7月9日(水) 2008 J2リーグ戦 第25節
山形 0 - 2 C大阪 (19:04/NDスタ/3,736人)
得点者:47' 乾貴士(C大阪)、74' 小松塁(C大阪)
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●小林伸二監督(山形):
「相手に1トップとトップ下がいたということで、うちのボランチで少しケアしながら守備をしたんですけど、守備から攻撃に変わったときにミスが多かったことと、ボールサイドを直線的に破るプレーが多かったのかなあと。ボールサイドから中盤を経由して、トップだったり、逆サイドに広がるという、広がった展開ができなくて急ぎすぎたというところがあるのかなと思います。前半30分くらいから足が止まってきたので、少し落ち着いて、後ろで回しながら状況を見ながら広げていくということで後半へ送り出したんですけど、上位との対決のときにミスしてしまうと、やっぱり厳しいということが言えると思います。2点目もミスからのカウンターなので、確かにセンターバックはスピードでやられましたけど、その前のところのミスなので、そういうところは直さなくちゃい
けない。もう少し落ち着いて広げるなりするとよかったのかなあと思います。
連敗してしまったので、次節まで中2日ですけれど(7/12@笠松、水戸戦)、疲れている選手は休ませるとか考えながら、次のゲームに備えたいと思います」
Q:前節の敗因はプレスの甘さと連動性のところという話をしていましたが、今回の敗因とは違うと見ていますか?
「そうですね。今日はそう悪くなかったと思います。向こうも中盤が厚かったですけど、悪くなかった。ただし、サイドのプレスが中途半端で、隣のボランチを使われていて、当然、逆サイドに選手が入ったりするからというのもありましたけど、問題はボールのところにどういった限定をさせられるかということ。ワンサイドが切れてストレートにボールが入れば、中にいる選手が絶対外に出てくるというところが中途半端で、人になってしまっているというところはハーフタイムに話をしたんですね。プレスがかかりつつあるんだけど、その隣のボランチに使われてる。じゃあそこに、ボランチが行くのか、センターフォワードが行くのかということになると思うんですけど、今日は前節に比べるとアプローチについては大事にいってくれてたと思います。
ただ、2トップじゃなくて1トップで、両サイドの、香川選手も非常にキレがよかったことと、逆サイドの乾選手も中に入ってきてプレーするところが気になってる。でもボールのところでしっかりアプローチすると逆サイドは放っておいてもいい、把握すればいいわけで、そのへんがちょっとボランチのところで人が変わったりするのでギクシャクしたのかなあといったところはあったと思いますね。ただ、両サイドが上がった時点では、うまくボールサイドから縦に出るのと、中盤から逆サイドに出ればチャンスになるんですけど、そのボールがもらえなかったというのは、少し残念だったなと。その意味で、石井とレオ(レオナルド)に両方アクシデントがあったので、どちらかを代えようとと思ってました。石井が足がつったので、匠(渡辺)を落として、本橋がそういった展開力があるので託したんですけど、ちょっと入りがうまく乗れなかったので、そこまでできなかったなあと。予想では、彼を経由して展開できれば1点取れるんじゃないかなという形で送り出したんですけど、ちょっとそれが裏目に出たかなといったところはありますね。広げられれば、両サイドが上がっていたので十分チャンスがあるということと、シンプルにリチェーリが裏を取れればよかったんですけど、なかなかアクションが起きない。ゲームから離れてるというのもありますし、練習ですごく調子がよかったんですけど、どうしても自分からのアクションでボールを引き出せてないので、なかなか今日みたいなときには難しかったのかなあという感じがします。スペースはあったんですけど、そこを突けなかったというのは少し残念です。突けなかったことが、点が取れなかったということになると思うんですけど、(ボールを)取るというアプローチのところで強いプレスがかかるので、取ったときにそのまま直線で、今日は力を抜いて広げるというのがいるのかなあと思います。それが今日はできなかったかなと思います」
Q:広げることができなかったというのは、全体的な疲労からくる運動量のなさに起因してるのでしょうか?
