8月17日(日)J1 第21節 川崎F vs 磐田(19:00KICK OFF/等々力)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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今季、苦手にしてきたアウェイで京都と対戦した前節。川崎Fは4バックへの転換を図った。もちろん苦し紛れのフォーメーション変更などではなく、勝算あっての事である。そもそも4バックに関しては、攻撃的なオプションとしてリーグ戦中断期のミニキャンプ中に取り組んでおり、選手たちに違和感はなかったという。超攻撃的なメンバー構成でありながら失点をFKからの1点に抑え、京都から貴重な勝点3を手にしている。
その京都戦では、精度の高い川島永嗣のキックから、鄭大世をターゲットにしたシンプルな攻撃で黒津勝が2ゴール。新たな得点の形を現実のものとしている。元々中盤を支配し、試合の主導権を握るだけの力を持つチームだけに、今節は流れの中からのゴールに期待したいところだ。
そこでポイントとなりそうなのが新加入ですでにチームにとけ込んでいるヴィトール・ジュニオールである。「前と後ろをつなぐキーマンになれてますね」とヴィトールを評するのは中村憲剛。「ためるべきところとはたくところの判断が的確」であるともいうヴィトールは、攻撃の核になると共にその献身的なディフェンスで、前線でのファーストディフェンスでもチームに貢献している。ジュニーニョ、黒津、鄭大世を並べる超攻撃的な布陣を採用できるのは、実はヴィトールのディフェンスがあるからだともいえる。川崎Fのサッカーにフィットするパスワークと共に、攻撃から守備への切り替え時の地味な働きにも注目してほしいと思う。
ちなみに北京五輪の代表の一員として3試合連続で先発した谷口博之は帰国したその日からグラウンドでランニングを開始。少々体に重さは感じているとの事だが、コンディションも悪くなくこの磐田戦での復帰を視野に入れている。また、移籍の可能性が報道されていた我那覇和樹は15日に残留を表明。すっきりとした心持ちの中、日本代表を目指し、チーム内でのレギュラー争いというチャレンジに取り組むと宣言している。チームにはレナチーニョという新外国籍選手が加入しており、非常に高いレベルでのFWのレギュラー争いが繰り広げられることとなる。そうした中、高いモチベーションを維持しているという我那覇の出場時の働きには注目したいところだ。
対する磐田はここ3試合で勝ち星がない苦しい状況にある。降格圏の16位横浜FMに勝ち点2差にまで詰められており、まさに苦境に立たされていると言える。ここ数試合の結果や、順位だけを見れば与しやすい相手にも思えるが、サッカーは試合結果と内容が必ずしも連動しないことを頭に入れておく必要がある。
たとえば前節の神戸戦を0-1で落としているが、試合内容自体は決して悪くはなかった。成岡、上田のボランチコンビが長短のパスを使い分けてゲームメイク。左右のWBをスペースに走らせてサイドから形を作っていた。紙一重のシュートも何本か放っており、試合結果が逆になっていたとしても不思議ではなかった。結果を残すことのできなかった萬代とカレンの若い2トップはこの試合に向けて雪辱を期している事だろう。また前節を欠場した新加入のロドリゴの出場停止がとけるのも磐田にとってはプラスの材料となる。
その一方で、7ゴールを積み重ねチーム内得点王となっているジウシーニョが警告の累積によって出場停止となるのは非常に痛い損失だ。神戸戦でもチャンスメイクしていたジウシーニョの穴を内山監督がどのように埋めるのか、見てみたいと思う。
磐田は降格圏まで勝点2差と追いつめられているが、と同時に川崎Fにとって首位鹿島との勝点差も2点である。両チームにとっての勝点2は、真逆の意味で非常に大きいものとなっている。首位争いか、残留か。そのどちらの思いが強いのかが、試合の結果を左右するとも言えそうだ。
以上
2008.08.16 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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