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【J1:第16節 大宮 vs 磐田】レポート:大宮が今季初の連敗、3ヶ月ぶりのホーム勝利ならず。一方、勝利した磐田は上昇ムードで夏に向けて怖い存在に。(08.07.13)

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7月12日(土) 2008 J1リーグ戦 第16節
大宮 1 - 2 磐田 (19:04/NACK/12,720人)
得点者:10' カレンロバート(磐田)、52' ジウシーニョ(磐田)、55' 冨田大介(大宮)
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試合後、会見場に現れた樋口監督の語気は荒かった。「前半、戦えなかったことが全て」とまずは一言吐き出す。その後試合を振り返ったコメントを続けた。前節を思い出させるような、自分たちの良さを全く出せずにフラストレーションのたまる負け方に、失望感のような怒りのようなものが伝わってくる。今季前半戦最後のホームゲームを飾れず、そのホームNack5スタジアムでの勝利は4月5日以来無し。そして、今季唯一連敗を喫していなかったのがこの大宮だったのだが、ついにそれも崩れた。「中4日、メンタリティを建て直しやることを整理したい」と早口に言い、口を結んだ。

この日前半戦の大宮は本当にいただけなかった。
神戸戦同様、試合の入り自体は悪くはない、高い集中を見せた。ただ、ものの数分も立たないうちに主導権は磐田へ。大宮にやりたいことをやらせないために何をしたら良いか、絵に描いたような戦い方へシフトしていった。今季トライし続けてきている、高い位置でのボール奪取から、繋ぎつつゴールを目指すことをさせないためには、まずはボールをとり、長いボールを蹴って、セカンドボールの争いで勝つ。磐田は、予想通りに大宮を封じてきた。ただ「相手のやり方は予想通りだった。でも、そのやり方で相手がリズムをつかむ前にこっちがこのやり方でリズムをつかんでしまおうと思っていた。それが出来なかった」と徐々にリズムを失う過程を小林大悟は振り返った。

磐田の先制点は10分、左サイド村井慎二が右サイドを走る前田遼一へクロス。中央に頭で落とし、走りこむカレンロバートが右足で押し込んだ。一番やられてはいけない、警戒していた形での失点に、早くもピッチにはがくりとした空気が充満したかに見えた。これ以降、樋口監督の言う「戦えていない」状態が続く。攻撃においてもボールをとる位置が低い→攻撃の推進力が下がった中でのボール回し→相手からのプレッシャーがかかる→ボールを蹴らされる→前線の動き出しも遅くチャンスにならない、という悪循環で前半の45分を終えた。

後半に入り、もう一度集中を高めて試合に臨む。後半7分に磐田が追加点を挙げるも、後半は切れることなく攻め続けた。完全に押し込み、あと一歩なのだが、後半のシュート数はなんと1。その1本が決まっていること事体は悪くないのだが、シュート1本で2点は取れない。スコアは2-1のまま試合終了を迎えた。

磐田は、連敗を免れ、勝点を20台に乗せた。大宮を思ったとおりに破った内山監督は「暑い中、集中力をもって戦った」と満足気な表情を見せた。負傷者も復帰し、チーム力は向上している。夏に向けて怖い存在になりそうだ。

大宮にとっての収穫は、後半投入されたラフリッチの存在か。彼が入ってシンプルすぎるパワープレーに移行したように見えた人もいるだろうが、時間帯によってそれは悪くはないはずだ。身長190センチで、前線での競り合いに圧倒的な強さを発揮する彼の存在は光明だ。「プレッシャーをかけられたときの逃げ道として、高さもできたということ」と樋口監督。もっとフィット感が増せば更にチームの力になりそうでもある。

ただ、大宮には大きな課題がある。大宮のよさを出させまいと研究してくる相手は必ず増える。それをどう交わすか、もしくは正面からぶつかっていくのか。この2連敗から、学ぶことは多そうだ。

以上
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