10月18日(土) 2008 J1リーグ戦 第29節
東京V 1 - 0 大宮 (15:04/味スタ/10,065人)
得点者:82' ディエゴ(東京V)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
----------
決戦の地に到着した選手バスを、200人近いサポーター達が出迎えた。「勝利しか求めない」「絶対J1残留」という横断幕を掲げ、「俺たちがついている」という気持ちを応援歌に乗せて選手たちへ届ける。その様子をバスの中からじっと見つめ、表情をひきしめた選手達。試合前のビジョンには、2005年の降格時のシーンが映し出された。
この試合、「名古屋戦での流れを続けたかった(柱谷哲二監督)」と、MFディエゴをFWに据え、MF福西崇史とMF菅原智をWボランチに置く4−4−2の布陣で挑んだ東京V。対する大宮は、リーグ戦初出場となるDF塚本泰史を右SBで起用、MF小林大悟をベンチに置きMF内田智也を先発させるなど、前節柏戦とは入れ替えを行ったメンバー構成。互いのゴール裏から力強いコールが響きあう中、キックオフを迎えた。
「始めから引き分けを狙うような戦いをするつもりはない」と語っていたのは柱谷哲二監督。しかし、試合は「0−0でいけば自分達のペースになる(MF金澤慎)」という大宮のプランに引きずられたようなスタートとなる。
残留争いの直接対決、「勝ちたいというより、『負けたくない』から始まってしまった。前にいくことを怖れていた印象です(柱谷監督)」。
自陣でボールを奪われることを避けるように、ロングボールが行き交う大味な展開。となれば奪った後はFWラフリッチに一旦当ててセカンドを拾い仕掛ける、という狙いの形ができるのは大宮だ。実際、前を向く時間は大宮の方が多かった。
とはいえ、守備陣がしっかりと耐え、ラフリッチを抑えることはできていた。
「1点勝負になるのはわかっていた」とDF那須大亮。前が点を取ってくれることを信じ、集中を続ける。しかしせっかくボールを奪っても、リスクを冒す選手が少なく、局面を打開する場面は作ることができない。また、パスミスも多く、逆にピンチに陥る場面も目立った。
ディエゴが飯尾一慶や平本一樹とワンツーでゴール前に入っていくプレーも見せたが、前半の際どいシュートシーンは殆どがセットプレーからやミドルシュート。惜しいものはあったが得点の匂いは少なく、東京Vは柱谷監督の言葉を借りればまさに「重苦しい」雰囲気のまま前半を終えた。
「ホームの戦いを」という指揮官の言葉に送りだされた後半。
福西が頻繁に前線に絡む動きを見せるようになったが、しばらくは一進一退だった。
東京Vのゴール至近距離からのFKのチャンスの後は、大宮はすぐさま金澤が鋭いシュートを放ち、更に2分後、右SB塚本のクロスにラフリッチがヘディングシュートで反応。そしてこれを凌ぐと、今度は福西からのボールに平本が抜け出してシュート。これはGK江角浩司の好セーブに阻まれる。しかしこのあたりから東京Vがボールを保持する時間が増えてきた。
DF服部年宏から福西へのクロス。これで得たCKのこぼれ球を菅原がシュート。飯尾、ディエゴ、平本と繋ぎ、最後はディエゴへという場面。福西から受けたMF柴崎晃誠が、距離のあるミドルシュートを枠に飛ばす・・・流れは、完全に東京Vに。この展開に、74分、大宮・樋口監督は藤本主税に替え、MF土岐田洸平を投入する。しかし同時に、柱谷監督も、飯尾に替えMF廣山望を投入。同じ時間に行われた采配が見事に当たったのは、柱谷監督のほうだった。
疲れが見える大宮に対し攻撃の手を緩めない東京Vに、残り時間10分を切った頃、ようやく待ち焦がれたゴールが生まれた。
ゴールシーンは82分。右サイドに入っていた廣山が、中央で福西が落としたボールを拾い、ゴール前のディエゴへ。ディエゴは腰の辺りでトラップし、前を向いてシュート。これがきっちりと決まり、今日初めて味の素スタジアムのゴールネットが揺れた。
そのゴール真裏に陣取る東京Vサポーターから湧き上がる大歓声。
決めたディエゴはそのままベンチへと走り、ベンチメンバーと抱き合って喜びあう。そこにピッチ上の選手が更にその輪に加わっていく。「チームがひとつになることが1番大事」。MF福西のそんな言葉を思い出す場面だった。
一方これで「0−0でも」というプランが崩れた大宮は、直後にJリーグデビューとなるFW市川雅彦、そしてMF小林大悟の2人を同時に投入。加えて終盤はDFレアンドロを前線に上げて、攻撃に転じる。選手たちは最後まで諦めない姿勢をサポーターに見せることはできたが、結局は無得点。このまま試合終了のホイッスルがピッチに鳴り響いた。
実に7試合ぶりの勝利でチームはこれで降格圏をひとまず脱出することができた。苦しんだ末の歓喜はまた格別だ。だが、いつまでも勝利の余韻に浸っているわけにはいかないのだろう。そんな気持ちを表したMF菅原のこのコメントを、是非また次の京都戦後も聞きたい。
「今日は本当に良かった。でも、次が大事」。
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第29節 東京V vs 大宮】レポート:東京Vがディエゴの1発で残留争い決戦を制し、降格圏脱出へ!(08.10.19)
- 開幕特集
- 開幕招待
- 国立招待
- J.LEAGUE ALL-STAR DAZN CUP
- 熱き一枚を手に入れろ
- ベイブレードコラボ
- 明治安田のJ活
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 移籍情報
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- NEXT GENERATION MATCH 2026
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
















