々鹿島ゴールに迫った。押し込む浦和、耐える鹿島。浦和が得点を刻むのは、時間の問題のように思われた。
だが66分、先にゴールネットを揺らしたのは鹿島だった。数的優位に立ち、チャンスとばかりに前がかりになっていた浦和守備陣の一瞬の隙を突いて、カウンターから最後は野沢がゴール右隅に流し込んだ。
残り時間はロスタイムを含めれば、まだ25分近くある。状況を考えれば、浦和としてはそれほど慌てる必要はなかったはず。数的優位を生かしながら、じっくりと攻撃を仕掛ければチャンスは訪れていたことだろう。
しかし、ホームで優勝を決めたいという思いからか、浦和にはその余裕がなかった。前半にイエローカードをもらい、すでに最終節の出場停止が決まっていた闘莉王は、まるでワシントンと2トップを組むかのように前線に張り続け、クロスを待ったが、単調な攻撃で崩れるほど鹿島の守備は脆くなかった。
「パワープレーは悪くないと思うが、後方からのクロスが多かったし、すでに相手は揃っていた。鹿島は人数が少なくなりゴール前を固めてきていたから、もう少しサイドで崩せたと思うし、そこまで持って行ってから上げられればよかった」
長谷部は一本調子になってしまった攻撃を反省するかのように『淡々』とそう口にした。『淡々』と語った裏には、最後は9人(89分に船山が退場)となった鹿島にしてやられた、という潔さがあったのかもしれない。
冒頭の相馬のコメントにもあるように、鹿島は退場者が出たことで、よりやり方がはっきりし、よくも悪くも、浦和はそのやり方にはまってしまったということだ。
ただ、それでも勝点70で首位に立つのは浦和。最終節で横浜FCを下せば、自力でリーグ連覇を決めることができる。下を向く必要はない。前を向くことが大切だ。
以上
J’s GOALニュース
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