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【J2:第10節 熊本 vs 甲府】プレビュー:3連敗を避けたい熊本が迎える相手は、波に乗って来た甲府。いい内容で、結果をだすことができるか。(08.04.29)

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4月29日(火)J2 第10節 熊本 vs 甲府(14:00KICK OFF/熊本
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前節のレポートでは、正直、少し誉めすぎたのではないかと感じている。内容が良かったとはいえ、結果は結果。長い目で見るべきという気持ちが前提にあっても、プロチームとしてリーグ戦を戦う以上は結果を出してもらわなければ、見る側にストレスが溜まるだけでなく、チームへのサポート(スポンサーや観客動員etc.)そのものの熱が冷める恐れも決してないとは言い切れないのが、熊本の実情でもある。大敗での連敗ならば諦めもつくが、“いい試合”をしながらも“残念な”結果に終わっているから、余計に厄介なのだ。もちろん、こうしたことを最も強く感じているのは現場の選手たちだろうから、杞憂だとは思うのだが。

「内容的にはいいゲームができて良かったと思います。ウチは相手の隙に点が取れなかったけれど、向こうはやっぱり、その一瞬の隙をモノにした。その意味では現時点でやはりJ1でやってきたチームとのレベルの違いがある。チームとしては今日のようなゲームを次もやれればベストだということ。大事なのは、これを一年やり続けられるかだと思います」
試合後の会見で池谷友良監督も話したように、ほんの少しの差が結果を左右しているということは、これまで2点以上失ったゲームがないことからも察する事ができる。だが、その“わずかな差”を埋めるためには、気持ちだけが充実していればいいかと言えばそんなことはなく、一瞬の隙をモノにする勝負強さや、決めるべきところを決めるしたたかさといった要素が必要になってくる。つまり具体的に言えば、判断からプレーまでの一連のスピードアップ、局面局面での正確なボールコントロールと、それをもたらす落ち着き、さらにはその土台となるフィジカルの強さ、そして、フィニッシュに持ち込むゴール前でのイマジネーションやアイデアの共有…、といったところか。

当然、これは短期間で身に付くものではないから、果実を収穫するまで、信じた道を地道に歩み続けるほかない。個の能力、組織としての連係も然りだ。

一方、勝った方の広島の選手からは、「いいゲームをして勝つのがベストだけれど、そう簡単にはいかない」(佐藤寿人)、「自分たちのサッカーをさせてもらえる試合はそうそうないので、戦う姿勢で上回らないといけない」(森崎和幸)との言葉が聞かれた。ほんの数ヶ月前に昨シーズンのJ1リーグ王者を下してカップを掲げたチームは、結果を出した上で、内容を突き詰めているのだ。その段階まで来ると、技術や体力のもうひとつ上のところで再び、気持ち次第で結果が左右される事になるのだろう。

そう考えると、熊本にとって先はまだまだ長い。

さて、中2日でホームに迎える相手は、その広島を狙い通りのプランで下しようやく波に乗って来た甲府。大木前監督のスタイルを受け継ぎコンパクトにパスを繋ぎながら崩すスタイルで、こちらも広島同様、1年でのJ1復帰を目指す。前節は、熊本が開幕戦で敗れた愛媛に1-0と辛勝だったが、小気味良いリズムでパスを繋ぎ主導権を握った。

積極的なプレスを指向する熊本にしてみれば、安易に寄せれば早めにはたかれ、ゲームの流れをひっくり返されたいくつかの試合と同じように、後手に回る事になるだろう。しっかりとバランスを保って「我慢する」こと、そしてセーフティに、中途半端な事をしないようにしたい。攻撃では、高めのラインの裏のスペースをどれだけ有効に使えるか、そして単調なクロスに終始しない工夫を、選手それぞれがトライできるかどうかだ。広島の緩急に比べて速さが際立つ甲府に対し、「走り負けない」という気持ちも、もちろん勝敗を左右するひとつの要素。

良い試合を見たいが、そろそろ結果も欲しい。と言っては欲張りだろうか。そんなことはない。欲がなければ、決してこの舞台まで来ていなかったのだから。

以上

2008.04.28 Reported by 井芹貴志
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