8月27日(水) 2008 J1リーグ戦 第23節
名古屋 3 - 2 清水 (19:03/瑞穂陸/10,071人)
得点者:6' 岡崎慎司(清水)、23' 玉田圭司(名古屋)、45' 矢島卓郎(清水)、49' マギヌン(名古屋)、52' 玉田圭司(名古屋)
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共に上位に勝って、良いイメージで望んだ試合。名古屋は久々にベストメンバーが揃い、首位・浦和を勝点2差の射程圏内に捉えて、首位を奪うためには絶対に負けられない一戦だった。そして清水も、勝点を積み重ねて一気にジャンプアップする機会を狙っている。ともに攻撃陣が好調なだけに、ハイテンポでエキサイティングな試合が予想された。
しかし、引き気味に守る清水に対し、中央から先へとなかなか良いパスコースが見つからず、一旦戻してサイドチェンジをするなど、仕切り直しをしながら様子を窺う名古屋。そうしながら前線へと運んだボールはクロスまで持っていくものの、フィニッシュまではつながらない。対して清水は、1本のロングパスからチャンスを作るといった速い展開。しかし、ミスなどもありフィニッシュまではもっていけていなかった。
ところが6分、自分達のリズムで攻撃をしかけていた清水が先制。ペナルティエリア内へとドリブルで仕掛けてきた清水・岡崎慎司に決められてしまう。しっかり守ってカウンターというセオリー通りの先制点だった。その後も清水の攻撃は積極的で、ミドルシュートもどんどん放ってくる。マルコス パウロの強烈なミドルシュートはGK楢崎正剛がパンチングでナイスセーブを見せるが、名古屋の攻撃は自陣に入ってからのプレスが厳しく、前線へとボールが運べず、シュートもペナルティエリア内でのプレーもないと言った状況。
しかし、焦らずチャンスを伺っていた名古屋が、ついに反撃に出る。23分、左サイドのスローインから小川佳純がDF2人を抜き、エンドラインを沿うようにゴールに向かってドリブル。中央へ出した横パスは一度GKに弾かれるが、これに飛び込んだ玉田圭司が左足を合わせてゴール!久し振りの玉田のゴールに、スタジアム内が勝利の予感を感じたはずだ。立て続けにチャンスを作る玉田。キレの良いプレーがチームを勢いづかせ、名古屋ペースで試合は進む。
ところが後半、ハーフタイムで清水は西澤明訓に代えて矢島卓郎を投入。この矢島が早々に仕事をする。45分、ペナルティエリア付近から思い切って放ったミドルシュートがゴール右隅に決り、またも1点のビハインドを負った名古屋。しかし、今の名古屋はビハインドをものともしない強さを持っていた。
5分後、阿部翔平のクロスをGKが弾いて逸らしたボールへと、マギヌンが飛び込んでヘッド。浮いたボールだったが、これがゴールに吸い込まれ、またしても同点に追い付くことに成功。さらに53分、FKを蹴った玉田が直接ゴールを狙い、何とも美しいシュートが決まってついに逆転!さらに追加点を取ろうかという勢いを感じる名古屋だったが、清水も諦めてはいない。速い展開でエリア付近、またはミドルシュートと、攻撃の手を変えては名古屋ゴールに迫ってきた。しかし、日本の守護神・楢崎がゴールを割らせず、ファインセーブを見せていた。一進一退の攻防が続く中、75分、82分と立て続けに中村直志、玉田を下げ、山口慶、米山篤志を投入。守備を意識した布陣を固めた名古屋。そして怒濤の攻撃を繰り返す清水。
ロスタイム、相手陣内でボールを奪い、米山が絶妙なスルーパス。タイミング良く飛び出した杉本恵太がGKと1対1になるもこれを外してしまった。ダメ押しの追加点、最後のビッグチャンスを逃した名古屋だったが、1点のアドバンテージを守り、撃ち合いの試合を逆転勝ちで制し3連勝。勝点をのばし、首位へと返り咲いた。清水は非常にアグレッシブに名古屋ゴールへと迫ったが、これが力の差か、あと一歩及ばなかった。
それでも、この試合、上位と下位とは思えないエキサイティングなゲームだった。首位となった名古屋はもちろんだが、清水もこの好調をキープできれば、リーグ終盤までに確実に順位を上げられるだろう。サッカー王国の名にかけて、磐田と共に降格争い圏内から早く抜け出すことが期待される。
以上
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