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【J2:第27節 C大阪 vs 広島】レポート:C大阪はまたもホームで勝てず。首位広島は格の違いを見せ付ける。(08.07.20)

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7月19日(土) 2008 J2リーグ戦 第27節
C大阪 1 - 2 広島 (18:05/長居/11,536人)
得点者:52' 小松塁(C大阪)、55' 佐藤寿人(広島)、63' 柏木陽介(広島)
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 2位C大阪が首位独走中の広島をホームの長居に迎えた一戦。この首位攻防直接対決で、勝たなければいけなかったのはC大阪のほうだった。2位以下の混戦状態から抜け出すためにも、第17節愛媛戦以来遠ざかっているホームでの白星をサポーターに見せるためにも、そして、MF香川真司を北京五輪に気持ちよく送り出すためにも、絶対に「サンフレから3獲れ!」しなければいけない大事な試合だった。

 立ち上がりにチャンスをつかんだのはC大阪。開始早々の9分、FW小松塁がPKを獲得。しかし、キッカーのアレーは、これを決められず、絶好の先制機を逃す。

 すると、ここからは完全な広島ペースに。1トップの佐藤寿人がC大阪のDFラインをうまくかいくぐる動きを見せれば、2シャドーの柏木陽介と桑田慎一朗はボールを引き出すために上下動を頻繁に繰り返す。ボランチの森崎浩司と青山敏弘が交互に攻撃に顔を出せば、右ストッパーの槙野智章までもが何度もオーバーラップ。広島の全員が連動するサッカーが完全にC大阪を翻弄し、何度も決定機をつかむも、佐藤寿のシュートがC大阪GK山本浩正のファインセーブに遭うなど得点に至らず。結局、前半は無得点で折り返す。

 後半に入っても押し込まれていたC大阪だが、その劣勢を打破したのが小松だった。52分、右DF柳沢将之の果敢な仕掛けから、小松とワンツー。そしてもう一度小松が柳沢からボールを受けると、ダイレクトで右足を振り抜き、ここしかないというコースにシュートを叩き込んだ。先制したC大阪はさらに乗っていくのかと思われたが…。

 広島は先制を許しても、まったく動揺することはなかった。この日、長居に大挙して乗り込んできた広島サポーターの声援にすぐさま応える。失点から3分後の55分、ドリブルで上がった槙野からのパスを受けた佐藤寿が素早く前を向くと、低い弾道の左足ミドルできれいにゴール。ペトロヴィッチ監督曰く「彼の今日のチャンスのなかでいちばん難しいチャンス」を、エースがしっかりと決めて、試合を振り出しに戻した。

 さらに広島は63分、柏木のゴールで逆転に成功。香川のドリブルを森崎浩がハーフウェーライン付近でブロックすると、そのこぼれ球を拾った柏木が単独突破し、約30メートルの距離から左足を一閃。「蹴った瞬間決まったと思った」というシュートはきれいな弧を描いてC大阪ゴールに吸い込まれた。

 その後、負傷から約1カ月ぶりに復帰した古橋達弥、そして新加入のカイオを投入したC大阪だったが反撃には至らず。広島がさすがの蒸し暑さでパワーダウンしていたにもかかわらず、さらにC大阪は消耗しており、香川、乾貴士、濱田武の中盤トリオも機能しないままタイムアップ。広島に力負けしたC大阪は、同日勝利した山形に抜かれて暫定3位に順位を落とした。

 スコアは拮抗していたとはいえ、内容では完敗だったC大阪。それでも、「来週は試合がないので、キャンプのなかでチームを立て直せる自信はある」と、レヴィー クルピ監督は気丈に語っていた。一方、この勝利で首位を不動のものとした広島。「J1に向けての大きな1勝を挙げた」とペトロヴィッチ監督は述べるも、「まだ17試合残っているので、引き続き気を引き締めてリーグ戦を戦っていかなければならない」と、早くも次節に気持ちを切り替えていた。

以上

2008.07.20 Reported by 前田敏勝
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