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【J1:第33節 横浜FM vs 新潟】レポート:横浜FMが最後のホームで苦しみながら勝利。河合が100試合出場を飾る決勝ゴール。新潟は再三ペースをつかみながら決定機に泣く(07.11.24)

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11月24日(土) 2007 J1リーグ戦 第33節
横浜FM 1 - 0 新潟 (14:03/日産ス/24,956人)
得点者:82' 河合竜二(横浜FM)

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実に長く、苦しい道のりだった。横浜FMは、日産スタジアムで約3カ月半ぶりの勝利を手にした。前回は8月11日の横浜FC戦、あの大量8得点をたたき出した『横浜ダービー』以来の勝点3だった。

「こんなに勝てなかったことは、自分の中でもなかった。連敗しても立ち直れなかったのも、自分が持っている力のなさ、なのかなと思った」
この試合を通じて、スーパーセーブを連発した守護神・榎本哲也は胸をなで下ろした。「勝手に飛んだら、勝手にボールが来た? オレにもよくわからないけど、キショー(矢野貴章選手=新潟)、サンキューって感じかな」と試合後には笑顔も弾けた。
榎本の活躍を筆頭に、最後まで全員の集中力は途切れることがなかった。

前節・千葉戦で7試合ぶりの勝利を手にした横浜FM。だが、センターバックの栗原勇蔵がこの試合で一発退場。栗原の出場停止に加え、松田直樹が体調不良、さらには那須大亮も右ももの裏に違和感を訴えて、センターバックは手薄の状態に陥った。そこで、白羽の矢が立ったのが、本来は左サイドバックの田中裕介。田中裕はサテライトでは昨年来、センターバックとして不動のレギュラーだが、トップの試合ではもちろん初めてになる。

横浜FMのキックオフで始まった前半は、新潟が果敢に攻勢に出る。7分には直接フリーキックを、マルシオ リシャルデスが狙う。1分後には田中裕からの縦パスを奪って、右サ イドをエジミウソンがえぐる。そこから戻して、クロスの跳ね返りに本間勲がヘディングで狙っていく。12分には、千葉和彦がダッシュ良く奪って、左から寺川能人が矢野貴章目がけてクロスを入れたが、田中裕がマークを外さず打たせない。18分には右サイドで奪って、寺川が中央にドリブル、出したスルーパスにエジミウソンが抜け出したが、GK榎本が身を投げ出してセーブした。

横浜FMはセットプレーから、チャンスをうかがう。26分、狩野健太の左コーナーキックは鋭くカーブを描いて、フリーの中澤佑二がヘディングでゴール右スミに叩きつけたが、わずかに逸れてしまった。新潟も1分後、右サイド内田潤のクロスにニアサイドで矢野が受け、反転して強烈なシュートを見舞うが、GK榎本が飛び出し良く詰めて、シュートはわずかにクロスバーを越えた。

ハーフタイム、早野宏史監督は「相手がネットを張って奪ったあと、スピーディーなカウンターを仕掛けてくることを選手たちに確認させた」。中澤主将も、選手たちにハッパをかけて盛り上げたという。

後半1分、新潟はいきなりエジミウソンが右から切れ込んで、狙いすましてシュートを打つが、GK榎本は落ち着いてこれを抑えた。2分、右の内田からサイドチェンジ、坂本將貴が左から切れ込んでクロス。これを矢野がヘッドで逸らせたが、右に逸れた。なおも10分には波状攻撃。右からのクロスに千代反田充がタイミングピタリのヘディングシュート、なおも跳ね返りをつないで、矢野のシュートも相次いでGK榎本の好セーブにあった。

横浜FMも21分、山瀬功治のコーナーキックをニアで坂田大輔が左足で流すと、これを中澤が左足ボレーシュート。惜しくもクロスバーを越えた。22分、激しく体をぶつけ合ってボールを奪い合う展開。ここで、ファウルをもらったエジミウソンが河合竜二を突き飛ばしてしまい、両チームの選手がエキサイトする。結局、エジミウソンが警告を受けて試合は再開。だが、このシーンが、横浜FMの選手に火をつけた。

37分だった。クロスボールの跳ね返りを河合がミドルシュート。このシュートが新潟の選手に当たってコースが変わり、新潟のGK北野貴之は一歩も動けず。圧倒的に劣勢だった横浜FMが待望の先制点をゲットした。「相手がシュートにいこうとしたときに、うちの守備が一歩前に出られなかった」と、北野は悔しがった。結局、この1点を横浜FMが守り切って、ホーム・ラストゲームを勝利で飾った。

殊勲の河合は、これがJ1リーグ戦100試合出場のメモリアルゲームだった。「何となく決めてくれるかな、と思っていました」と田中裕が笑った。試合後のヒーローインタビューでは「やっぱりシュートは打たないと入らないものだと実感しました」と、照れくさそうに答えた河合。攻守のバランスを取るボランチとして、今シーズンの横浜FMをささえてきた男による、価値ある決勝ゴールだった。そして、チームは1−0の最少得点で勝利。苦しみながらつかんだ勝点3だからこそ、このラストゲームは意味がある。だが、「こういうサッカーでは面白くない。何とかもっとゴールの生まれるような攻撃的なサッカーをしたい」と、早野監督は最終節に向けて意欲を燃やした。

一方、試合の大方のペースをつかみながら敗れた新潟だが、「決定機に決め切ることができなかったことが、時間が経つに従って効いてきた」と鈴木淳監督。「リズムは悪くなかったのだが、パワーがほしかった」と、後半に運動量の落ちた寺川に代えて松尾直人を投入したが、もう一つ決め手に欠けてしまった。


以上

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