8月16日(土) 2008 J1リーグ戦 第21節
神戸 1 - 2 名古屋 (19:03/ホムスタ/12,799人)
得点者:13' 小川佳純(名古屋)、81' レアンドロ(神戸)、89' 小川佳純(名古屋)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
----------
13分。ゴールライン際からのFW玉田圭司の絶妙な折り返しを、出場停止明けの名古屋MF小川佳純が決める。0−1で迎えた後半、前半同様にミスの多い神戸に対し、完全に中盤でのイニシアチブをとる中で試合を進めていた名古屋が、そのまま逃げ切るか、あるいは追加点を奪って試合を決めるか、そのどちらかで試合が決まるのではないかと感じるほど一方的な展開で進んでいたが、残り時間10分をきったところで一気に試合が動き出す。
そのきっかけになったのが、81分に神戸FWレアンドロが決めた同点弾。左サイドでMFボッティのパスを受けた途中出場のFW馬場賢治が、いいタイミングでFWレアンドロへ。そのままドリブルで突っかけ、ペナルティエリアに侵入すると、名古屋DF2枚をうまくかわして右足でゴール右下へ流し込む。残り時間は少なかったとはいえ、名古屋に圧倒されていた神戸にとっては、息を吹き返す貴重な同点ゴール。実際、この得点をきっかけに、追加点を求める両者のサッカーは俄然、スピードアップをみせる。
それでもチャンスの数から見れば、名古屋が優位に進めたのは明らかだ。ただ、神戸にとって救いとなったのは名古屋の決定力不足が顕著だったこと。40分、カウンターから抜け出したFW巻佑樹が、飛び出した神戸GK徳重健太の頭上を超えるシュートでゴールを狙うも、わずかに枠の左へ。更にロスタイムの89分にはゴールライン際からのFW杉本の折り返しに、ゴール前中央に詰めたMFマギヌンが完全にフリーでボールを受け、シュートを放つが、力んだのかバーを大きく超えてしまう。
このような名古屋の決定力不足もあり、運を味方につけた神戸が1-1で試合を終えるかと思われた、ロスタイムの終了間際。神戸MFボッティがリスタートで蹴ろうとしたボールが、その前に立ちふさがったDF増川に当たり、名古屋ボールになってしまう。そこから右に展開されたボールを受けたMFマギヌンが絶妙のクロスをファーサイドへ。それをMF小川が胸トラップで浮いたボールを、弾道をおさえた右足でのボレーシュートでゴールにおさめ、追加点を奪う。
歓喜に沸き上がる名古屋に対し、ミスからの失点にうなだれる神戸。あまりにショッキングな試合終了間際の失点に、ホムスタ全体を嫌な空気が覆うが、それを払拭すべく神戸はすぐさま逆襲へ。カウンターからFWレアンドロがゴールを目指したり、それによって得たコーナーキックで何とかゴールをこじあけようとしたが、再びリードを奪った名古屋の集中力が途切れることはなく。MF鈴木規郎の蹴った左コーナーキックをDF小林久晃の頭が捉えきれなかった直後、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
「内容を考えれば負けを受け入れなければいけない。とはいえ追いつけた中では引き分け、勝ち越すチャンスもあっただけに、不注意なミスで失点して負けてしまったことは残念に思う」と試合後の神戸・松田監督。この試合の全てを物語る敗戦の弁だった。
以上
2008.08.17 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第21節 神戸 vs 名古屋】レポート:出場停止明けのMF小川佳純が2ゴール!名古屋が今季4度目の神戸戦を征する。(08.08.17)















