4月29日(火)J1 第9節 磐田 vs 京都(14:00KICK OFF/ヤマハ)
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恒例の ゴールデンウィーク連戦の2試合目。ホームの磐田としてはさらに良い流れをつかむために、逆に京都としては悪い流れにはまらないために、しっかりとしたプレーをしなければならないゲームとなる。
今季はまだヤマハスタジアムでの勝利がない磐田。だが、公式戦5試合ぶりの勝利となった土曜日の千葉戦は、チームにとって収穫の多いゲームだった。西がケガと出場停止から復帰して上田が本来のボランチでプレーできるようになり、左サイドの村井もケガから復帰。これで中盤でのキープ力がかなり高まって、中盤でボールを落ち着かせて前線が動き出せる時間を作り、縦パスもよく入るようになった。そのため、サイドからの攻撃も機能し、千葉戦のシュート数は21本と非常に多くなった。
磐田の課題のひと つに、「前半から自分たちのサッカーをしてペースを握っていく試合運び」(田中)という部分もあるが、その点も千葉 戦ではかなり改善された。相手のスーパーゴールで先制された後も、落ち込むことも慌てることもなく、自分たちのペースを作っていって逆転に結びつけた。
ただ、このチームは、ひとつ良い試合をするとホッとして緩んでしまうこともよ くあるので、中2日で迎える京都戦に、どれだけ集中した入り方ができるかという部分にも注目したい。
また、千葉戦で2得点を決めたジウシーニョは、これで得点ランキングの1位タイ(5ゴール)に浮上。しかも、彼は前線で待っていてゴール前だけで仕事をするタイプのFWではない。非常に運動量が豊富で、組み立てにも積極的に絡むし、守備でも本当に献身的。ボールを持ちすぎることなく、味方を生かそうという意識も高い。磐田としては、本当に久しぶりに「当たり」の外国人FWを獲得したという印象だ。
彼のプレーでもうひとつ楽しみなのは、身長168cmと小柄ながら非常にヘディングが強いこと。とくに首の強さが印象的で(首の太さにも要注目)、ヘディングシュートのスピードはチームで1、2を争うほど速く、精度も高い。ここまでの5得点のうち2点がヘディングによるものだが、どちらもそうした彼の特徴がよく表われたゴールだった。
単純な高さの勝負では勝てないが、持ち前のスピードと運動量を生かしてDFのマークを外すのはうまいので、磐田の武器である両サイドからの精度の高いクロスを生かす存在としても、大いに注目したい選手だ。
一方、京都のほうは、1年でJ1に復帰して、6節までは3勝2分1敗の5位という順調なスタートを切っていた。だが、ここに来て退場者が続出し、7節・新潟戦と8節・浦和戦に無得点で2連敗。前節でも田原が退場になって浦和に大敗(0-4)を喫し、今節はその田原が出場停止。エースのパウリーニョがケガによる長期離脱中で、アタリバもあと1試合出場停止となっており、攻撃陣の構成が苦しくなっている。この苦境を、一度も勝ったことのないヤマハスタジアム(0勝1分7敗)でどう乗り切るかというのが、この試合での最大のテーマとなるだろう。
もちろん、全員で守って全員で攻めるというスタイルは変わら ないし、11人で戦っているうちは、とくにサッカーの内容が悪くなっているわけではない。したがって、苦しい状況をバ ネに選手たちがいつも以上に力を発揮すれば、アウェイで勝点3を奪うことも十分に可能なはずだ。
逆に磐田として は、京都の選手たちに「いける」という自信を与えないためにも、立ち上がりから試合の主導権を握ることが大事になるだろう。磐田がヤマハスタジアムでの今季初勝利を挙げるのか、京都が鬼門のスタジアムで初勝利を挙げるのか。どちら にとっても、それは勝点3以上の価値がある勝利となるはずだ。
以上
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