5月25日(日)ヤマザキナビスコカップ 大宮 vs 大分(14:00KICK OFF/NACK)
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予選リーグ3戦を終え2分1敗、グループ4位の大宮だが、もちろんまだタイトルを諦めたわけではない。ミーティングでも樋口靖洋監督が「上を狙う」と改めて目標を明確にしたことで、チームは再び士気を高めている。
今季、樋口監督が就任して大宮のサッカーはカウンターからアクションへと激変した。
開幕から約3ヶ月が経ったが、自分たちから仕掛け、イニシアチブをとりながらゲームを進めていくという方向性はだいぶ浸透し、やっている選手も見ているサポーターも楽しめる攻撃的サッカーを展開している部分はあるが、一方で課題も出てきていることは確かだ。
特にここ数試合で直面しているのが、試合の入り方の問題だと監督はじめ選手たちも口々に話す。「パスをつなごうというコンセプトに固執しすぎて余計なミスでボールを失い、攻められ失点するパターンが続いてしまっている」(樋口監督)。パスをつないで主導権を握るはずが、先に失点してしまうとただボールを回しているだけになり、リスクを負った攻撃ができなくなるという悪循環に陥ってしまうという。DF波戸康広も「状況によっては考え方を変え、ボールを奪ったら素早く前に入れるなど、頭をうまく切り替えて対応する必要がある」と話す。球際に激しく来るであろう大分に対し、立ち上がりからどのようにして自分たちに主導権を持ち込むか。大きなポイントとなりそうだ。
ここにきて大宮にとって大きいのは、ケガで離脱していた選手が続々と戻ってきていることである。特に内田智也、佐伯直哉らの復帰で中盤の層はさらに厚くなり、「逆に誰を使うか迷う」と監督も嬉しい悲鳴を上げるほどだ。
23日(木)に行われた紅白戦でも、ボランチ、サイドとさまざまな組み合わせが試され、どのコンビネーションも及第点だったようだ。
あまりフィットしなかったとはいえ、リーグ戦前節の川崎Fでもみられた藤本主税のFW起用もオプションの1つとして重宝しており、状況に応じて戦い方を全く変える、指揮官の思い切った交代にも注目してみたい。
対する大分は、U−23日本代表選手のためGK西川周作、DF森重真人と守備の要2人を欠いて戦うことになる。だが、一見アドバンテージに思えるこの状況にも、大宮は「大分はやりくり上手のイメージ」とし、まるでプラスに捉えていない。さらに波戸らDF陣は「代わって入る選手にとってはチャンスのはず。必死に闘って来るだろうし、情報もないだけに逆にやりづらい」と、強い危機感すら感じているという。シャムスカ監督がどのような選手起用をしてくるのかにも大きな注目が集まりそうだ。
大分の強みは何といっても守備力だろう。リーグ戦13試合で11失点は、首位・浦和と並んで堂々のリーグトップの少なさを誇る。
前述の通りGK西川とセンターバック森重が抜けるが、DF深谷友基、上本大海、中盤でもホベルト、小林亮ら守備力に長けた選手は豊富なため、大崩れすることはなさそうである。
得点力ある大宮の攻撃陣をどこまで食い止めることができるのかが、この試合の見どころとなるに違いない。
また、小林亮といえば大宮の慶行は実兄だ。兄弟対決も非常に楽しみである。
今季リーグ戦ではすでに対戦しており(4月5日: /jsgoal_archive/result/2008/0405/20080100010120080405_detail.html )、大宮が2−0で勝利している。しかし、FW吉原宏太は「同じチームに勝ち続けることは難しいこと」と襟元を正す。
「まだ2連勝しかしていないので、3連勝できれば何かが動くはず」DF村山祐介もヤマザキナビスコカップの3連戦にチームの今後をかける。
波戸、吉原ら経験者が「サポーターのためにも、個人的にも久しぶりに出たい」と口をそろえる決勝トーナメント進出へ向け、目指すは3戦全勝だ。
以上
2008.05.24 Reported by 上岡真里江
J’s GOALニュース
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