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【J2:第10節 水戸 vs 岐阜】プレビュー:得点も失点も多い両チームの対戦。あえて、引き締まったゲームになることに期待したい。(08.04.29)

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4月29日(火)J2 第10節 水戸 vs 岐阜(13:00KICK OFF/笠松
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2004年に水戸の強化部長に就任以来、チーム強化はもちろん、市民クラブ成就のためにありったけの情熱をクラブのために注ぎ、水戸ホーリーホックの礎を築いた功労者である鬼塚忠久強化部長が25日をもって退任された。今の水戸ホーリーホックは“鬼さん”の力なくしてはあり得なかったことは間違いない。そして、今季、水戸が質の高いサッカーを繰り広げることができているのも“鬼さん”がビジョンあるチーム作りをしてきたからこそ。限られた資金のなかで無名ながらも実力派の選手を集め、才能を開花させてきた。選手たちも“鬼さん”に対して絶大な信頼を寄せており、今季の契約時には「鬼塚さんがいてくれるなら」ということで契約を交わした選手は1人や2人ではない。それだけ水戸ホーリーホックにとって“鬼さん”の存在は大きなものであった。

それだけに今回の決定が選手たちに与えた影響は小さくないはず。だが、“鬼さん”が集めてきた選手たちはそんなことで下を向くような選手ではない。こういう状況だからこそ、強くたくましく戦うことが“鬼さん”に向けての餞(はなむけ)となるのである。いつも通りのアクションサッカーで勝利をプレゼントしなければならない。

前節仙台戦は壮絶な打ち合いとなり、3-3のドロー。2度のビハインドを追いつく精神力の強さを見せた。3失点を喫した守備の課題は相変わらずだが、3点を取った攻撃性を評価したい。それができたのも前々節の敗戦があったからである。第8節徳島戦では水戸はラインを下げ、そしてロングボールに頼るという今季目指すサッカーとは正反対のサッカーを繰り広げてしまった。そんな悪い負け方を木山隆之監督は「逆に自分たちにやるべきことを確認できた」とポジティブに捉えた。それにより、チームに積極性が蘇り、前節のアクションサッカーにつながったのである。長いシーズン、1つ1つの戦いを次に生かすことでチームは進歩していく。水戸の前進が見られた試合であった。

水戸にとって今節は次の一歩を踏み出すために絶対に勝ちたい一戦だ。ただ、これまで以上に難しい試合になることは間違いない。対戦相手の岐阜は水戸と同様、攻撃重視のサッカーで、得点も多いが、失点も多いチームである。だが、吉村光示や梅田高志、川島眞也など経験豊富な選手がチームを引き締めており、状況に応じた戦いは水戸よりも上。そして、なんと言っても片桐淳至と片山真人の強力2トップの存在が大きい。2人とも決定力に長けるだけでなく、片桐は足元の技術が高く、片山はポストプレーが巧みで、その2人にボールがおさまることで攻撃に人数をかけられるようになっている。スピードのある高木和正、運動量豊富なボランチ菅和範が2トップにうまく絡み、厚みのある攻撃を繰り出せているのだ。そうした確かな技術と戦術にチームは支えられており、ここまでの好成績は決してフロックではない。また、第7節福岡戦では5分間で4得点を挙げるなど畳み掛ける爆発力も兼ね備えている。水戸が隙を見せるようだと岐阜の大量得点もあり得るだろう。

ただ、岐阜にとっては正念場である。今季初の連敗を喫し、調子は下降気味。また、中2日でのアウェイ連戦という厳しい日程が追い討ちをかける。こうした苦しい状況のなかで力を発揮することができるか。岐阜の真価が問われる一戦となることだろう。これまでの快進撃が『春の珍事』ではないことを証明したい。

攻高守低、そして終盤にもろさを見せるという特徴が似ているチーム同士の対戦。それだけに打ち合いの展開や終盤の逆転劇という展開になることが予想されるが、あえて、違う展開になることに期待したい。ともに課題ははっきりしており、中2日での試合でも修正して試合に臨んでもらいたい。互いにクローズした守備組織を保ちながら、相手の守備を崩してゴールする。そんな一進一退の攻防を制したときにチームは一歩前進することとなる。攻撃性を失わずに守備意識を保つこと。それが勝利のポイントとなるだろう。

以上

2008.04.28 Reported by 佐藤拓也
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