今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第25節 愛媛 vs 広島】レポート:またしても高萩の『恩返しゴール』にしてやられた愛媛。試合巧者振りを発揮した広島は今季一番の正念場を乗り切る。(08.07.10)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
7月9日(水) 2008 J2リーグ戦 第25節
愛媛 0 - 2 広島 (19:04/ニンスタ/4,177人)
得点者:4' 高萩洋次郎(広島)、32' 佐藤寿人(広島)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
----------
愛媛にとっては警戒していたはずの選手に出鼻をくじかれる立ち上がりとなった。それは2年ぶりに今度はライバルとして愛媛に戻ってきた男、高萩洋次郎だ。前半4分、コーナーキックの流れからクリアしきれず、愛媛は与えてはならなかった先制点を高萩に押し込まれてしまう。「早い時間に点が入って楽になった」と高萩は振り返ったが、古巣の愛媛を相手に第1クールでの対戦に続いて『恩返しゴール』が生まれたことで、どちらに傾くか分からなかった立ち上がりの主導権争いは広島へと傾き始めた。

失点の直後こそ愛媛はFW田中、MF横谷が立て続けにシュートを放って攻勢に出たが、広島のDF森崎和やMF高萩の大きな展開からじわじわとその勢いをそがれると、前節では仙台を圧倒した愛媛の運動量も影を潜めてしまった。そして、なかなか主導権を握れないまま、追加点もロングボール一本から生まれる。「やっぱり動き出しが早かったし、後ろからのボールも精度が高く怖かった」とDF金守は語ったが、その貴重な追加点を奪ったのは何度もオフサイドにかかりながら、諦めずに裏を狙い続けた広島のFW佐藤寿人。一瞬の隙を逃さず愛媛の裏を取り、得点ランキング首位に並ぶエースのゴールで試合は完全に広島のものとなった。

その中でも後半の愛媛は江後、横谷の両サイドハーフが広島のサイドを突破して高い位置までボールを運ぶ。「エンジンがかかるのが遅い。悪い試合はこうなっているが・・・」と金守は悔やんだが、2点のリードを奪いしっかりブロックをつくって守る広島の守備はどうしても崩し切れない。61分には江後から途中出場のFW横山へクロスが渡るが、フリーになっていた横山にはボランチの青山が体を投げ出してシュートブロック。その後も愛媛は横山の5本を筆頭に広島を上回る合計17本のシュートを放ちながら、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

一方で後半は愛媛の攻撃を跳ね返してはカウンターでチャンスをうかがった広島。MF柏木、FW久保を投入したものの結果的に追加点は奪えなかったが、試合巧者ぶりを発揮。結局、愛媛がやらなければならなかったゲームプランを実行した広島の完勝という結果に終わった。「今季一番の正念場だった」と佐藤寿人は振り返ったが、故障者続出に苦しみながらも愛媛を相手に底力の違いを見せつけた広島。「自分の成長を見せたかった」というGK佐藤昭大も昨季以来となる愛媛のピッチで積極的なプレーを披露。愛媛のサポーターにとっては複雑な心境だろうが、6試合ぶりの完封劇は広島にとっては貴重な収穫となった。

その一方で「後半は迫力がある攻めが多かった」と評価した望月監督。簡単に失点を与える悪い癖は今日も自らの首を絞める形になってしまったが、決して悲観するような試合内容ではない。次節の湘南戦まで中3日と連戦は続くが後半の大胆さを忘れることなく、今やっているサッカーを続けていけば必ず結果はついてくる。アウェイ連戦の後でホームに迎えるのはライバル徳島。ニンジニアスタジアムの夏はまだまだこれから熱くなる。

以上

2008.07.10 Reported by 近藤義博
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着