今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第8節 大分 vs 横浜FM】レポート:去年、横浜FMに5-0、3-0の大敗の屈辱を味わった大分。深谷のゴールでリベンジを果たす。(08.04.27)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月26日(土) 2008 J1リーグ戦 第8節
大分 1 - 0 横浜FM (14:05/九石ド/16,433人)
得点者:31' 深谷友基(大分)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -

----------
大分が6試合ぶりに勝ち星を手にした。勝利の立役者は、DF深谷友基。前半31分、ハーフウェーライン付近からパスカットした深谷は、そのままドリブル突破。「パスを出して相手に取られるより、シュートで終わった方がいいかなと思った」という深谷。パスの出しどころがないと判断すると、冷静に右足で振りぬいた。強烈なミドルシュートに横浜FM・GK榎本哲也も間に合わず、ゴールネット左隅に鋭く突き刺さった。これまでヤマザキナビスコカップを含め深谷が先制点を決めた3試合は全て勝利するというジンクスもある。ヘディングを得意としているが、足元での意外なゴールに、「今まで足元でのゴールはなかったので、自分でもビックリしています。もう今後はないと思います」と本人も驚きを隠せない様子。前回のホーム・川崎F戦でJ通算100試合のセレモニーがあり愛妻から花束贈呈を受けたにもかかわらず、その試合は2度の警告を受け退場処分に。チームメイトに申し訳ないという気持で一杯だった。その気持ちがゴールにも表れた。同じDFの森重真人も、「深谷さんのドリブルで上がっていくシーンには違和感があった。試合前、絶対に点を決めると言っていたので、その通りになりました」と喜んだ。

一方の横浜FMは、立ち上がりからペースをつかめなかった。「今シーズンの中で一番悪い試合だった。大分の気持ちに圧倒されてか、ボールが繋げず、リズムに乗れなかった」と桑原隆監督は負け試合をこう振り返った。ボール支配はしているものの、連携はどこかちぐはぐ。試合を通してのショート数も、大分の4本に対して、横浜FMは倍以上の9本と攻めてはいるものの、決定的なチャンスをものにできなかった。一点ビハインドのまま後半に入り、立ち上がりから怒涛の攻めを見せたが、大分も体を張った必死の守備で、深谷の1点を守り抜いた。MF松田直樹も「気持ちで負けたと言われるのが一番悔しい」とがっくりと肩を落として語ったが、確かに戦力的には圧倒的に横浜FMの方が上だった。しかも大分はエースのFWウェズレイ、高松大樹をケガで欠き、緊急事態とも言われた苦しい台所事情で挑まなければならず、まさに気持ちで勝ったと言えるような試合だった。

特に、GK西川周作にとってはこの横浜FM戦は特別な思い入れがあったという。「僕がプロとしてデビューしたのも、横浜FM戦だし、去年は5-0で大敗してプロとしての初めての大きな屈辱を味わった。だから今日の試合はリベンジするという気持ちで戦った」と語った。去年、大分はアウェーで5-0で負けただけでなく、ホームでも3-0で負けている。この悔しさを忘れないためにも、監督、選手はもちろんだが、クラブも一丸となって戦った。去年の後半戦、チームが低迷していた時、「リベンジ16」という企画をたて、J1残留のために踏ん張りを見せたが、そのシンボルキャラクターのリッジー君が、今回も登場し、試合当日だけでなく、前日練習にもサプライズで登場し、選手たちを鼓舞した。去年は去年。過去のことを振り返っても仕方がないという考え方のクラブ、指揮官もいるが、大分はそういう苦い過去に蓋をせず、返ってそれをバネにして、チーム、クラブ、サポーターが一丸となって戦っていくというチームだ。横浜FM戦は、その気持ちが十分に表れた試合内容だった。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着