●今西和男GM(FC岐阜):
「既にサポーターの皆さんにはご挨拶を済ませご理解を頂いておりますが、Jリーグの入会が決定いたしました。理事会で先程、全員一致の下に承認されたという連絡をチェアマンから受けました。是非、今後もJに上がった後も、ますます頑張って欲しいとメッセージを頂きました。
振り返ってみますと、2月の中旬に私が就任して間もなくの事ですけれども、いわゆるスポーツを経営する企業としての体裁が整っていない、組織・人、いわゆる“ヒト・モノ・カネ”、その全てにおいて整備されていない、と言うことを正直に発表しました。
後から聞いた話ですが、スポーツ文化とかスポーツ経営について根付いていないこの地においては『なんだそんな道楽事をやっているのか』というふうな批判を受けたようです。しかし、私はあるがままを現実に発表して、それでも選手やサポーターがやってくれるのかと言う確信の下に発表した訳です。今考えると大変なことをしたんだなと思います。いずれにしても一番大きな支えとなったのは、サポーターの皆様の物心両面に渡る声援・支援だったと思います。
昨日の試合においても1,000人を越える観衆の中で、アウェイの高崎市で700人を上回る人が岐阜を応援してくれました。この姿を見まして、多少、戦うに当たって不安ではないですが、浦和も負けた訳なので、気持ちを引き締めてやらなければいけない、何が起こるか分からないという、かなりの緊張感を持って臨みました。でも緑のレプリカを着たサポーターの姿を見て『これは勝てる、勝たなければいけない』と言う気持ちに変えることが出来ました。いずれにしてもサポーターの支援は非常に大きかったと思います。
2つめに、スポンサーを頂いた企業、あるいは岐阜県、岐阜市、自治体からの心強い支援がありました。特に古田知事から『岐阜の街を変えたい、オール岐阜でひとつの岐阜が誇れるシンボルになるようないくつかの事を考えているが、是非そのひとつになって欲しい』と言うお話を伺いました。その言葉の通り、色んな立場で、色んな場所で『FC岐阜を応援して欲しい』と言うことをお話しされたと聞いております。実際に私も市町村長会議とか財界の会議に出席いたしまして、知事の直接のそういうお言葉を頂いたことがあります。色んなクラブを見てきましたし、色んな地域を見てきましたが、ここまで知事が本気になって、あるいは市長が本気になって支援を声明したチームはないと思います。そういう意味で私が予測していた通り、岐阜は間違い無しに、将来J1に向かって夢を遂げるクラブ・地域になると確信しています」
Q:電話が入ったときの感想は?
「来たか、来るべき時が来たかと。本当に皆さんの応援に報いることが出来た、まずは第一にその想いでした」
Q:J2に上がってのビジョンは?
「自分はもともとチームを強化することが専門職なんですが、この一年間は殆ど営業活動に専念していました。監督とは時々相談する程度しか出来ませんでした。これからは、如何にJ2で通用するレベルのチーム・選手に仕上げてゆくか、選手・チームを商品化できる、つまり商品として価値のあるものに出来るか、そういったことが私のこれからの仕事だと思います。そのためにもGMとしての仕事に専念できるような組織を作ってゆきたいとまずは思います。組織あって初めて色んな事が考えられると思いますので」
以上















