7月9日(水)J2 第25節 徳島 vs 湘南(19:00KICK OFF/鳴門大塚)
-ゲームサマリーはこちら-
-徳島へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
★J2勝敗予想ゲーム-9日19時投票締切!-
----------
前々節で岐阜に敗れた徳島。それによってチームは今季2度目の4連敗となり、かなり厳しい状況へと陥ってしまった。しかもその岐阜戦は「最後のところのクオリティーであったり、相手に怖いと思わせるプレーが出来ず得点できなかった」と美濃部監督が語った通り、攻撃面での課題が多く露呈された内容。チャンスらしいチャンスをほとんど作れず終えた苦い一戦だったと言わざるを得ない。
とは言え、選手たちが懸命のプレーを続けているのも事実だ。前線からの積極的なプレスや体を張ったシュートブロックなど、ピッチ上には彼らの闘う気持ちと姿勢がハッキリと見て取れる。そして何より新加入の倉貫一毅、松本昂聡を含めた全員が必死に声を掛け合い、チーム一丸となってこの現状を脱出すべく力を尽くしていると言っていいだろう。
その徳島は前節の休み(試合なし)を挟んで今節湘南と激突するが、勝利へのポイントを考えると両者の今季初顔合わせとなった5節の戦いが思い出される。徳島が逆転勝ちを収めたゲームであったが、そこには今節でも勝点3を得るためのカギとなる攻撃の形が見られたと言えよう。それは『サイドからのカウンター』。その一戦で貴重な決勝点をもぎ取った形だ。
湘南はアジエル(今節出場停止)、石原直樹らを中心とした得点力の高い攻撃がクローズアップされがちだが、それを支える守備陣の強固さも相当なもの。グループとして非常の統率されており、彼らがしっかりと形成したブロックを突破するのは非常に困難と言える。となればやはり、ボールを奪ってからの早い攻めが徳島には不可欠。「続けて試合出場の機会をもらっているが、その中でまだ1得点という結果は自分自身悔しく思っている」と今節に燃えるFW菅原康太を起点にMFの玉乃淳、倉貫らが絡み、湘南が守りの組織を整える前に仕掛けることが必要と言えよう。
また、湘南のCB・斉藤俊秀と山口貴弘は抜群の高さと強さを誇るだけに中央からの崩しはなかなか許してくれないはず。だからこそサイドからその仕掛けを行うことで彼らを外へと誘い出したい。そして手薄になった中央エリアで最後の勝負が出来れば徳島のゴールを奪える可能性はさらに高まるに違いない。
対して湘南に目を向ければ、主力と呼べる3人もを出場停止(前節でのアジエル、リンコン退場、田村雄三が警告累積により)で欠く苦しい状態で今節を迎えることは痛いと言う他ない。菅野監督は前節終了後の会見を「ここをどう切り替えて次へ向かえるか。次のゲームは試合前から闘いだと思っている」と前向きに締めくくったが、さすがにここまでは想定外のシチュエーションだろう。
ただ、湘南の選手層は決して薄くない。特に攻撃面については前記の石原をはじめ、阿部吉朗、加藤望といった能力の高いピースを持つだけに得点力が激減するまでのことはないはずだ。ただ、膠着した状態になった時、相手ゴール前で変化を付けられるアジエルの不在は少なからず響くだろうが。
さて最後にもう一度話を徳島に戻すと、自分たちの試合がなかった前節に熊本が勝点を得たことで順位はとうとう最下位へ沈んでしまった。選手の出入りがあり難しい変革の時期にいるにも関わらず、またこれで別の重圧ものしかかることとなる。果たしてチームはこの状況をいかに跳ね除けるであろうか。
「だからと言って何かを変えることはない。戦術やアグレッシブに闘う姿勢をこれまで通り貫くことが大切だと思っている」と固い信念を聞かせてくれた指揮官の手腕にも注目してその行方を見守りたい。
以上
2008.07.08 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第25節 徳島 vs 湘南】プレビュー:5試合ぶりの勝利のために前回対戦での攻撃を再現したい徳島。対して湘南はアジエル不在をどう埋めるか!?(08.07.09)















