今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第13節 福岡 vs 広島】リトバルスキー監督(福岡)記者会見コメント(08.05.11)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
5月11日(日) 2008 J2リーグ戦 第13節
福岡 0 - 3 広島 (13:03/レベスタ/9,217人)
得点者:29' 森崎浩司(広島)、72' 森脇良太(広島)、81' 森崎浩司(広島)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -

----------

●リトバルスキー監督(福岡):
Q:試合を振り返って。
「サンフレッチェといういいチームと、我々は苦しい状況の中で戦ったわけですが、こういう結果になってしまいました。今日の試合の勝敗を分けた要因は、攻守においてペナルティエリア内での違いでした。その部分で相手が我々を上回ったということだと思います。選手たちは必死に流れを変えようとして、3バックのシステムでコンパクトに試合を進めていたんですけれど、自分たちが置かれている状況の影響からか、前半は少し硬かったところもあったように見えました。そんな中、サンフレッチェに前半のうちにいい形から1点を取られてしまったので、後半は我々は攻撃的にプレーしなければならなくなりました。

後半に入って、大久保、黒部と2回の決定機があり、それが決まっていればという思いがありますが、その後にセットプレーから2失点目を喫してしまいました。その後、マイクをいれて、サイドを突破してからマイクをターゲットにクロスを上げようと指示しましたが、彼が入ったことで、ダイアゴナルなロングボールが多くなってしまいました。3失点目は我々の右サイドを突破されたものですが、このシーンは、ペナルティエリア内での力の差を見せられたものでした。

次の横浜FC戦には、久藤清一、マーク・ルダンらが復帰してくれることを望んでいますが、彼らがチームに合流することで、チームにいい影響が生まれることを期待しています。それと、鈴木惇選手は1点ビハインドという状況があったため、田中佑昌選手と交代させましたが、決して彼が悪いプレーをしていたということではないし、その時点照りの状況で代えざるを得ませんでした」

Q:1失点目は仕掛けてきた相手を誰もマークをしなかったことがきっかけになり、2点目はセットプレーからぺナの中央の選手をフリーにし、3点目は人数が足りているのに簡単に突破されてからの失点でした。いつもと同じような失点パターンですが、どうやって改善していこうとお考えですか?
「1点目は、相手が仕掛けてきたときにリアクションが遅くて付いていけなかったことが失点につながったもので、もっと早くリアクション出来るようにしなくてはいけません。セットプレーに関しては、マンマークの相手は決まっていますが、ゲームの中でわずかな気の緩みを突かれて失点をしてしまっているので、我々が出来ることは、練習の中で、繰り返し、繰り返し、集中力を維持しながら対応できるようにするということです。3点目に関しては十分に人は足りていたんですけれども、1対1の局面で相手が我々を交わしたことで生まれたゴールでした。1対1の局面だけを見れば相手が上回っていたということです。しかし、カバーリングについては修正しなければならない部分があると思います。1対1の場面を作られても、周りの選手が助け合って守るということをしなければなりません。グループとして守備をしなくてはいけません。たとえば、前半の山形辰徳選手のようにカバーリングをしっかりとして周りの選手を助けていましたが、そういうことが必要です」

Q:今日は3バックで臨みましたが、上手くいったとお考えですか?
「今の状況と、結果を出さなければいけないということを考え、選手と話し合ったのですが、選手たちは3バックの方がやりやすいということでしたので、選手たちがやりやすい環境を作らなければいけないということで3バックで臨みました。サンフレッチェはいいチームですし、リズム感のあるやりづらい相手ですから、それも3バックに変えた理由でもありますが、システムをまた戻すという意図はなく、今後は3バックを続けていくつもりです。サンフレッチェ戦は準備期間が4日間しかありませんでしたが、今後、続けていくことでいい結果が出せるようになることを望んでいます」

Q:今日を含めて3試合で今後のことを決めるという中で、厳しい結果になってしまいましたが。
「私自身は最善を尽くしていつつもりです。厳しい状況の中で、いかにいい形でチームをピッチに送り出そうかということしか考えていません。それはこれからも変わりません。その結果を見て社長が判断を下すと思います」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着