1月26日(土)キリンチャレンジカップ2008 日本代表 vs チリ代表(19:10KICK OFF/国立)
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★岡田武史監督(日本代表)コメント
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★マルセロ・ビエルサ監督(チリ代表)コメント
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★日本代表選手コメント
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イビチャ・オシム前監督の急病に伴って、昨年12月に就任した岡田武史監督。日本代表は、明日26日のキリンチャレンジカップ・チリ戦(東京・国立競技場、19時10分キックオフ)でいよいよ新たなる一歩を踏み出す。この一戦は2008年最初の国際Aマッチであるとともに、2月6日の南アフリカ・ワールドカップ・アジア3次予選 初戦・タイ戦(埼玉)に向けた重要なテストマッチとなる。それだけに内容ある勝利がほしいところ。岡田監督がどんな布陣・メンバーを選択するのか。そして選手たちは指宿合宿で積み上げてきた「接近・展開・連続」の理論をピッチ上で確実に表現できるのか…。さまさまな意味で興味深いゲームになるのは間違いない。
9日間の指宿合宿を通じて25人に絞り込まれた選手たちは24日、東京に再集合し、チリ戦に向けた調整をスタートさせた。24日の国立競技場での練習は冒頭15分だけ報道陣に公開されたが、その後は完全クローズ。日本代表の非公開練習はフィリップ・トルシエ監督時代の2002年以来だ。岡田監督は情報漏れを警戒するとともに、選手たちの集中力を最大限に高めようと考えたのだろう。25日の公式練習は公開されたが、プレスのかけ方やボールを取る位置の確認、オールコートでの11対11などを実施。いい守備から素早い攻撃という「岡田イズム」の再徹底を図っていた。
用意周到な指揮官はチリへの警戒心を隠さない。というのも、チリ代表の指揮を執るのが、2002年日韓ワールドカップでアルゼンチン代表を率い、2004年アテネ五輪でも同国を優勝させている知将、マルセロ・ビエルサ監督だからだ。「ビエルサは我々のことを分析している。前から相当にプレスをかけてくるだろう」と苦戦を覚悟している様子だった。FIFAランクは日本の34位に対してチリが45位と下だが、決して弱くはないはず。今回のメンバーは18人中6人が20歳以下の若手だが、その分、モチベーションは高いといえる。彼らは20日に来日。寒さの厳しい福島・Jヴィレッジでじっくりと調整しており、コンディションは悪くないだろう。
ビエルサ監督自身、試合前日の会見で「最初に主導権を取るのが理想。前からプレスをかけてボールを取られてもすぐリカバリーするようなサッカーをしたい」と意欲的に語った。明日は4バックで戦うことも明言。4−2−1−3の布陣で挑んでくるようだ。
そんな相手に対し、日本代表は指宿合宿から取り組んでいる4−1−3−2の布陣で応じる模様だ。前日練習でも鈴木啓太(浦和)を1ボランチに据える形をテストしていた。どうやら明日はGK川口能活(磐田)、DF加地亮(G大阪)、中澤佑二(横浜FM)、阿部勇樹(浦和)、駒野友一(磐田)、ボランチ・鈴木、右MF山瀬功治(横浜FM)、左MF大久保嘉人(神戸)、トップ下・遠藤保仁(G大阪)、FW高原直泰(浦和)、巻誠一郎(千葉)の先発が有力視される。しかし、この中で流動的なのが、阿部と山瀬、大久保のところ。ゲーム形式の練習では、阿部に代わってU-23日本代表キャプテンの水本裕貴(G大阪)、山瀬に代わって中村憲剛(川崎F)、大久保に代わって山岸智(川崎F)が入っていた。明日のゲームは交代枠が通常より多い。最初のスタメンで行って、途中から後者のメンバーに代えることも考えられる。いずれにしても、オシムジャパンからの急激なメンバー変化はなさそうだ。
4−1−3−2で戦うに当たって、重要なポイントになるのが1ボランチへのサポートだ。22日の九州学生選抜戦でも、鈴木を経由するパス回しが止められ、そこでボールをカットされて逆襲を食らうパターンが繰り返された。周囲がいい形で彼をフォローしないと、この布陣は機能しない。遠藤も「攻撃から守備に回る時は特に気をつけないといけない。ボランチのところで一発で相手に抜けられないようにしたい」と注意すべき点を口にしていた。中盤が安定するか否か。そこがチリ戦の勝敗を大きく左右するだろう。
もう1つ、見逃せないのが「フィニッシュ」という最大のテーマである。まだコンディションが十分でない高原と前線で体を張れる巻のコンビは、岡田新体制になってからほとんど試していない。巻も「臨機応変にやっていくしかない」と話していた。とはいえ、2人は2006年ドイツ・ワールドカップ期間中も1ヶ月以上ともに練習しているし、昨夏のアジアカップ(ベトナムなど4カ国共催)でも2トップを組んだ経験がある。その経験を生かしたい。
彼らが貪欲にゴールへ向かうことが、チーム全体の得点力アップにつながるはずだ。指宿合宿でも「接近・展開・連続」の理論に縛られ、中盤でのボール回しにばかり気が行き、肝心のフィニッシュがおろそかになる傾向が強かった。今回のチリ戦では同じ轍を踏まないことだ。泥臭い形でもいいから、とにかく早い時間帯に1点が欲しいところだ。
「チリと戦うことで、今のチームがどのくらいの位置にいるかが分かる」と山岸も話していたが、この一戦は岡田ジャパンの完成度を確かめるいい機会になる。指揮官も「相手のことより自分たちのサッカーをしたい」と話しているだけに、真っ向勝負を仕掛けて課題と収穫を拾い出すことが肝要だ。まずは現時点でのベストの力を出し切るしかない。自信を持って南アワールドカップ予選に突入できるような「確固たる手ごたえ」を2008年初戦で我々に感じさせてもらいたい。
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【キリンチャレンジカップ2008 日本代表 vs チリ代表】プレビュー:岡田ジャパン初陣となる重要な一戦。若手主体のチリに内容ある勝利を収め、ワールドカップ・アジア3次予選へとつなげたい!(08.01.25)















