今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第7節 磐田 vs 大分】レポート:お互いに最後まで攻め合ったものの、両チームとも勝利をつかめず。(08.04.20)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月20日(日) 2008 J1リーグ戦 第7節
磐田 1 - 1 大分 (14:04/ヤマハ/11,229人)
得点者:17' ホベルト(大分)、54' 萬代宏樹(磐田)

----------
 前半は大分、後半は磐田のゲーム。どちらも何とか勝利が欲しかったが、どちらも勝点3を取りきれなかったという思いが強く残った。

 攻撃の核である西が出場停止の磐田は、成岡がこれまでの左サイドではなくトップ下に入り、上田が左アウトサイド。注目されたボランチにはルーキーの山本が抜擢され、河村とコンビを組んだ。対する大分は、ウェズレイがケガで欠場し、高松のパートナーには松橋が入った。
 立ち上がりは、とくにどちらが優位ということはなかった。磐田のほうも特別動きが悪かったわけではなく、お互いに中盤をコンパクトにして、初めから激しいボールの奪い合いを見せた。だが、17分に大分がセットプレーで先制点を奪ったことで流れが大きく変わってくる。このゴール自体は、金崎のFKが右ポストに当たり、跳ね返りをホベルトが頭で押し込んだもので、しかたない部分もある失点だったが、その後、磐田の選手たちの動きが消極的になってしまう。
 「相手のマンマークに対して動きが起きなかった」と内山監督が嘆いたように、人に対するマークを徹底させる大分に対して、それを引きはがす動きが乏しく、パスの出しどころがない状況。無理に前線にパスを出しても、動きが止まっているところへ大分の厳しい寄せを受けてボールを奪われてしまう。そのため、攻撃のゾーンに良い形でボールが入る場面が非常に少なくなり、前半のシュート数は3本だけ。磐田としてはまったくホームらしくない戦いになってしまった。
 一方、大分は、守備では狙い通りの戦いができ、そこでボールを奪ってからの速い攻撃でたびたび磐田ゴールを脅かし、大分らしいサッカーを展開。ただ、28分に鈴木の左クロスから高松が決定的なヘディングを放つがGK正面。スタメン11人のうち8人が180cm以上という高さの優位(磐田は4人)を生かし、セットプレーでも良い形を何度か作ったが、自分たちのペースのうちに追加点を奪えなかったことが、勝ちきれない一因となった。

 後半は、内山監督がハーフタイムで選手たちにハッパをかけると同時に、成岡に代えて中山を投入し、ジウシーニョをトップ下に移すというテコ入れを行なった。これで気合いを入れ直した磐田の選手たちは、中山やジウシーニョのはっきりした動きにも引っ張られて、全体的に動きの質と量を高めた。それに対して大分は、「気持ちが緩んでボーッと入ってしまった」(深谷)という関係になり、試合の流れが大きく変わっていく。
 そして後半9分、左サイドに流れてボールを受けたジウシーニョからゴール左にタイミング良く飛び込んだ上田にパスが通り、その折り返しから萬代が左ポストぎりぎりに決めて、同点ゴールをゲット。これが磐田にとってはホームゲームでの500点目。記念のゴールは、磐田らしいきれいなゴールとなり、選手たちは大いに勢いを増した。
 これで大分も目を覚まし、より攻撃的な姿勢を見せたが、一度磐田に傾いた流れはなかなか変わらない。17分に山本に代えて投入された犬塚も、ボランチの位置から積極的な攻撃参加を見せ、チームを活性化させた。
 そんな中、両チームともチャンスは何度か作った。大分のほうは、21分の鈴木のFKが右ポストに当たり(前半6分にも鈴木のFKはバーに当たった)、若い金崎も積極的にシュートを放つ。磐田のほうも、駒野が遠めからでも積極的にシュートを狙い、37分には駒野の右クロスからファーの中山のヘディングが枠をとらえるが、これもゴールならず。お互いに最後まで勝利をあきらめることなく攻め合い、磐田スタジアムは大いに盛り上がったが、結局どちらも2点目が奪えず、磐田は(リーグ戦で)3試合ぶりの、大分は5試合ぶりの勝利をつかみきれなかった。

 磐田は前半の動き、大分は後半の入り方に課題を残したが、良い材料もお互いに見られたゲーム。1週間後の次節に向けて、いかに反省点を修正し、良い部分を伸ばしていくか。その成果として次こそ勝点3を取ることができれば、今日の勝点1は意味のあるものになるだろう。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着