2月24日(日)パンパシフィックチャンピオンシップ決勝 G大阪 vs ヒューストン・ダイナモ (15:30KICK OFF/ハワイ・アロハスタジアム)
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G大阪が今季初の『タイトル』に王手をかけた、パンパシフィックチャンピオンシップ2008。思い起こせば昨年、初の公式戦となったゼロックススーパーカップで華々しく4-0と快勝し、好スタートを切ったことが、後の躍進に繋がったことを考えれば今大会でタイトルをものに出来るか否かは、ある意味、今季の明暗を占う大きなポイント。西野監督も「代表にいい影響を与えられて、チームとしてもタイトルを獲ることが出来れば、スムーズに入っていける。どういう内容であれ、そこを追求したい」と語気を強める。20日のロサンゼルス・ギャラクシー戦では、開始3分のFWバレーによるゴールを守り切り、勝利を引き寄せたが、決定力不足、攻守のバランス等についての課題が残ったのは事実。それをいかに改善しながら、再び『結果』を求めた戦いを展開できるかに注目が集まる。
対するヒューストン・ダイナモは、20日のシドニーFC戦に3-0で快勝。決勝へと駒を進めてきた。主軸となるのはシドニー戦でも1アシスト1ゴールの活躍をみせた司令塔、ドゥエイン・ デ・ロサリオ。パスセンス、ドリブル、シュート力と全ての攻撃的能力を兼ね備えた攻撃的MFで、今大会唯一のハワイ出身選手であるブライアン・チンや、シドニー戦で3点目を挙げたワンドロウスキーといった2トップをうまく活かしながら、自らも積極的にゴールを狙うことのできる選手だ。シドニーFCはこのロサリオを抑えきることが出来なかったことで大量失点を許す結果となったが、G大阪は同じ轍を踏むわけにはいかない。彼に送り込まれるボールをチームとして遮断していくことはもちろん、彼を自由に動かせることのないよう、MF明神を中心に、DFライン、中盤がうまく連携をとりあいながら攻撃の芽を摘み取ること。また、ボールを奪ってからの展開では、無闇にロングボールを送り込んむことは両者の体格差を考えれば有効とは思えない。ロサンゼルス・ギャラクシー戦の前半のように『ボールがよく走る人工芝』をうまく利用して、人とボールを動かしながらのG大阪らしいパスサッカーで相手の砦を切り崩したい。
先述したように、ヒューストン・ダイナモのブライアン・チンは、地元ハワイ出身選手とあって今大会でも人気が高く、注目選手の一人になっている。
「この12年間で初めてハワイでプレーできる。自分の友人や家族にもこの大会で初めて自分のプレーを生で見てもらえるんだ。プロになった時からいつかこんな日が来ると待ち望んでいたが、それが実現する」
これは大会を前にした彼のコメントだが、20日の試合では、そんな彼を応援しようと多数のファンがスタンドに集結。その人気を証明するかのように、64分で交代を告げられたブライアン・チンがピッチを後にする際にはスタンドから大きな拍手がわき起こった。すなわち、そうした彼に対する、あるいは地元チームに対する声援は、決勝戦ではより際立つはず。つまりG大阪にとってはロサンゼルス・ ギャラクシー戦以上に完全アウェイの戦いを強いられることになるだろう。その中でいかに結果に拘れるか。ゲームキャプテン山口は「僕らが完全アウェイなのは分かっていること。相手に物怖じせず、全力でぶつかっていくこと。ベストを尽くし、結果を手にしたい」と力強いコメントを残したがその言葉通りのプレーを体現できるか。すべては『結果』のために、また『ガンバ大阪』のプライドに懸けてーー。G大阪がハワイ遠征の最終日を勝利で締めくくり、パンパシフィック2008初代チャンピオンの栄冠を日本に持ち帰る。
以上
2008.02.23 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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