7月9日(水)J2 第25節 山形 vs C大阪(19:00KICK OFF/NDスタ)
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前回のホームで首位・広島を破り2位をキープした山形が、今節迎えるのは4位・C大阪。上位対決ながら、ともに再起を懸ける一戦となる。
広島とのゲームを制して2位をキープした山形は、第1クールで3−5と大敗した岐阜へのリベンジに向かった前節で1−2の敗戦。思わぬ返り討ちに遭った。上位陣が軒並み勝点を伸ばせなかったことで2位はキープしたものの、ゲーム内容とわずか5本のシュート数はその順位にまったくふさわしくなく、完全に力負けに終わった。2失点はスローインからと直接フリーキックでいずれもリスタート絡み。流れのなかでは得点を許していないと見ることもできるが、いずれも相手にゲームの主導権を完全に握られ、冷静さが薄れた状態にミスが重なり、追い込まれたなかで引き起こされている。
今季はこれで6敗目。シーズン序盤は自分たちのなかに起きた不具合を修正することで連敗を阻止してきた。しかし、岐阜戦のように「縦に切ったらダイアゴナルに走られたのは、相手に狙われていたのかな。少しずつ研究されている」(小林伸二監督)と、上位チームが受ける洗礼がいよいよ本格化してきたことも確かで、それを乗り越えるには“修正”ではなく、個々とチームの着実なレベルアップが不可欠になっている。右サイドバックの木村誠が前節で負傷退場し、長期離脱となればチームへの影響も懸念されるが、ホーム8連勝を懸けた今節は、今後の成長の可否を問う重要な試金石になりそうだ。
第1クールを2位でターンした後も白星を2つ重ね、7連勝で5月を締めくくったC大阪。広島との2強時代突入を思わせる勢いだったが、6月の声を聞くと同時に急降下。6試合で得た勝点はわずかに4。7月に入り巻き返しをはかった前節・鳥栖戦にも0−1と敗れ、ついに今季初の3連敗を喫する事態に陥っている。この低迷が、前田和哉、江添建次郎、古橋達弥、ジェルマーノら主力が軒並み離脱したことが主因であることは言を待たないが、さらに柳沢将之、アレー、尾亦弘友希が累積で次々と出場停止になるに至っては、クルピ監督の苦悩の深さも容易に察しがつく。
その苦しい台所事情のなかでも打開策を見いだそうという必死さは、前節の布陣からもうかがえた。横浜F・マリノスから獲得したばかりの乾貴士をスタートから起用し、濱田武をゲームメーカーとしてボランチに、そして前線には小松塁、森島康仁のツインタワーを据えた。結果は90分間で無得点。個々の能力だけに頼るには鳥栖の守備はハードルが高く、2人、3人が絡んで崩す連携の構築には時間が足りなかった。それでも、中央突破にこだわりすぎた前半を修正し、サイドで起点をつくりながら展開した後半の立ち上がりには、何度かゴール前のチャンスまで持ち込んでいる。今節は左サイドバックに尾亦が戻ってくるが、センターバックは羽田が出場停止に。江添が復帰すれば差し引きで大きな後退とはならないが、中盤では引き続きアレーが出場停止と苦しい状況は続く。
しかし、このあとも仙台、広島と上位チームとの対戦が続くことを考えると、ここでの負けは許されない。
長居で山形が3−1と勝利した前回対戦は、すでに4カ月前のこと。互いに戦術やチーム事情が変わったなかで参考になるものではないが、チームカラーとしては、「ポジショニングやボールへ出るタイミングなどを細部まで詰めた山形の守備」と「個々のイマジネーションをベースにしたC大阪の攻撃」という構図が見えてくる。山形の守備が機能しスペースを突いた攻撃に持ち込めるのか、それとも、C大阪が山形のプレスをかわしてゴールを手にするのか。勝点3を手にするのは、より勝利を欲したチームでなければならない。
以上
2008.07.08 Reported by 佐藤円
J’s GOALニュース
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