7月12日(土) 2008 J1リーグ戦 第16節
大分 2 - 0 浦和 (18:05/九石ド/28,214人)
得点者:10' 前田俊介(大分)、80' ウェズレイ(大分)
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28,214人の観客で埋め尽くされた九州石油ドーム。大分の勝利の瞬間、かつてないほどの歓喜の渦に包まれた。2005年から大分は浦和にホームでは負けなし。今日もそのジンクスを守り抜いた。
3年連続負けてないとは言え、浦和は現在リーグ首位。キーマンのポンテをケガで欠いているはいるが、タレントは揃っている。個々の能力で言えば、浦和の方が間違いなく上だ。試合前、シャムスカ監督は浦和の得点パターンを徹底的にチェック。「浦和のゴールの5割はクロス、セットプレーの空中戦ということで、そこをしっかりと押さえることが勝利のポイント」と分析した。
立ち上がりから、目の離せない展開が続いた。大分は浦和の3トップ、永井雄一郎、エジミウソン、田中達也を充分に警戒し、しっかりとマーク。浦和にボールは回させるが、決定的な仕事はさせない。先にチャンスを掴んだのは大分だった。前半10分、FWウェズレイからのボールを左サイドのMF鈴木慎吾が受け、ノートラップでドンピシャリ、FW前田俊介に。そのボールを前田は思いっきり頭でゴールネットに押し込んだ。これで前田は公式戦3試合連続ゴール。今季、九石ドームでは初ゴールとなった。先制した大分はますます、守りが固くなる。浦和は、攻撃を仕掛けようと前へ前へ攻め込む。しかし、引き気味に守る大分のDFの裏にはスペースがなく、なかなか裏を突くことができない。1-0で大分がリードしたまま前半を終了した。
ハーフタイムに大分・シャムスカ監督は「左からくるクロスに対してのマークをしっかり」、浦和・エンゲルス監督は「大分はJ1の中でも失点の少ないチームで早い時間の失点は一番避けなければいけなかった。後半はフレッシュな選手を入れて思いっきり勝負していく」という指示を送り、選手を再びピッチへ送りこんだ。
浦和はエンゲルス監督のハーフタイムの指示にある通り、後半始めからFWエジミウソンの代わりにMF梅崎司を、FW永井の代わりに高原直泰を投入し、反撃に出る。「監督からは2トップのトップ下でプレーするように言われた。前半からみんな足が止まっていたので、自分が入って動き回ろうと思った」という梅崎は、古巣相手に積極的に攻撃を仕掛ける。しかし、1点を堅守しようとますます固くなる大分の守備を崩すことができない。
焦る浦和に対して、後半35分、ドリブルで中央突破したMF金崎夢生のパスをウェズレイが右足グラウンダーでダメ押しの2点目を決めた。
試合後の記者会見で「浦和のようなビッククラブが相手ということを肝に命じて、固いマーク、高い集中力で臨んだ。この勝利で目標の8位以内に入れたことが良かった」と満足そうに語った。これで大分はホーム5連勝。サポーターの声援も勝利の要因になっていることは間違いない。
今日、お立ち台にたったFW前田俊介は試合中に接触プレーで欠けた前歯で、「勝てて嬉しいです!」と語ったその笑顔が、とてもチャームングで印象的だった。
以上
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