8月28日(木)J1 第23節 川崎F vs 新潟(19:00KICK OFF/等々力)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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首位とは勝点3差と、上位争いに名を連ねている川崎Fにとって忘れられない試合がある。それが14節のアウェイでの新潟戦である。この試合は、相性の悪い新潟とのアウェイマッチでの勝利を狙い、応援ツアー用に新幹線をチャーター。そうして設定されたアウェイツアーを利用して、大勢のサポーターが新潟に乗り込んでいた。ところが川崎Fは、そんなクラブやサポーターの意気込みとは裏腹に「今季ワーストくらいの悪い試合」(伊藤宏樹)をしてしまう。アウェイでの新潟戦の連敗記録は今年も止まらず、順位も落とし、内容でも悪い試合を演じてしまった。だからこそ、リターンマッチとなるこのホームゲームに向けて、選手の意気込みは強い。
「新潟には前回負けてますから勝ちたいです」と気持ちを込めたのは伊藤。もちろん勝ちたい気持ちだけで勝てるほどサッカーは甘くはないが、今の川崎Fに勝利に向けた裏付けがあるのも事実である。
今季の川崎Fの最大の懸案事項は、不安定な守備だった。連続失点試合数は、4月以来の完封となった前節までに15試合を数えるほど。それほどまでに失点を繰り返しながらも、上位争いの輪に加われているのは、圧倒的なボール支配率と得点力があったからである。守備の方は、3バックから4バックへとフォーメーションを変更して3試合で安定したことになり、これからの実戦に向けて目処が立ったと言える。つまりこの新潟戦を前に川崎Fは攻守のバランスの落としどころをようやく見つけた事になり、前節を無失点で切り抜けた川崎Fは、一つの壁を突破したと言えるだろう。
守備が安定すれば、リーグ3位の得点力が生きてくる。現在得点ランキングの上位に鄭大世、ジュニーニョ、谷口博之の3選手の名前が並んでいるが、ここに我那覇和樹、黒津勝、ヴィトール・ジュニオール、中村憲剛といった名前が絡んでくれば、終盤での首位争いの輪にも有利な形で食い込めていけるはずだ。
対する新潟の戦い方で特徴的なのが、両サイドバックが高いポジションを取るところである。特に相手が帰陣した状況で、自陣から攻撃を組み立てる場面ではリスクを恐れずにサイドバックがポジションを上げ、2バックとも言えるような布陣になるほど。もちろんサイドバックが上がることで、サイドでは数的に優位な状況が作られることになる。トップの矢野が体を張れる選手だという事もあって、アーリークロスを含めたサイドからのボールにどう対処するのかが試合の行方を左右しそうである。また、そつのない素早いリスタートも新潟の攻撃を特徴付ける要素となっている。試合が切れた一瞬の隙を見逃さず、キッカーと受け手が常にスペースを狙っているのは対戦相手にとっては脅威である。パスの出し手、受け手という観点で言うと、左右のサイドハーフの松下、マルシオ・リシャルデスには注意が必要だろう。ちなみに新潟はここ3試合無得点試合が続いている。無失点試合を続けたい川崎Fにとってうれしいデータではあるが、データで試合結果が左右される事はないという事は頭に入れておく必要があるだろう。
川崎Fは、思い切って攻撃を仕掛けてきた新潟のボールを、より高いポジションで奪いたいところ。サイドバックがオーバーラップしてきたそのスペースをいかに突けるのかがポイントになるだろう。また、新潟は開幕以来、常に先発のピッチに立ってきた千代反田が累積警告によって出場停止となったのも痛い。まさにゴール前の壁となってきた選手だけにこの出場停止が試合に与える影響にも注目したい。
日本代表のワールドカップ予選に向けて、この節でJ1は短い中断期となる。両チームともいい形で中断期を迎えたいはず。さて、90分の試合後に歓喜を味わうのはどちらのチームになるのだろうか。
以上
2008.08.26 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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