10月8日(水)AFCチャンピオンズリーグ G大阪 vs 浦和(19:00KICK OFF/万博)
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2対3と敗れた日曜日の千葉戦(第28節)から中2日、浦和にとってACLのG大阪戦で何より大切なことは切り替えだ。
まず相手はG大阪だが、大会はJリーグではなくACLだと認識すること。異なる大会だけに、千葉戦での敗戦を忘れ、新たな気持ちで臨めるかがカギとなるだろう。
26日間で8試合目とタイトなスケジュールが続いているだけに、もちろん疲労が心配される(土曜日に試合を行なったG大阪よりも休みが1日短い)。だが、指揮官のエンゲルス監督も「それ(疲労)以上にメンタル面が問題」と、とにかく頭の切り替えが重要だと訴えている。
Jリーグの優勝争いにおいては、千葉戦の敗戦が痛恨だったことは間違いない。それだけに、ACLの準決勝をいい形で終えて、リーグ終盤につなげたいところだ。
そして、試合は90分ではなく180分で決着するということ。加えて、万博での得点はアウェイゴールとなることを頭に入れて戦うことが必要だ。ACLでは初となるJリーグ勢同士の対戦だが、舞台が違えば戦い方も変わってくる。
昨季の優勝を振り返っても、敵地で挙げたゴールが最終的にモノをいったことは間違いないし、それは先の準々決勝のアル・カディシア戦(クウェート)でもそうだった。敵地での第1戦を2対3と落としたものの、ロスタイムに挙げたエジミウソンのゴールが第2戦に向け、流れを引き寄せる大きな一発となったことは記憶に新しいところだ(状況的には1対3から2対3にしたゴールと直接勝敗には影響しなかったものの、第2戦に向け、ひとつのアウェイゴールが心理面で選手を楽にしたことは明らかだった。第1戦を2対3としたことで第2戦は1対0、もしくは2対1で勝利すれば勝ち上がる状況になった。もし1対3で負けていれば、3対1で勝っても延長戦、90分で決着するためには2対0か3点差以上の勝利が必要だったのだから)。
その点を考えれば第1戦の万博では、とにかく積極的に出てゴールを挙げることが大切になってくる。仮にアウェイで積極的に出て1点を先制できれば大きなアドバンテージになるし、敗れてもホームでばん回の機会があるだけにリスクはそう高くない。慎重な戦いに出ての0対0のドローは、返ってG大阪を楽にしてしまうともいえるだろう。
気になるのは千葉戦で右ひざの故障に加え、左足首をねんざしてしまった田中マルクス闘莉王の回復具合。完全なる攻守の軸となる選手だけに、欠くとなれば痛手となることは確か。ただ、バックアップには堀之内聖らも控えているだけに、そこは総合力で補いたいところ。準々決勝のアル・カディシア戦との第1戦で先発し、退場処分を受けている堀之内にとっては名誉挽回のチャンスだけに、高いモチベーションを持って臨めるはずだ。
一方、期待は右太もも裏の負傷に苦しんでいた田中達也が緊急帯同することになったこと。まだ全快とはいかないものの「(行けと)言われれば行ける。90分は難しいが、10分、20分なら大丈夫」と本人も出場への意欲を見せているだけに、切り札になり得る可能性は十分だ。
連覇を狙う浦和だが、リーグではここ3試合勝ちがなく、大黒柱の闘莉王の故障が心配されるなど、決して万全の状態ではない。ただ、準々決勝のアル・カディシア戦でも勝負強さを見せて、逆転でベスト4入りを決めるなど、大事な試合になればなるほど力を発揮するのが浦和の真骨頂でもある(過去14戦したACLでも敗戦はわずかに1試合)。
勝負は180分で決着する。まずは焦らず、90分を終えること。イーブンで終えれば、第2戦はACLでは無敗を誇る埼スタだ。リーグからスイッチを切り替え、どうしてもホームで勝ちたいG大阪に対し、そんな余裕を見せられれば勝利は自然と転がってくるだろう。
以上
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