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【J2:第26節 鳥栖 vs 横浜FC】プレビュー:上位に踏みとどまる事ができるのか?鳥栖の正念場。上位に食い込むことができるのか?横浜FCの正念場。混沌とした2位以下の争いの中で、残るか割り込むのかを決める大一番。(08.07.12)

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7月12日(土)J2 第26節 鳥栖 vs 横浜FC(19:00KICK OFF/ベアスタ
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試合の中では、両者の駆け引きがあり、流れをつかんだほうが優位に試合を展開する。至極当たり前の事である。サッカーでは他の競技と比べても、1得点の重みが大きい。その1得点を与えてしまうと、取り返すには相当のエネルギーを必要とする。そうならないために練習を行い、チーム力を上げていく。しかし、そのチームにも好不調の波がある。長いシーズン、好調だけを維持することは不可能で、不調の時こそそのチーム力が試される。
今節の鳥栖対横浜FC戦は、その好不調のサイクルが非常に分かりやすいチーム同士の対戦となる。

鳥栖は、3連敗のあと3連勝と息を吹き返したように見えた。が、その内容を思い起こすと決して好調とは言えるものではない。
第20節の湘南戦では、それまでの負の連鎖を断ち切るかのような『気持ちのこもったプレー』(岸野監督/鳥栖)で、1-0と快勝した。その試合と同様な内容を求めた第21節熊本戦では、『内容には不満足』(同)とはいえ、同じく1-0で辛勝した。続く愛媛戦では、『自作自演』(同)の内容で、良い時間帯と悪い時間帯を自分たちで作り出してこれも辛勝だった。第23節草津戦では、『今季一番の悪い戦い』(同)と完敗だった。続くC大阪戦では、『今日はガッツが見えた』(同)と耐え忍んで終了間際の劇的ゴールで勝利を掴み取った。しかし、前節の仙台戦、『自分たちのミスで勝ちを捨ててしまった』(同)と悔やみきれない負け方を喫してしまった。
好不調の波と言うより、自分たちのペースで試合を運びきれない『まだまだ、若いチーム』(同)の顔を毎試合見せている。
「今節は、どんな『顔』を見せてくれるのだろう?」なんて、悠長な事は言っていられない。今節の相手は、徐々にペースを上げてきている横浜FCが相手だからである。

横浜FCは、シーズン開始から負けないサッカーを展開してきた。堅守の中で、期を見ての攻撃反転で『奪われても取り返す』ことができる個の能力の高さを見せていた。第15節以降の連敗と共に順位も下降。第21節愛媛戦で引き分けると、水戸・草津・甲府と元気なチーム相手に1勝2分けとようやく復調の兆しを見せ始めている。戦績も五分に戻し、上位をうかがえる臨戦態勢が整った。本来の称号である『昇格候補』に戻りつつある状態と言える。

今節の鳥栖は、けが人やコンディション不調の選手たちが多く出始めた。MF衛藤裕は、前節の試合で膝を痛めその勇姿を今節は見ることができそうにない。DF日高拓磨は出場停止、FW金信泳も完調には程遠い。DF・MF・FWとどこをとっても不安要素が漂っている。しかし、岸野監督は『うちにはレギュラーなんていない。誰が出ても同じサッカーができる』と気丈に話す。
それを裏付けるかのように、今季は日替わりヒーローが誕生している。昨季まで試合出場が皆無だった選手が今季は元気な姿を見せているし、その活躍も印象に残る。
「今節は、どんな『ニューヒーロー』が誕生するのだろう?」と期待を込めてスタジアムに足を運んで欲しい。
GK室拓哉の出足の早い飛び出し、DF飯尾和也の身体を張ったシュートブロック、MF山城純也の積極果敢なドリブル、そしてFW藤田祥史のボールを引き出す技術・・・。全てが今の鳥栖の『顔』である。その眼で確かめて欲しい。

横浜FCにも、観る人を惹きつける『顔』がある。
DF三浦淳宏のキックは威力と正確性で相手だけでなく、スタンドにいる人も震撼させる。MF山田卓也のアグレッシブなプレーには、思わず握る手に力が入る。そして、FWにはアンデルソンがいる。鳥栖にも在籍したことがある強靭な選手である。鳥栖では、彼本来の強さを見ることはできなかったが、横浜FCで一気に開花した。いや、横浜FCのサッカーにマッチしたと言った方があっている。得点順1位の実績を提げて鳥栖のホームに乗り込んでくる。多彩なタレント集団の見せるサッカーも楽しみである。

5位の鳥栖と8位の横浜FC。勝点こそ9差はあるが、上位に残るための大事な一戦は、12日土曜日の19時キックオフである。
連日30度を越す鳥栖ではあるが、この日も熱くなるに違いない。

チームプレーを成すためには、個人のテクニックとフィジカルは必要不可欠である。
しかし、単純な選手個人の足し算ではチーム力を測ることはできない。
そこには、意地やプライド、個人の思い入れなどが大きく影響する。
気持ちの入ったプレーは、結果の如何を問わず全ての人に感動を与えてくれる。
1個のボールで織り成すサッカーゲーム。そのボールの軌道の先には、多くのドラマが生まれる。
サッカーは、プレーに現れたドラマを観るものでもある。

以上

2008.07.11 Reported by サカクラゲン
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