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【J2:第32節 草津 vs 岐阜】レポート:戦線離脱のエース高田保則へ捧げる勝利。草津が迫力のゴールラッシュで岐阜を一蹴!(08.08.25)

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8月24日(日) 2008 J2リーグ戦 第32節
草津 3 - 1 岐阜 (18:04/正田スタ/2,343人)
得点者:25' 島田裕介(草津)、28' 熊林親吾(草津)、37' 後藤涼(草津)、80' 片桐淳至(岐阜)
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左目網膜剥離で戦列を離れた高田保則の欠場が、チームに大きなパワーをもたらした。高田の離脱によって奮起した草津の攻撃陣は、前半だけで3得点を叩き出す迫力のゴールショーを披露。後半に猛攻を仕掛けた岐阜を退け、3対1のスコアで3試合ぶりの勝利を挙げた。価値ある勝点3を積み上げた草津は、3位まで勝点3差に迫る暫定6位へと浮上した。

 ゲーム序盤は岐阜のペースだった。開始直後、岐阜はカウンターからのクロスに菅が飛び込み、いきなり決定機を迎える。前線からのチェイスで草津に圧力をかけると、8分には片桐が一本のパスで草津DFラインを秒殺。高木のシュートへとつなげる。「ゲームが落ち着かずにバタバタしてしまっていた」(鳥居塚)。だが岐阜は序盤の決定機を決め切れなかったことで主導権を草津へと譲ってしまう。

 ゴールラッシュの幕開けは、司令塔・島田だった。25分、都倉がさばいたボールを中盤左で受けた島田は、迷わずに左足を振り抜く。ゴールまで30メートル以上の位置から放たれたミドルはゴール直前で急激に落下しゴールへと吸い込まれる。「立ち上がりのリズムが良くなかったので、一本打って勢いをつけたかった。うまく足に乗って落ちてくれた」と島田。島田の鮮烈なミドルによって、飛び散ったゴールネットの雫が「確変」の合図だった。

 追加点はその3分後に生まれる。鳥居塚とのパスワークで右サイドをえぐった崔成勇がグラウンダーのクロスを放り込む。岐阜DFがクリアしたボールをペナルティアーク付近で拾った熊林がワントラップして打ったシュートはDFに当たり、ゴールへと転がり込む。30分には、得点こそならなかったが都倉がGKと1対1になる決定機を迎え、続く32分には島田がDF2人の間を切り裂くサムライドリブルを披露。草津は、縦横のパスを自在につなぎ岐阜を翻弄していく。

 37分には左サイドに張っていた鳥居塚が、ペナルティエリア右に走り込む島田へ絶妙なクロスを送る。島田が内へと切り込んで、強引に放ったシュートのこぼれ球を後藤が確実に決めて3点目。「振り向きざまにGKの下を狙って打った」(後藤)。草津は25分から37分までの12分間で3ゴールを叩き込み、ゲームの体勢を決めた。

 しかしながら岐阜も簡単には引き下がらない。ハーフタイムに「もう一度切り替えてやること」という松永監督の指示を受けた岐阜の選手たちは、攻撃的な姿勢を前面に出して草津と対峙。3点をリードした草津が引き気味にゲームを進めたことも影響し、勢いを取り戻していく。悔やまれるのは後半開始直後に片桐の強烈なシュートがポストを叩き、そのこぼれ球の絶好機を片山が外したこと。後半の早い時間帯にゴールが生まれていればゲームは混沌としていたことだろう。結果的に岐阜は80分に片桐がカウンターから1点を返しただけに留まった。後半は草津を上回る9本のシュートを放った岐阜だが、草津DF陣の粘り強い守備を崩すことはできなかった。松永監督は「草津には昇格という目標があった。我々にとって、それが大きな差になった」と振り返った。

 今ゲームで草津が放ったシュートは14本。そのうちの6本が島田で、4本が熊林だった。高田という絶対的なシューターを失ったことが中盤のシュート意識を高める結果となった。今季初ゴールを決めた熊林は試合前、高田が療養する病院を訪れ、勝利を約束してきたという。「ヤスくん(高田)は元気なようで元気がなかった。自分たちが勝つことで気持ちが高まれば復帰も早くなる。ヤスくんには湘南時代にいろいろと助けてもらったので一緒に戦いたかった」(熊林)。高田が復帰するまで昇格争いからは絶対に離れない。エース不在という危機に直面したチームは、昇格へ向けて一つになろうとしている。

以上

2008.08.25 Reported by 伊藤寿学
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