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【ヤマザキナビスコカップ 札幌 vs 千葉】レポート:同様の戦術を用いるチーム同士の真っ向勝負は千葉に軍配。敵地で札幌を下しCグループ首位をキープ!(08.05.25)

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5月25日(日) 2008 ヤマザキナビスコカップ
札幌 1 - 2 千葉 (14:01/函館/5,297人)
得点者:21' 新居辰基(千葉)、37' 平岡康裕(札幌)、46' 新居辰基(千葉)
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「同じようなスタイルのチームだというのは試合前からわかっていた」。試合後、このように話していたは千葉の下村東美。直近の試合(リーグ戦13節・対大分)ではレイナウドをワントップに、斉藤大輔を最終ラインと中盤との間に配する4-1-4-1のシステムで完封勝利を果たしているが、この試合ではDF、MF、FWがフラットに並んでしっかりと守備のブロックを形成する4-4-2でスタート。そして言うまでもなくこのスタイルは札幌と同様のもの。ディテールには多少の違いはあれど、この試合では同じ戦術のチーム同士がグループリーグ首位の座をかけて真正面から対峙したのだ。

ディテールの部分を説明するならば、札幌はポジションバランスを常に意識してまんべんなくスペースを埋めるのに対し、千葉は比較的中央のエリアに人を集めてガードを固めるやり方。そして、それに関して札幌は「千葉は真ん中に集まる感じで守る」と何人かの選手試合前に話していたように、そこに付け入るスキを見出そうとした。序盤からダヴィ、宮澤裕樹、西大伍らがサイドに生まれるスペースを利用してチャンスメイクをする場面が目についた。ただし同時に、札幌がそうして攻めてくるということは千葉にとっては想定の範囲内。前半の中頃からは、札幌の守備的MFの芳賀博信、クライトンがサイドに配球するパスを狙い撃ちでインターセプトをするシーンも生まれ出した。

ほぼ同じ戦術同士のチームにより戦いはほぼ互角の展開となり、1-1のタイスコアで前半を折り返すに至った。

こうした、互いの守備戦術による拮抗状態を打ち破ったのは、最終的には個人の力だった。後半開始早々の46分、千葉FW新居辰基がペナルティエリアで見事なドリブルを見せて札幌DF陣を翻弄。最後はしっかりとゴールの枠にボールを収めるファインゴールを決めてみせたのだ。

こうして、リーグ戦では18位(全18チーム中)の千葉がリーグ戦17位の札幌を2−1で破りナビスコカップグループCの首位をキープ。ミラー監督が就任してから公式戦3連勝と千葉が勢いづいた。そして、2得点を叩き込んだ新居が「序盤の負け分を取り返せていないので、もっと勝ち続けたい」と意気込み、下村が「チームの雰囲気は良い。この勢いを持続したい」と話すなど、監督交代という作業は千葉の空気を大きく変えることに成功したようだ。

さて、近い戦術を用いるチーム同士の対戦は千葉が制したわけだが、双方の印象を記しておきたい。千葉の方は新しい監督とその新たな戦術に向けて、チームが一丸となってチャレンジしている雰囲気を醸していたのに対し、札幌の方は戦術の細部を突き詰めようとするあまり、どこか思い切りの良さを失っている空気を感じてしまう。「千葉の方がハードワークをしていた」と坪内秀介は振り返る。ハードワーク、それは本来札幌のベースであり、それがあったからこそゾーンディフェンスがJ2のライバルたちを封じてきたはず。戦術の突き詰めはもちろん重要だが、それと同時に、目の前のボールに食らいついていく執念もまた現在の札幌にとってはなくしてはならない大事なものだろう。

以上

2008.05.25 Reported by 斉藤宏則
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