10月12日(日)第88回天皇杯3回戦 湘南 vs 山雅(19:00KICK OFF/平塚)
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試合速報 | 天皇杯特集
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昇格争いの只中にいる湘南にとって、残されたリーグ戦6試合の重みは言うまでもない。裏を返せば、佳境を前に行なわれる今週末の天皇杯3回戦は、次へと向かう布石となる。
「大事な大会」と、菅野将晃監督は語る。
「4回戦に進めばJ1との闘いが待っている。その意味でも、J1を目指している我々にとって松本山雅戦は大事な試合です。前節の広島戦の敗戦を取り戻し、次節のホーム熊本戦に繋げるうえでも有効なゲームにしたい。もちろん試合のなかではうまくいかないことも儘あるとは思うが、難しさを承知しつつ自分たちの闘いを整理して臨み、結果を出したい」
難しい展開を打破するためには、早い段階でゲームを主導することが望まれる。昨年、V・ファーレン長崎との同3回戦で前半に先制ゴールを沈めた原竜太は言う。
「先制点と無失点をチームとして目指したい。相手も高いモチベーションで入ってくると思うので、僕らも受身にならずに最初からプレッシャーをかけていきたいですね。出場できたら先制点を狙い、チームを落ち着かせたい」
逆に、「前半15分から20分までの失点を防ぎ、シーソーゲームに持ち込みたい」と話すのは、北信越リーグ1部の松本山雅で指揮を執る吉澤英生監督である。シーズンを4位で終えた中部の雄は、新潟経営大との1回戦を5-1、2回戦では同リーグのサウルコス福井を4-0で一蹴し、順当に駒を進めた。長野県代表の天皇杯3回戦進出は1県1代表制となって以来初の快挙で、松本山雅がJクラブと公式戦で対戦するのも初めてのことだという。JFL昇格を期するチームにとっては、翌週に控える全国社会人大会に向けて弾みをつけたい一戦でもある。
指揮官は続ける。
「長野県の代表として臨む大事なゲームです。大きな怪我もほとんどなくベストの状態で戦えるし、選手たちのモチベーションも高い。厳しいゲームになることは大前提ですが、引いて守るのではなく、自分たちがやってきたサッカーをぶつけたい。平塚のナイターの雰囲気に呑まれないよう、闘争心を持って胸を借りるつもりで一生懸命ファイトしたい」
4-4-2の布陣には、攻撃の起点となる川田和宏やドリブルに長ける今井昌太、豊富な運動量を活かし前線で攻守に奮闘する竹内優らが揃う。そしてチームの柱は、湘南で4シーズンを過ごした柿本倫明だ。「カキの元気な姿を湘南サポーターに観てほしいですね」と吉澤監督が相好を崩したとおり、31歳を迎えたばかりのチーム最年長FWは、新潟経営大戦のハットトリックをはじめ存在感を放っている。
その柿本自身、「楽しみですね」と、古巣との対戦に向けて笑顔を見せた。
「今季、試合を重ねるごとにチームは向上してきた。若手もいい選手が多いし、アピールしてほしい。もちろん僕も湘南を食ってやろうと思っています。そしてなにより、『松本山雅』の名前を全国に発信するチャンス。たくさんのひとに松本山雅を知ってほしい」
かつての同士が平塚のピッチで再会を果たす。迎撃する湘南のオーダーにも注目したい。
以上
2008.10.11 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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