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【J2:第21節 甲府 vs 山形】プレビュー:ハードワークだけではもう満足はしない。ハードワークで勝利を掴み取ることが山形戦の最低条件。6月21日、小瀬に輝く夜空が帰ってくる!(08.06.20)

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6月21日(土)J2 第21節 甲府 vs 山形(18:30KICK OFF/小瀬
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6連勝で現在2位の山形をホームに小瀬に迎える甲府は、引き分け2つを挟んで7試合勝利に見放されている。その間、勝ちたいという気持ちが慎重すぎるプレーに変わってしまっていた。甲府らしさを発揮しているつもりでも、ボタンを掛け違えたままボールを追い、回し、ロングシュートでシュート本数を稼いでいた。しかし、第18節の草津戦(1−2)を底に、第19節の広島戦(0−2)、第20節のC大阪戦(3−3)では「ハードワーク」、「切り替えの速さ」と言う甲府らしさが戻ってきた。今節は2試合続けることが出来たハードワークの質を向上させ、絶対に結果に結び付けたい。

甲府が立ち止まっている間に6連勝でC大阪や湘南を抜いて2位を掴み取った山形。6連勝の中身は19得点3失点で、得失点でも大きく稼いでおり、羨ましい限りだ。ホームで15000人を前に、永遠のライバル・仙台に3−0で勝った前節は気分が良かっただろう。リチェーリ、豊田という開幕時点のレギュラー・ツートップをケガで欠く苦しい展開の中で、長谷川、北村らサブだった選手が結果を出すことで自信をつけてきた山形。大卒1年目のDF・石井のレギュラー定着を含めて、逆境をチャンスに変えて成長した選手の存在が今の山形の強み。今節は守備の要であるレオナルドも出場停止明けで戻ってくるので、守備面もより堅くなる。このハイペースが最後まで続くとは思えないが、この連勝は「自信」という得がたい力をチームにもたらせている。そして、連勝でジャンプアップ出来ることを山形が見せてくれたことは甲府にとっても希望になっている。

今節の見所を甲府サイドから考えてみると、攻撃面ではC大阪戦で見せた裏を取るプレーだ。しかし、C大阪はリトリートするつもりがディフェンスラインのバランスが悪く、前に出てきてくれたから裏が取りやすかった側面がある。山形は中盤と最終ラインの8枚でブロックを作ってくるだろうからスペースはそう大きくはない。その状況でディフェンダーの間に入ってワンタッチパスや斜めのパスを使ってそのブロックを突破できるかが見所。美尾は「ディフェンダーの間でボールを受けていけば綻びは出てくる。先発でも途中出場でも試合を決める仕事をしたい」と、やるべき仕事を明確に理解し、守備のブロックを崩す自信も持っている。ただ、山形は甲府サイドが思っている以上に前からボールを奪いに仕掛けて来る。セットプレーから先制を許せば山形のペースになるので、山形が前からアグレッシブに来ているうちに先制点を挙げて、甲府のペースに持ち込めば勝機を大きくすることが出来る。

守備面では山形のDF・石川(左サイドバック)からFW・長谷川、北村へのパスに如何にプレッシャーを掛けられるかがポイントになる。楽に蹴らせることは許されない。また、右サイドハーフの財前が斜めにゴール前に走りこんでそのボールに合わせるパターンもあり、甲府の3トップと中盤はこの部分の守備では絶対に手を緩めてはならない。石川から宮沢へという左サイドの連携も要注意だ。C大阪戦では終盤に引いてしまい、人はいるが、ボールにはプレッシャーを掛けていないという時間があった。ロスタイムの最後の最後までこういう状況を作らないように気持ちを強く戦って欲しい。

引き分けを挟んで4連敗の後は、ハードワークをすることを評価してきたが、山形戦はそれだけでは評価は出来ない。選手はこれまでハードワーク出来ていなかったとは思っていないだろうが、結果が出ない中で個のハードワーク不足がチーム全体の危機に繋がる場面が少なからずあった。ピッチに立つ11人全員が90分間攻守に渡ってハードワークできなければ勝利の可能性は低くなる。戦えない選手はピッチに立たなくていい。「ハードワークが死ねば甲府のサッカーも死ぬ」。逆に考えれば、ハードワークすることでこれまで甲府が積み上げてきたもの、宮崎キャンプで取り組んできたプレーも形になってきた。クローズを作れば、オープンが効果的になる。横パスや斜めのパスがワンタッチプレーと融合すれば、2列目からの攻撃参加でディフェンスラインの裏を取れる。C大阪戦の3ゴールはその証明。もうハードワークだけでは満足できない。山形戦を逆襲のスタートにするために、選手が小瀬のサポーターを盛り上げ、サポーターがピッチの選手に力を与える相乗効果で6月21日の小瀬に輝く星を灯す。

以上

2008.06.20 Reported by 松尾潤
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