10月9日(木)キリンチャレンジカップ2008 日本 vs UAE(19:20KICK OFF/東北電ス)
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7日に新潟でスタートした代表合宿の初日に、岡田監督がピッチ上で選手たちに指示を出している。選手の話によると「プレスをかけよう」という内容だったようである。
アウェイのバーレーンでは気候の問題もありハイプレッシャーでの戦いを徹底することが難しい状況にあった。そのためコンセプトとして推し進めてきた、前から厳しくプレスに行く戦い方の軌道修正が施される事となる。結果的にバーレーンが及び腰だったこともあり、労せずしてペースを握れたが、5月の名古屋合宿から作ってきた日本が目指すべき攻撃の形は、前線からのプレスである。ボールを失った直後に守備へと切り替え、より高い位置でボールを奪って攻撃につなげるという形である。世界の潮流に乗っているとも言えるこの戦いは、アジアを勝ち抜くというよりは世界の舞台での日本の生命線であると言える。だからこそ、アジア最終予選である程度の実戦経験を積んでおくべきものなのである。
アウェイのバーレーンとは違い、今回は日本である。時差もなければ、想像以上の高温に悩まされることもない。プレスに行くにはもってこいの寒冷な気候の中で試合を行うことができるのである。そうした背景を考えれば、このUAE戦では前からプレッシャーをかけていく、日本が指向すべきサッカーが見られるのではないかと考えられる。つまり見てほしいポイントの一つは、ボールを失ったその瞬間に選手たちがどのような動きを見せるのか、という点である。
たとえばFWの選手が相手陣内でボールを失った場合に、そこからボールを追い込んでいく場面が見られれば、それは岡田監督が目指して来た、いわゆるコンセプトに沿ったサッカーであると言える。もしそこで首尾良くボールを奪い返せれば、その瞬間に日本は大きなチャンスを手にする事となる。相手陣内の高い位置でマイボールになり、なおかつ相手は攻撃に出ようと前にかかっているからである。
しかしこのコンセプトを実践するには一つクリアしなければならない問題がある。次々とプレスをかけることで、守備陣を中心として後方の選手たちがポジションを修正する必要に迫られるのである。それはたとえば、サイドバックの選手が攻め込んだ場面でボールを奪われたような状況で発生する大きな問題となる。本来4枚存在するはずの最終ラインには3枚しかDFが残っておらず、相手はその穴を狙おうとする。前から守備に行く事によって生じるそうしたリスクにどのように対応するのかは、この試合を見る時のもう一つのポイントとなる。最終ラインがサイドバックの穴を埋めるように横にずれるのか。それともボランチが下がるのか。そうした連動性のある守備には注目してみたいと思う。
戦術面での見どころと同時に、初招集の選手にも注目したい。たとえば岡田監督は興梠慎三(鹿島)について「ポテンシャルを持っています」と述べており、岡崎慎司(清水)についても「頑張れるし、技術もある」と評価していた。玉田圭司(名古屋)、大久保嘉人(神戸)、佐藤寿人(広島)といった大先輩に対し彼らがどこまで食らいつけるのか。そして出場のチャンスを手にできるのだろうか。FWの選手で言えば、巻誠一郎(千葉)とのポジション争いとなる森島康仁(大分)には、所属クラブでの好調ぶりを代表でも示してもらいたいところである。森島と共に大分から初招集された森重真人は北京五輪での堂々たるプレーぶりが記憶に残っているが、なによりもクラブでの実績によって招集を勝ち取っている。中澤佑二(横浜FM)や闘莉王(浦和)といったそうそうたる選手の中で、少しでも自分のプレーをアピールし、出場機会を手にしてもらいたいところだ。もちろん、ウズベキスタンのスカウティングチームを前に全ての手の内をさらけ出すようなことはしないだろうから、彼らの起用の可能性は十分に高いものと思われる。
今回対戦するUAEは、9月21日に成績不振によってブルーノ・メツ監督が辞任。後任として、9月25日にメツ監督のアシスタントを務めていたドミニク・バテネイ氏が新監督に就任している。バテネイ監督にとっては、この日本戦は就任後初めての国際試合であり、15日に韓国で行われる最終予選の韓国戦に向けた大事な一戦である。そんなUAEは練習を見る限り、オーソドックスな4-4-2で試合をスタートさせそうである。最終予選のサウジアラビア戦でCKを直接決めたスバイト・カテルは累積警告によって来日しておらず、セットプレーでの脅威は軽減する。しかし、ゲームを作れるイスマイル・マタルのパワーと、パスワークには注意が必要になりそうだ。
共に大事な最終予選を控えており、お互いにやりたいサッカー、やるべきサッカーを展開することを期待したいところだが、どうなるだろうか。個人的には、新しい戦力を試しつつ中盤でハイプレッシャーを掛け合う激しい対戦を見てみたいところである。
2008.10.08 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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