3月1日(土)ゼロックススーパーカップ 鹿島 vs 広島(13:35KICK OFF/国立)
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J2のチームとして初めてゼロックス・スーパーカップの舞台に立つ。確かに誇らしいことではあるが、一方で広島にとって「J2のチームとして史上初」という冠は、屈辱的だろう。しかし、それがまごうことなき現実。
「ゼロックス・スーパーカップでは、昨年のJ1チャンプ=鹿島と闘う。光栄ではあるが、我々が闘うべき舞台はJ2であることを認識しなければならない」
ペトロヴィッチ監督は、胸に迫り来る悔しさを押し隠し、そう語った。
しかし一方で、こういう想いもある。
「天皇杯の決勝で負けた試合を、思い出します。あの時は勢いに乗って国立までたどり着いたけれど、鹿島にはそれだけでは勝てなかった。あのチームに勝とうと思えば、きれいなサッカーではダメ。闘わないといけない。でもそれは、J2の闘いにもつながっていく」
J2戦線の経験者・森崎浩司の言葉である。
いずれにしても、広島は挑戦者である。しかし一方で、「傷だらけのチャレンジャー」でもある。今日、キャンプ地の宮崎で行われた練習は、昨日の大分との練習試合など蓄積された疲労が考慮され、パス回しとストレッチのみ約1時間で終了。午後の練習はキャンセルされた。そのチーム練習にも、盛田剛平・高柳一誠は参加せず別メニュー。柏木陽介もグラウンドには姿を見せたものの、ストレッチを軽くやっただけ。森崎和幸はまだヨーロッパにいる。昨年の天皇杯における快進撃を支えた4選手がいないのは、広島にとっては本当に痛い。「特に、天皇杯とこのキャンプでの守備面を比較して考えると、森崎和と盛田の存在は大きい」とペトロヴィッチ監督の言葉を、重く受け止めないといけない。
キャンプでは盛田の代役として森脇良太を起用、彼はアグレッシブな攻守でアピールしてくれたが、高さとフィードの面で物足りなさが残る。本来なら盛田とポジションを争うはずのダバツが、昨年は左膝前十字じん帯断裂の大けが、さらに今年のはじめに左肘脱臼と負傷禍に見舞われてしまい、出遅れたのも痛い。また、森崎和の代わりにボランチを務めてきた高柳は素晴らしいプレーを見せていたが、彼もここにきて足を負傷、ゼロックス杯の出場は難しい。青山敏弘が復帰してきたが、彼もまた試合感覚を取り戻しているとは言いがたい。少しずつコンディションをあげてきた久保竜彦も、右足に違和感を感じて大分戦を回避した。現在、ペトロヴィッチ監督は選手の選択肢を持ち得ず、ギリギリのメンバーで鹿島に挑まないといけないのが、現実だ。
明日以降も、トップチームは宮崎で試合に向けた調整を行い、そして東京へと向かう。この2日間で高柳や久保、ダバツのコンディションがあがってくるのか。新外国人・ユキッチのコンディションはどうなのか。ギリギリまで模索は続くだろう。
以上
2008.02.27 Reported by 中野和也
J’s GOALニュース
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