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【J2:第30節 山形 vs 愛媛】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(質疑応答を追加)(08.08.10)

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8月10日(日) 2008 J2リーグ戦 第30節
山形 3 - 0 愛媛 (18:04/NDスタ/5,322人)
得点者:11' 宮沢克行(山形)、15' 長谷川悠(山形)、78' 長谷川悠(山形)
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●小林伸二監督(山形):

「今日は2週間ぶりのゲームなので、入り方を…ということで意識をさせました。そのなかで、10分間だけは前からプレスをかけるということでやりました。思ったよりも、前は上がるんだけど中盤が上がらなくて難しいところがありましたけど、中盤を押し出すとハーフウェイラインを越えた時点では随分ボールが奪えるので、いい形になるなということと、10分以降に少し(ラインを)落としても、前からかかるといった部分はうまくいったと思います。愛媛さんは、ハーフウェイラインを越えるとすごく多彩できちっとしたサッカーをするので、いくつかのゲームを観たときにこわいなと感じていました。案の定、うまく1、2点取れましたけど、そのあとに少し球際に甘いところが出てボールを運ばれるといくつものチャンスをつくられたというのは言えると思います。

後半になって、次の得点で勝負が決まるということで送り出しました。仙台のゲーム(第14節)、横浜FCのゲーム(第17節)で2−0からひっくり返されたり、2−2になったゲームのことを思い出してやれと。3点目がなかなか取れなくて、8枚の攻撃をされて、守りきったら点が取れると考えていたんですけど、なかなかそれがうまくいかず、(相手が)かかってくるのを取って、ちょっとつなげればよかったんですけど、なかなかそれがつなげなくて1トップにせざるを得なかった。でもうまく勝(秋葉)がカットして3点目が入ったから、ほっとしたような状態です。

点については3点ということで大差ということになりますけど、内容については少し単発で、攻撃だったりつなぐところをミスしたりというところが目についたと思います。勝ったことで前に進んでますけど、そういう細かいところは直していくということと、やっぱり2週間離れているということで、『さあ、今から攻撃しよう』というときに誰かがミスするというのが、順番にやってくると言うんですかね、そういうのがあってリズムをつくれなかったなという気がします。そういうところを反省し、次の仙台戦に頑張っていきたいと思います。
ただ、前後半について、積極的に前半からの十分プレスをかけられたということと、そのなかでも前からプレスしてボールを奪おうという意識が高かったのは、今日勝てた要因だと思います。それはうまくやってくれた、やれたなと思います」

Q:今日で第2クールが終わったんですが、第2クールの総括と第3クールへ向けての修正点を教えてください。
「今日で9勝目になるんですけど、第1クールと比べると当然、勝ち数が多いということ。それと併せて、得点が取れて勝ったというところがあると思います。高い位置から少しずつプレスがかかるようになった。それでも、バックラインの背後を突かれなくなってきた。ただ、3連敗したときはそういうところもありましたけど、引いた状態でキーパーを含めて守るのではなく、少し高い位置で、当然バックラインの背後にはスペースがありますけど、それを全員で守る。特にバックラインとキーパーの連携によって、というところでは、第1クールに比べて随分よくなってきているのではないかなと思います。高い位置でプレスをかけながら、点が取れる第3クールにしていきたいと思っています。最後の勝負になってくると思います。

第3クールと言っても随分試合があるので、最後までもつれた状態で戦うなかで、点を取らなくちゃいけないとき、勝たなくちゃいけないときに、勝てるチームがたぶん昇格圏内に入ってくると思います。引き分けでは済まないと思うんですよね。引き分け狙いでオッケーというのはないと思うんですよね。際のところでは勝つことができるチームになる必要があるんじゃないかなということになると、そういった高いところからプレスをかけたり、高い位置でボールを回しながらスペースがないところを突破したり、スペースをグループでつくって点を取っていくというところを、より深めていく。長谷川が今日で10点目になりますけど、チームとしては2点から5、6点取っている選手が随分多いので、いろんなところから点が取れるような形も併せて進めていければいいなと。要は、個も大事なんですけど、個を活かすグループ戦術で点が取れたりということが、より継続されればいいなと思います。

守備については、連敗後にバックラインの背後、特にオフ・ザ・ボールになったときのポジショニングだったり、ボールウォッチャーになるといったことがなくなってきてるので、随分よくなってきてるなと。今日も確かに危ない場面がありましたけど、クロスについては随分うまくマークができてるなという感じがします。そういうところでレベルアップしていくということが必要になってくると思います。第1クールより第2クール、第2より第3と右肩上がりでチームが上がっていけばいいなと思いますけど、なにせ7位、8位ぐらいまで詰まっているので、潰し合いになっていくと思うんですよね。勝てるゲームを勝っていく、厳しいゲームを引き分けで勝点1拾っていくというサッカーが必要になってきているのではないかなと思います。そういうところで、第2クールはいい形で終われましたので、第3クールの仙台戦からまた頑張っていきたいと思います」

Q:今日は愛媛のくさびが入ったところでリターンパスをうまく奪える場面が多かったと思いますが、選手たちの戦術の理解度ということに関しては、第1、第2クールを終えてどのように見ていますか?
「理解度と、理解させてピッチで修正する能力はすごく高いと思います。高いし、それをやってくれるといったところで言うと、すごく真面目なチームだと思っています。ただ、特別に突出するということは難しいかもしれないですけど、言っていることが理解できて、それをやろうとして、それがうまく表現できるチームだなと。吸収が早いチームだし、吸収が早い選手が多いと感じています」

