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【J2:第27節 熊本 vs 愛媛】プレビュー:開幕戦で敗れた愛媛をホームに迎える熊本。初心を取り戻し、悪い流れを振り払う事が、シーズン後半への第一歩(08.07.19)

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7月19日(土)J2 第27節 熊本 vs 愛媛(18:00KICK OFF/熊本
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 水戸、甲府と2試合続けて1−3。それまでの上位との3連戦(仙台、C大阪、広島)を1勝2分の無敗で乗り切ったことを考えると、この2試合でのパフォーマンスはまるで“別のチーム”のような印象を受ける結果になってしまった。運動量の低下とそれに伴う連係のズレ、プレスの緩さ、判断ミスにパスミス、チェックの遅れから止むを得ず増えてしまった不用意なファウルやカード、そしてロスタイムや終了間際の失点…。だがそれも、現在の熊本というチームの現実的な一面。言わば、悪いところが全て出た。
 この悪い流れを断ち切る上で、今節のカードは好都合。もちろん、愛媛が楽な相手だという意味では決してない。クラブとして初めて挑んだJリーグ、その最初の試合で対戦した相手へのリベンジマッチが、開幕前の初心に立ち返る上でのひとつのスイッチになりはしないかと思うのだ。

 第1クールの対戦(/jsgoal_archive/result/2008/0308/20080200030220080308_detail.html)では、今シーズン目指す“積極的な守備”を立ち上がりから見せた熊本。後半に入ってやや息切れし、隙を突かれて2点を献上したが、GK吉田智志からのパントキックの落下点に入ったFW高橋泰が左足を振り抜くという“速い攻撃”でチーム初ゴールを決めて一矢報いた。結果的には1−2で敗れたものの、シュート数でも上回ってチャンスも作った。この試合での教訓があったからこそ第2節のホーム開幕戦(対草津)でJ初勝利が生まれたし、時間帯や状況に応じて奪いに行く位置を調整したり、全体の距離感のバランスを取ったりという戦い方ができるようになってきた。さらに言えば、ここまで勝点を取れた試合では、それらが少なからずできていた。言い換えれば、ここ2試合では全くできていなかった。

 ポイントはそこにある。つまり原点回帰。
 だが対する愛媛も、開幕戦の陣容とは大きく様変わりし、4ヶ月半前から進化している事は言うまでもない。主将の金守智哉が戻って来ているだけではなく、GKまで含めた守備陣は開幕戦から総替わりしている。中盤の顔ぶれは大きく変わってはいないものの、豊富な運動量をベースにテンポよく左右に展開して深い位置まで入って来る迫力は増しており、前節の湘南戦、その前の広島戦でもいい形を作った。シーズンが進むに連れて連係面も向上し、開幕当初のぎこちない印象はもうない。前線には、開幕戦でも仕事をさせた田中俊也に内村圭宏、そして高さのある三木良太も控えている。熊本としては、愛媛の前線と最終ラインのバランスを崩して中盤で優位に立ち、距離感を保った連動したプレスでセカンドボールを拾うこと、そしてコントロールされたバックラインの裏のスペースに、2列目の選手がタイミングよく飛び出して行くことが、リズムを引き寄せる上では不可欠。
「愛媛とはがっぷり四つになると思う。中盤で優位性を作ってサイドで起点を作ること、FWの高橋と周囲の距離がポイントになる」と熊本の池谷友良監督。第2クールを迎えるにあたって、「相手によって戦い方を変える事も必要かなと思う」と話していた事もあり、今節はこれまでの4-4-2から、メンバーも含めて若干システムを変えて臨む可能性が高いが、その詳細についてはあえてここでは触れまい。とは言え、“積極的な守備からの早い攻撃”というコンセプトが変わるわけではないし、そのベースにはピッチに立つ選手達のハードワークが必要なことも明らか。今週のトレーニングでも、ボールへのプレスにしっかりとスライドして連動することやボールサイドとは反対のサイドのケア、奪った後の少ないタッチでウラを狙う展開を徹底した。

 現時点で最下位の熊本にとって、全てのチームが格上。「失うものは何もないし、もっと思い切ってプレーしていいと思う」と、開幕戦でゴールを決めた高橋泰は言う。この姿勢=初心に帰れるかどうかが、連敗を脱し、ステップアップするための最初の一歩だ。

以上


2008.07.18 Reported by 井芹貴志
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