「それは前の選手が走るかどうかというところだと思う。中盤はボールを受けなくちゃいけないところで、相手の中盤が多いと、ついつい後ろを取るか、前にシンプルに蹴ってしまうかといったところが、ターンができるかというところになると思うんですよね。そこの技量というのは、もうひとつ高いレベルでやるには要るというのは見えているような気がしますね。シンプルに前に入れてOKなのか、自分はちょっとリスクを背負ってでもターンができたりっていうところは、今後、上位とやるときには必要になってくると言えると思いますね。その意識というところもあるし、技量というところもあるし、自分がミスをしたくなければシンプルに後ろを取るか、前を取るかということになると思うんですね。それが、自分を中心に広げられるとなると人の技量になりますから、そのへんは練習をしたり、チャレンジさせたりということが必要かなと思います」
Q:連敗も今季初ですし、2試合連続の2失点以上も今季初になりますが、連勝中にできていたけれどもできなくなっていることはありますか?
「先取点をあんな形で取られなかったら、ひょっとしたら自分たちのリスタートで入っているかもしれないですよね。でもちょっと追い込まれた状態になるとなかなか後手を踏んでしまうというのが現状だと思うんですね。変な形で点を取られると、それ以上の力で戦わなくちゃいけない。そこでいい入りができなかったんですけど、向こうの足が止まったので、ちょっとずつ変わってきたというところでのミスで入れられている。その1点というのはすごく大きくなると思うんですね。そ1点を取るために、すごく力を入れなくちゃいけないので、こちらが取れるか、もう1点食らうかというところはあると思います。そういうところを、疲れなのか、メンバーのところなのかというところになってくると思いますけど、今日は少しグループで機能的にボールを回すのが少なかったのではないか。それはコンディションもそうですけど、相手のレベルによっても違ってきますよね。高いレベルになればボールを奪ったり、プレスのなかで技量を発揮しなくちゃいけない。そこはやっぱり、シンプルにもうひとつ高い層をめざすことも必要になってくるかもしれない。メンバーも少しずつ変わってきているので、そのなかでやっていかなくちゃいけないというのもあると思います。一概に『これが』とは言いきれないですけど、上位対決でミスで失点を食らって、そこで簡単に1点取れるかと言ったら、そんな簡単なことではないと思いますね。特に相手は連敗しているので、点が取れれば、たぶんかなり崩れるようなことになったと思うんですけど、先に相手が点を取ったので異常にモチベーションが高くはなったと思いますね。そういうところの、際のところの戦いを失敗したとは言えると思います」
Q:先ほど、「先取点を取られなければ…」という話がありましたが、ここ4試合は先取点を許していて、次の試合に向けて、先取点を取られないために何か考えていることはありますか?
「そうですね、『先取点を取ろう』って言って送り出すということですね。前回は少しアプローチが甘かったので、というところからいくと、よかったですね。自分たちが戦うところから相手が変えてきた。相手が1トップにしてきた、中盤を厚くしてきて流動的な選手を作り出してきたというところですね。そのときに、ボランチと両サイドのところと2トップの1枚で今まで機能させていたのが、少し重たくなったのかなというところですね。今日でしたら、1トップとボランチの3枚を2枚で抑えるようなことになるので、あと1枚をどこでするか。センターフォワードを落としてマークするんですね、今まで。そういうところがうまく機能しなかった。そういうところが理解できれば、別に難しいことではなかったんですけど、うまくいかなかったなというところがありますね。バックラインと中盤のラインの間に相手が入り込んだときに、どう把握していくかといったところが、守備ではキーになってきてるのではないかと思います。得点については、自分たちがやろうとしているスペースだったり、広げる展開が少なかったというところで、グループとしての攻撃が少なかったので、必然的になかなか点が取れなかったということが言えると思います」
以上
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