Q:今日は愛媛がフォワードに大木選手を入れてきましたが、大木選手に対するプレーをセンターバックの2人にどう指示をしたのかを教えてください。
「若林と違って大木。ただ、田中に比べると大木のほうが引いてくるでしょう。ただ、2人とも引いてバックラインの裏を狙うことがポイントになると思うということですね。だから、大木が引いたあとに、そのスペースに田中が出てくるだろうし、大木が引いたあと、もう1回入ってくるところを前半はつかまえ切れなかったですけど、そういうところですね。引いてプレーすることと、裏を取ること。
ターゲットではないので、プレスがかかっていない状態、ハーフウェイラインよりも向こう側の状態で中途半端なポジションに置いていると、シンプルに蹴られたのをやられているので、誰がそれを把握しているのかということと、ボールにプレスがかかっていない状態のときは、早めに足元に入れたのにアプローチしていくというふうな話をしました」

Q:前節から2週間空きましたが、この2週間の間に、長谷川選手とのやりとりというか、この2得点につながったものというのは、何かありますか?
「いや、別にないですね。ただ今週、シュート練習をやるなかで、攻撃と守備と2つのグループに分かれたときに僕は守備のグループを見て、攻撃はチョー (長島)コーチに見てもらうんですけど、愛媛のセンターバックの2枚がアプローチが甘いので、バイタルをうまく使うのは、引いたときに食いつくのか、おそらく食いつかないので自由にできる。ということを言うだけで、『あ、来ないんだな』というふうになると、結構プレーができるんですよね。要は、そこで少しずつ、プレーの選択のなかで、こういうプレーができるようになるというのがピッチ上で表現できるようになってきたというのと、余裕が出てきたということですよね。アプローチがあるかないかという判断でプレーを変えれるようになってきたということと、入るボールがわかってきたと思うんですよね。自分にボールがどこから入ってくるのか、というのが。それはグループ戦術になってくるので、ストレートよりもサイドから入ってくるでしょうとか、奥行きに入れてそれに絡んだほうがいいでしょうとか、グループ戦術が少しずつ、重ねるたびにトレーニングでわかってきますよね。それが速さになっていくってことですね。判断のスピードが早くなっていくので、プレーの速さになっていく。そういうところは随分クリアしてきたんじゃないかなと思います」

Q:これで3連勝ですが、好調時の6連勝の頃のサッカーを取り戻してきているかどうかというところはどうですか?
「3連勝だと言われて、ああそうかという感じなんですけど、2週間空いてるので、すごくゲームが怖かったです。一番暑いときにゲームをやっていないので、ゲームのスピードがわからなくなるんじゃないかとか、90分持たないんじゃないか、というところは思っていました。ただ、トレーニングをずっとやる方法もあるんですけど、4〜5日、トップチームの練習を休みにしました。休みが長いので不安に思った選手がいるぐらい、真面目なチームなんですけど、そういう意味では、勝ててよかったなというところでの3連勝ですね。
あと、さっきも言いましたけど、バックラインの守備の修正とクロス対応が、守備については戻ってきたなと思っています。そこが安定してくると、おそらく、今日みたいに高い位置でプレスがかかるようになるし、点も取れるのではないかなと思っています。攻撃は、個人よりももっともっとグループ戦術をやっていきますから、もっともっと攻撃は速くなっていくと思うので、それは個人で差があるにしても、少しずつまだまだレベルアップはしていくと思います。そうすると、点が少しでも取れるようになってくるのではないかなと。先取点が取れれば、しぶといチームになっていくのではないかと思っています」

Q:豊田陽平選手が北京五輪でゴールを決めましたが、五輪の間に何か連絡があったり、出発前にこういうことを言ってあげてそれが生きたとか、今日のプレーを観ていないのでわからないと思いますが、最近のやり取りは何かありましたか?
「(リーグ戦の)ゲームに1回だけスタメンで出て送り出したので、まずゲーム感覚がうまく戻っていないので、まず動くこと。動いてプレーをするということと、ターゲットだけをやってしまうとミスが目立つので、スペースへ走ってボールをもらったり、守備をしたりということが必要だと思います。

前回のゲーム(アメリカ戦)では、バックステップを使って懐をつくろうとしているんですけど、バックステップが長すぎて倒れたりしているので。競り合いには強かったんですね、アメリカ戦でも。ですから、あそこまでバックステップしないで、何歩かバックステップして、懐をつくってターンすれば、たぶん前を向けたケースが何回かあったのではないかなと。そこをちょっと、帰ってきたらまたやらせたいなと(笑)。

あとは倒れすぎだなと思って。そういうところがあると、ペナルティー(エリア)の中で倒れたのはPKだと思うんですけど、安易に倒れたので吹けなかったし、吹かなかったと思うんですよね。ものすごくプレッシャーがかかったところなんですけど、やれてるので。それと、空中戦はみんな勝ってるわけじゃないですか。もう少し積極的に、『頭に合わせて来い』っていうのもあってもよかったのかなあと。そうすると勝ってたのかなあとも思ったんですけども。

今日はどんな得点かわからないですけども、点を取れたということは素晴らしいことで、彼はいきなり呼ばれたとき(3月27日、国際親善試合アンゴラ戦)も点を取っているので、ピンポイントで点を取ったりということがあると思うんですよね。ですから、チームに帰ってきてからも、途中からポンと入ってもそれだけのはたらきをしてくれる。広島戦(第23節)のときもそうですけど、途中から出てダイビングしてくれて、長谷川が左足でワンタッチで蹴って逆転のシュートを決めましたけど、やっぱり、半分以上はあそこで潰れてくれた彼の仕事になるわけで、そういうところが、チームをもうひとつレベルアップさせたりすると思います。

そういうことで、いいものを持って帰ってきてほしいなと思います。いい状態でチームも、いいポジションで彼を迎え入れたいなというふうに思っています」

以上
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