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【J1:第22節 清水 vs 柏】プレビュー:対照的なスタイルを持つチーム同士の対決。清水は今度こそホームで勝ちきることができるか。(08.08.23)

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8月23日(土)J1 第22節 清水 vs 柏(19:00KICK OFF/日本平
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。

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 清水にとっては夏休み最後のホームゲーム。しかも、勝ちきれなかった前節の分も含めて、勝利の花火はいつも以上にたっぷりと用意されている。もちろんリーグ戦の今後を考えても、何としても勝って盛大に花火を打ち上げ、チームに勢いをつけたい一戦だ。

 ナビスコカップ準々決勝では鹿島に快勝したものの、リーグ戦では3試合連続引き分け中の清水。前節と今節のホーム2連戦で何とか連勝して波に乗りたかったが、前節・横浜FM戦はあと一歩のところで勝ち越し点が奪えず、痛恨の引き分けに終わった。それだけに、今度の試合はどうしても勝点3を取らなければ、サポーターも納得しない。
 もちろん、それは無理な注文ではない。順位こそ今は15位だが、それはチームの地力ややっているサッカーの内容に見合ったものではないし、本当に「もう一歩のところまで来ている」(長谷川監督)という状況。ジグソーパズルで言えば、足りないのはあと2〜3ピースにすぎない。しかし、その2〜3ピースがなかなか埋まらない。
 清水サポーターなら誰もがわかっている通り、その足りないものとは、あと1点を奪う得点力だ。誰か1人でも絶対的なストライカーが存在すれば、すぐにでも解決する問題なのかもしれないが、それがいない現状では、ないものねだりをしてもしかたない。チーム全員の力でゴールを奪っていくしかないだろう。
 横浜FM戦では、1回ぐらいはPKをとってくれても……という気もしたが、クロスボールが狙ったところに行かず、DFに簡単に弾き返されてしまう場面もかなり多かった。シュートの課題だけでなく、ラストパスの課題もあり、その前の段階でいかに良い体勢でラストパスを入れられる状況を作るかという面も含めて、チーム全体でアイデアや精度を高めていくしかないだろう。とくに、裏への飛び出しやサイドからのクロスでゴールを奪うという場面は、もっともっと増やしたいところだ。
 戦力的には、藤本淳吾の長期離脱は痛手だが、五輪組が北京から戻り、児玉新もケガから復帰して競争が激化。とくに“サムライ・ストライカー”岡崎慎司は練習から非常に意識と精度の高いプレーを続けており、調子自体もかなり良いので期待感が高い。他のFW陣もそれに触発されてるはずなので、全体としての相乗効果にも期待したいところだ。

 対する柏のほうも、清水と同じく3試合連続で引き分けに終わっており、ここ6試合では1勝3分2敗と一時の勢いを失っている。日本平は過去7勝4敗と得意にしているスタジアムなので、今度こそ5試合ぶりの勝利をという強い気持ちで臨んでくるはずだ。
 このところ失点が増えている(4試合で7失点)ことは気になるが、柏にとって心強いのは、攻撃における絶対的存在のフランサが調子を上げ、2試合連続でゴールを決めていることだ。さらに北京から李忠成が戻り、精力的な動きでフランサをサポートすることによって、フランサの技術をより生かすことができる。
 清水としては、フランサの得点力自体を止めることも重要だが、彼が周囲の選手を巧みに生かす状況を作らせないことも非常に大事になってくるだろう。

 またこの対戦は、対照的なスタイルを持つチーム同士の戦いという意味でも見どころが多い。清水は早い段階で守備のブロックを作って守るスタイルであるのに対して、柏は前線から激しくプレスをかけていくスタイル。ここは長谷川、石崎両監督の戦術に対する信念がぶつかり合う対決でもある。
 柏が高い位置からのプレスによって相手の形を作らせず、高い位置でボールを奪って、速い攻撃からゴールを奪うということができれば柏の形。逆に清水がそのプレスをかわし、高いDFラインの裏をついたり、疲労によって柏のプレスが緩んできたところでゲームを支配するといった状況が作れれば清水の形。そうした試合の流れをじっくりと観察するのも、この対戦の楽しみ方のひとつと言える。
 ただ、やはりサッカーは冷静に見ているだけでは楽しみきれない。選手たちもこの試合にかける思いは非常に強く、ピッチ上のあらゆる場所で熱いぶつかり合いを見せてくれるはずだ。当然観る側としても、応援するチームの勝利を信じて、熱い思いとエネルギーをピッチ上の選手たちに最後まで送り続けたい。

以上

2008.08.22 Reported by 前島芳雄
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