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【J1:第28節 名古屋 vs 東京V】レポート:ヨンセンがロスタイムに劇的な同点弾。名古屋は首位に返り咲くチャンスを、東京Vは降格圏争い脱出を逃す痛恨のドロー。(08.10.06)

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10月5日(日) 2008 J1リーグ戦 第28節
名古屋 1 - 1 東京V (16:03/瑞穂陸/14,481人)
得点者:40' 土屋征夫(東京V)、89' ヨンセン(名古屋)
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ここ2試合勝点3を奪えていない名古屋。上位陣が軒並み勝点3を逃している中、ここで勝てば首位奪回という東京Vとの一戦。スタメンは前節J初ゴールを決めた巻佑樹をヨンセンとの2トップで起用、玉田圭司を左サイド、小川佳純を右サイドという、前節同様の攻撃陣の布陣。一方の東京Vは、前回の対戦で名古屋に対して有効だった、中央のスペースを作り上げるべく、ディエゴをFWで起用。平本一樹と2トップを組ませ、2列目は飯尾一慶、柴崎晃誠をワイドに開かずコンパクトに配置、ボックス型の陣形を敷く。そしてこの「ディエゴを起点にして、我々の良さを生かしたかった」という柱谷哲二監督のプラン通りにゲームが進んでいくことになる。

序盤から中盤でボールを支配したのは、東京Vだった。2列目あたりにスペースができ、そこにディエゴが入り込んでチャンスを作っていく。名古屋の攻守に重要な役割を果たしている2ボランチ、中村直志と吉村圭司のプレスも思うようにかからず、東京Vの攻撃に翻弄されるような状況を作られていた。東京Vにペースを握られ、得意のサイド攻撃、竹内彬や阿部翔平がサイドを駆け上がる場面も作らせてもらえない。前半は、これが降格圏争いの渦中にいるチームかと思うほどのプレーでゲームを支配した、東京Vのものと言って良かった。

0−0で前半が終わるかと思われた40分、東京VがCKから土屋征夫の今季初ゴールが決まり、先制点を与えた名古屋。ハーフタイムに「誰も3ポイントを与えてくれない。ポイントを自分達で取りに行け!!」とストイコビッチ監督にゲキを飛ばされ、後半、名古屋の選手達が奮起する。

後半開始早々の56分、巻に代えて杉本恵太を投入。ヨンセンや巻のポストプレーよりも東京VのDFの裏に抜けるスピードで打開点を見いだそうという意図が見えた。そこから少しずつではあるが、東京Vの運動量が前半ほどでなくなったこともあり、名古屋は中盤でボールを奪い、支配できるようになり、自分達のペースを取り戻していく。サイドからのクロスも回数が増えていき、名古屋が攻める時間が続くが、あと一歩の所でゴールに届かない。71分には竹内を下げて藤田俊哉を投入。3バックにしてボランチの中村をひとつ前に上げ、攻撃的布陣で攻め立てる。さらに79分には玉田を下げてDFの吉田麻也をFWとして投入し、スピード+高さを駆使したパワープレーで東京Vのゴールを攻め立てていく。

押せ押せムードの中にあっても名古屋はゴールを割ることができず、ついにロスタイムへ。名古屋に残された時間は5分。ここで名古屋は、勝負強さを発揮する。時間的には最後の1プレーというCK。小川が蹴ったボールをヨンセンが体制を崩しながらも頭で合わせ、ゴールポスト上部に当たる。しかし、これがゴールの中に吸い込まれていき、劇的な同点弾が決まる。ドローで試合終了となり、名古屋は首位返り咲きのチャンスを逃し、東京Vは降格圏争いからの脱出を逃し、両者痛み分けの結果となった。

最後のゴールは執念、まさに名古屋のアグレッシブさがもたらしたものだった。選手達がこぼした「この勝点1を次につなげて、生かせるように」という言葉は、前向きだ。しかし今後、下克上の戦いを名古屋が制するためには、メンタルだけでなく、数字も求められる。そして、優勝に値するチームとなるためには、やはりこのゲームで勝点3を獲らねばいけなかっただろう。この勝点1が、どう転ぶか。名古屋も東京Vも、この試合をきっかけに、さらに負けられない試合、「負けない」でなく「勝つ」ことを求められる、さらなる大きな試練を背負ったことは間違いない。

以上
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