2月23日(土) 東アジアサッカー選手権2008 決勝大会
日本代表 1 - 1 韓国代表 (19:15/中国・重慶/29,000人)
得点者:15' ヨム・ギフン(韓国代表)、68' 山瀬 功治(日本代表)
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●岡田武史監督(日本代表):
「タイトルを目指してここに来ていたので、それが叶わず、残念に思っている。選手は自分たちの力をよく出してくれたが、前半はまだまだ甘さがあって詰めが甘く、守備でも甘さがあって失点してしまった。このへんはまだまだ我々の課題だと思っているが、長いキャンプを経て、ここまで頑張ってくれた選手には感謝したい」
Q:韓国戦で得たもの、この大会で得たものは? 選手交代のタイミングをどう考えていたのか?
「私はこの大会であろうが試合であろうが、人生において得られないものは何もないと考えている。具体的に何かというのは分からないが、経験していくことによって、いろんなものを得られると思う。選手交代のタイミングをどう思うかということも、私は正しいと思ってやっているので、それはみなさんが評価すればいいこと」
Q:日本は戦術レベルは高かった。しかしゲームを支配しながら韓国の精神的なパワーに劣っていたように思うが?
「おっしゃる通りだ。韓国が我々の1トップに対して、メンツを捨ててまでも3バックで守ってきた。それに対して、そんな簡単には勝てないとハーフタイムに少し言った。まだまだ甘さがあるし、そういうものはなくしていかないとけない。結果としては負けていない。我々には進歩の余地が残っている。そうポジティブにとらえている」
Q:甘さというのは具体的には?
「簡単に言えばボール際の強さ。足先でいくか、体ごとでいくとかというボール際の強さ。それから自分のマークが走っていっても簡単に離してしまう。相手がロングボール主体で、自分の頭を越えたボール、こぼれ球を全力で拾いにいく…など単純なことだ」
Q:安田の投入でリズムがよくなったが?
「中盤でパスはつながったが、最後のところでどうしても枚数が少なかった。安田には田代の近くで2列目から入るように言った。よりトップの近くに人を置きたかったということだ」
以上
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