4月27日(日) 2008 J1リーグ戦 第8節
大宮 1 - 1 鹿島 (16:00/NACK/13,072人)
得点者:27' 興梠慎三(鹿島)、75' 小林慶行(大宮)
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昨季までであれば、十分に合格点、「勝ちたかった」などと言い、厳しい反省の言葉などを口にしながらもどことなく笑みのこぼれていたであろう試合内容だった。だが、今季は違う。見せた試合も昨季王者・鹿島相手に、追いついてのドロー。選手たちは、「勝たねばならなかった」「(同じくドローに終わった)浦和戦と併せて勝点4を手に入れられたのに」などと話す。「勝たなあかん試合だった」と記者会見の冒頭から話した樋口監督自らが、試合直後のロッカールームで選手たちを叱咤していたのだ。「勝ちきれなかった。そこをまず認識しよう」指揮官が見事に引き締めるチームは好ゲームにも浮かれることなく、勝ちきれなかった試合をかみ締めながらスタジアムを後にしていた。
とはいえ前半は苦しんだ。「突き詰めるとしたら前半の戦い方」と小林慶行も話すように、想定外の相手の出方への対処に苦しんだ。ベンチから試合状況を見ていた藤本主税には「鹿島は前半で試合を決めようとしているように見えた」というくらいスピードあるプレスを見せる。ボールを奪っては、大宮の高めのディフェンスラインを理解したうえでロングボールを放り込んでくる。「数試合前に比べ改善している」(斉藤雅人)とはいえ予想外のロングボールの多用への対処に追われることになった。
それでも、デニス マルケスがゴール前でフリーになり迎えた決定機は2回。他にもチャンスがなかったわけではなく、シュート数を見ると鹿島の3に対し大宮は9。それだけに悔しさにつながるのだ。
前半27分には、中盤でプレスをかけられたところからのバックパスを狙われ先に失点しまった。
そして迎えたハーフタイム。「プレスを恐れるな。自分たちのサッカーをしよう。最初のパスを大切にしよう」と樋口監督。後半は、4/23に北京でACLを戦ったばかりの鹿島の選手たちの体力が落ちてくることも見越し、勝ちにいこうという趣旨の話もしているという。
実際、後半に入るとペースは大宮が握るようになる。「前半にきつかったプレスを、後半は感じなかった」(吉原宏太)というように、相手の体力が落ちてきたことが一因ではある。ただハーフタイムを機にまとまり直したチームは、王者を恐れることなく戦った。
75分には右サイドでの小林大悟のフリーキックをレアンドロが折り返し、最後は小林慶行が頭で押し込んだ。「あそこにいれば誰でも決められた」と事もなげに話した。
ただ、その後は猛攻をしかける時間帯を迎えるも追加点を奪えなかったことは、大宮にしてみれば悔やまれること。やはり、あれだけ攻めていれば追加点が欲しかったと思うのは自然なことだ。特にペドロ ジュニオールを投入してからの2トップは機能し、スピード、キープ力ともに相手の脅威になっていた。これまでデニス マルケス、ペドロ ジュニオールの2トップが機能することが少なかっただけに収穫ともなった。それだけに…ということでもある。
冒頭に掲げた樋口監督の会見でのコメント「勝たなあかん」という関西弁が物語るように、率直に悔しさの残る試合となった。
悔しさは残る。だが、スタンドは湧きに湧いた。そしてスタジアムから大宮駅までの道中、試合が終わってしばらくたっているにもかかわらずその余韻が感じられた。アルディージャサポーターらしき方々の楽しげな声がバーから漏れてくる。こんな光景に出くわすことは、これまでなかったので正直いって驚いた。徐々にではあるが大宮は進化している、そう実感できる一日だった。強豪との3連戦は次節・G大阪戦(4/30@万博)まで続く。厳しい日程ではあるが次こそ勝利をつかむべくチームは進んでいく。
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