10月8日(水)AFCチャンピオンズリーグ G大阪 vs 浦和(19:00KICK OFF/万博)
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「目標にしていた浦和と対戦できる」
この準決勝の戦いに話が及ぶ度に、西野朗監督は何度もそう口にしてきた。昨年のACL覇者である浦和との対戦できるのは、浦和が参戦してくるノックアウトステージに入ってから。だからこそグループ予選を勝ち抜きたかったし、ノックアウトステージの対戦が決まってからは、だからこそ、準々決勝を勝ち抜きたかった。そのチャンスが、いよいよこの準決勝の舞台で巡ってきた。連戦の疲れはあるが、ACLのディフェンディングチャンピオンとの戦いを前に西野監督以下、G大阪イレブンの気持ちが昂らないはずはない。
「この一戦に限らず浦和とやる時は最終戦でタイトルがかかっていたり、今回のACLだったり、他の対戦以上に、結果がその後に直結するようなしびれる試合になることが多いですからね。僕たちもより『負けたくない』という思いで臨むし、それは浦和も同じだと思う。
Jリーグの中でも高いレベルにある相手とこのACLで戦えるのは楽しみでもあるし、絶対に倒したいという気持ちは強い(DF山口智)」。
ただ、毎回の対戦がそうであるように、互いのライバル意識、力関係を思えば、決して簡単な試合にはならないだろう。しかも今回はホーム&アウェイ戦で決着が着く。『アウェイゴール』を含め180分を通していかに戦い抜くかという部分での難しさもある。その中で、第1戦をホームで迎えるG大阪としては、アウェイゴールを与えない中で浦和を突き放せるかが大きなポイント。第2戦のアウェイ戦が、真っ赤に染まる満員の埼玉スタジアムで行われることを思えば、その点差が大きいに越したことはない。
「土曜日の鹿島戦は全体的に消極的となり、前への意識も少なくて結果的に押し込まれたり、キープされる時間が増え後手を踏んだ。今回も鹿島同様、厳しい戦いになるとは思いますが、そういう消極的な試合だけはしたくない。全員でアグレッシブなサッカーをしたいし、勝って第2戦に繋げたい(DF加地亮)」
「今は浦和もそんなに調子がいいとは言えないのかも知れないけど、勝負どころでしっかり力を出してくるのが浦和。ただ自分たちにとっても勝負どころやからね。持っている力をしっかり出し切って戦いたい。個人的にはシュートの感覚も戻っているし、身体も動けているという手応えはあるし、それをゲームで活かせるようにもなっている。あとは本当にゴールだけ。チームのため、自分のために獲りたいね(FW播戸竜二)」
この一戦を前に、別メニュ−での調整が続いていたFWルーカスとDF安田理大が合流。FWルーカスについてはコンディションの回復に遅れが感じられるため出場は微妙だが、DF安田については先発は難しいまでも途中交代での起用は大いに考えられそう。もちろん、本人も満を持して出番を待っているようだ。
「大事な試合だし、どんなふうに使われたとしてもとにかくチームに貢献できるような仕事をしたい。戦列を離れていた間。チームを客観的に見たことで得られたこともある。それを無駄にしないように積極的に戦いたい(DF安田)」。
またもう一人、並々ならぬ決意で試合に挑もうとしている選手がいる。DF下平匠だ。10月6日に誕生日を迎えた彼は、ようやく20才になったばかり。ピッチに立つメンバーの中では最年少だが、試合を重ねるごとに落ち着いたパフォーマンスを示せるようになっている。しかも、彼にとっての『浦和』は今季のリーグ戦で初先発を飾った相手。しかも満員の埼玉スタジアムでしびれる試合となる中、2-3で勝利した、いいイメージ持った相手でもある。
「特別な気負いも緊張もないですけど、鹿島戦で個人的にミスが多かったのでそのへんを修正して落ち着いてやれたら、と思う。リーグ戦での浦和戦は殆ど仕事ができなかっただけに、今回はしっかりチームのために仕事をしたい。とにかく勝ちたいですね(DF下平匠)」
チケットは既に完売。5月のアウェイ戦時の騒動を受け、いつも以上にスタジアムの警備体制が強化されるなど、当日のスタジアムはいつもとはまた違ったものものしい特別な雰囲気が漂うことになりそう。その中でも、選手たちがガンバらしく戦い抜けくために。ホーム戦らしく、優位に試合を進めるために。サポーターの皆さんにはスタジアム全体が揺れるほどの、熱い応援をお願いしたい。
「ホーム戦ですから、サポーターの後押しが絶対に必要になる。これまでも熱く応援してもらってきたけど、それ以上に『今日はサポーターに勝たせてもらった』と言えるくらいの、浦和に負けない応援で僕らを後押しして欲しい。それが、間違いなく僕らの力になる(FW播戸竜二)」。
以上
2008.10.07 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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