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【J1:第27節 名古屋 vs 浦和】レポート:巻のリーグ戦初ゴールで、ドローに持ち込んだ名古屋が首位に返り咲く。(08.09.29)

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9月28日(日) 2008 J1リーグ戦 第27節
名古屋 1 - 1 浦和 (19:03/瑞穂陸/19,811人)
得点者:40' エジミウソン(浦和)、47' 巻佑樹(名古屋)
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浦和との大一番でルーキー巻佑樹を起用し、ヨンセンと2トップを組ませ、玉田圭司を左サイドという、4−4−2の布陣を貫いたストイコビッチ監督。FWでも常に流動的に動いてはボールをもらい、攻撃のアクセントをつけていた玉田は、サイドでもその動きは変わらず、ヨンセンや巻に良い形でボールが入るという名古屋のスタイルが生きるゲームとなった。

序盤から、中村直志、吉村圭司のボランチが中盤を支配し、コンパクトな陣形でパスを繋ぎ、大きなサイドチェンジを絡めながら、名古屋らしい攻撃を仕掛けていく。そして最初のシュートは中村のミドル。これは枠を捕らえられなかったが、自分たちのリズムを作る。そんな中、浦和もボールを奪ってからのスピード、パス回など、らしさを随所に見せる。しかし、バヤリッツァと増川隆洋のCBを中心に、ペナルティエリアで仕事をさせず、脅威となる場面をほとんど作らせていなかった。

ところが、15分を過ぎたあたり、名古屋の度重なる中盤でのパスミスを浦和は見逃さなかった。平川忠亮のミドルシュート、そしてペナルティエリア内で打たれたエジミウソンのシュート、同じく高原直泰のシュートと幾度か決定的なシュートを放った浦和。しかし、これは楢崎正剛のセーブ、そしてラッキーにも枠を捕らえなかったため、ゴールにはならなかった。大きなピンチを逃れながら、制空権、主導権ともに名古屋にあった。しかし前半も終わろうという40分、ゴール前で名古屋DFが一瞬ボールを見失った瞬間にエジミウソンに先制弾を許してしまう。

しかし後半、名古屋は前半よりアグレッシブに、ダイナミックな攻撃を展開する。47分、小川佳純からクロスが上がると、浦和DFの前に出た巻佑樹がヘディングでゴールへと押し込み、待望の同点弾が決まる。ここから両チームの撃ち合いが始まり、相手ゴールへと再三攻め寄る時間帯が続く。これに対し、名古屋はヨンセンを下げて杉本恵太を投入して、浦和の上を行くスピードを使って逆転を狙う。何度も浦和ゴールに攻め寄る名古屋だったが、逆転弾は生まれず、ホームでドローという結果に終わってしまった。

しかし、一度は首位を明け渡した大分が負けたところで積み上げた勝点1は大きい。再び首位に返り咲き、1試合少ない浦和、鹿島らライバルにも勝点3差を守った。残り7試合、まだまだ負けられない試合は続くが、「アジアの王者に対して、エキサイティングでダイナミックな、我々のパフォーマンスを見せることができた」とストイコビッチ監督。優勝の確かな手応えはまだないが、光は見えている。「負けない」サッカーで、名古屋が悲願の優勝へと一歩また前進した。

以上
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