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【第87回天皇杯準々決勝 鹿島 vs Honda FC】プレビュー:今季J1王者の鹿島。快進撃を続けるJFLのHonda FC相手に、誇りと意地を示せるか?(07.12.21)

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12月22日(土)第87回天皇杯準々決勝 鹿島 vs Honda FC(15:00KICK OFF/ユアスタ
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★天皇杯準々決勝に向けた両チームの監督・選手コメント 
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 劇的な10冠達成の余韻に浸る間もなく、天皇杯での11冠目を狙っている今季J1王者の鹿島アントラーズ。彼らが明日の天皇杯準々決勝(仙台・ユアスタ、15時キックオフ)で挑むのは、JFLのHonda FCだ。3回戦で東京ヴェルディ1969、4回戦で柏レイソル、5回戦で名古屋グランパスエイトと、彼らはJ1・J2勢を立て続けに倒してきた。その勢いは決して侮れない。オズワルドオリヴェイラ監督も「非常にいい印象を持っている。組織的な部分で成熟しているし、90分通して運動量も多い。厳しい相手だ」と警戒心を露にしていた。

 しかも、今回の鹿島には多少の不安要素がある。というのも、8日の5回戦・ヴァンフォーレ甲府戦以降、彼らにはイベントが重なった。15日にはファンへの優勝報告会と祝賀会、17日にはJリーグアウォーズがあり、選手たちは普段と違った生活リズムを強いられたのだ。岩政大樹、田代有三、内田篤人の3人は18〜19日にかけて日本代表候補合宿に参加。一時的にチームを離れている。田代は代表での練習試合の出来に不満を感じたようで、かなり落ち込んでいる様子だった。
 こうした複数の要素が、チームに微妙な影響を与えないとも限らない。指揮官は「チーム状態は非常にいい。選手たちも意識をうまく切り替えて練習に集中してくれている」と心配していない様子だったが、明日の本番がやや気になるところではある。

 しかしながら、今現在、鹿島の主力メンバーにケガ人はいない。右足に違和感を訴えて先週のトレーニングを3日休んだ本山雅志も復帰し、Honda FC戦にはベストの陣容でのぞめそうだ。2日前のトレーニングでも、本山や小笠原満男、マルキーニョスといった中心選手たちが軽快にボールを蹴っていた。小笠原が「仙台では2年前に(大宮アルディージャに)負けて悔しい思いをしているし、今度は勝って喜びたい」と語るなど、チーム全体がこの一戦に強い意欲を示している。
 オズワルドオリヴェイラ監督もメンタル面の重要性を改めて説いていた。「今回は一発勝負だし、集中が途切れたらやられる。カテゴリーが下というのはあくまで理論上の話で、ピッチに立てば関係ない。相手には失うものが何もないのだ。けれども我々が負ければ代償は非常に大きい。この試合ではタイトルホルダーとしてのプライドを絶対に見せなければならない」と強調したのだ。そのためにも、まずはキッチリと先手を取りたい。

 気合十分の鹿島に対して、Honda FCはどう挑むのか。石橋眞和監督は「自分たちのサッカーがどれだけ通用するかを測るためにも全力でぶつかりたい。この一戦に賭けている」と真っ向勝負に挑むつもりだ。
 彼らの現状を簡単に紹介すると、今季はJFL前期が10位、後期が2位、通年では5位だった。石橋監督が今季から指揮を執り始めたため、シーズン当初は戦術などが噛み合っていない面もあったというが、時間の経過とともにチーム完成度は確実に上がっている。
 この天皇杯では、豊富な運動量を生かした高い位置からのプレスでジャイアントキリングを繰り返してきた。8日の5回戦・名古屋戦でも最後まで走り抜き、相手の運動量が落ちた終盤に2点を奪っている。「この名古屋戦の後半が今季のベストゲームだった」と石橋監督は手ごたえを感じているという。まさに上り調子の状態で、J1王者に立ち向かってくるのだ。

 Honda FCの基本布陣は4−4−2。オズワルドオリヴェイラ監督が「要注意選手は9番(新田純也)、11番(鈴木弘大)、19番(柴田潤一郎)」と言っているように、まずは強力2トップに注目しなければならない。新田は清水商業高出身で、小野伸二(浦和)の1つ先輩に当たる。高校時代は全国優勝の経験もあるストライカーだ。鈴木も国士舘大学時代からキラリと光る得点感覚を持っていたという。岩政ら鹿島の最終ラインとしては、まずこのFW陣を封じるところからスタートしなければならないだろう。
 2トップへラストパスを供給する右サイドの柴田、左サイドの土屋貴啓(16番)の動きもポイントになる。名古屋戦では土屋と鈴木が絡んで左サイドを徹底的に崩していた。内田と野沢拓也の右サイドは普段以上に守備意識を高める必要があるかもしれない。その他の選手たちも基本技術が高く、アマチュア集団といってもレベルが低いわけではない。
もともとHonda FCの前身・本田技研は実業団クラブの名門。Jリーグ発足前には、この名門から本田泰人ら数人が鹿島へ移籍してきている。彼らは古きよき伝統を今も受け継いでいるはず。そんな歴史を踏まえても、鹿島とHonda FCの一戦は興味深いといえる。

 明日のスタメンを予想すると、鹿島はGK曽ヶ端準、DF(右から)内田、岩政、大岩剛、新井場徹、ボランチ・小笠原、青木剛、2列目・野沢、本山、FWマルキーニョス、田代の4−4−2だろう。対するHonda FCはGK川口剛史、DFは右から堀切良輔、河住一仁、石井雅之、桶田龍。桶田は東京学芸大時代に岩政と同期だったという。MFは右から柴田、安部裕之、糸数昌太。土屋、FWに鈴木と新田が入ると見られる。
 22日の仙台の天気は曇り、気温は8度と見られる。寒い中での一戦となるが、できるだけ多くの方に観戦してもらいたい。

以上
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