10月26日(日) 2008 J2リーグ戦 第41節
山形 1 - 0 湘南 (13:04/NDスタ/11,345人)
得点者:89' 渡辺匠(山形)
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●小林伸二監督(山形):
「全体を通して守備が安定していたと思います。後半、個人的なミスで危ない場面があったので、ああいうところは直していかなくちゃいけないと思います。後は、最後まで諦めずにやってくれたということですね。最悪、勝点を取れれば…引き分けでも勝点1取れるというところを狙ってましたけど、チャンスがあれば(得点も)というところで、前半は決定的なところが取れなかった。
後半、メンバーを変えたなかでサイドを破ってくれたというところはやってくれたなと。それと、宮崎と渡辺が出るところにおいては、右サイド…サイドを破ると(相手の)センターバックがスライドしてこないので、カットインして中に入るとチャンスになると言っていた。それが逆サイドで生まれた(決勝点の)場面でした。あとは匠(渡辺)の技量というところになりますけど、サイドのスペースを2人で、あとで入った選手が狙ってくれたというのはよかったなと思っています。ああいう少ないチャンスをゴールに結びつけたというのも、よかったと思っています。今日はハーフタイムに、仙台が負けているという情報を聞いてたんですけども、勝ててよかったなあと思っていたら仙台も勝っていたので、まだまだ続くんだなあというふうに思っています。
天皇杯でJ1のチームとやれるというところはひとつ楽しみなところがあるので、次の天皇杯もきちっとした形で、当然、J1のほうがレベルは高いでしょうけど、どれくらい戦えるかというところをやっていきたいなと。それと、切り換えて残り4試合を一戦一戦、戦っていくという形を取りたいと思います」
Q:2トップについてはだいぶ迷っていたようですが、最終的に長谷川選手と豊田選手の2トップを選択した理由は?
「この何試合か、長谷川とトヨ(豊田)というところでいくと少し攻撃が単調になるので、誰かを長谷川と組ませながら、いい状態になったところでトヨのいいところを出していくというところで、うまく天皇杯(3回戦)もこの前の岐阜戦もいきました。ザイ(財前)を使ってうまくいったんですけど、今度はひとつ、センターバックのラインが深いので、リチェーリを使うといいんじゃないかというところも試して、本当に紅白ゲームでよかったんですね。
でも、この際のところで、たぶんそういう形でいくとリチェーリは60分ぐらいでトヨに代えなくちゃいけないだろうというところと、今日、右サイド(バック)がどうなるかというところと、馬場憂太がまだ完全に90分もたないというところでいくと、何人かの選手がリスクがあるんですね。前節もリスクがある中でやっていたので、一番リスクがないザイが壊れたとなった時に、やっぱりプランニングが初めから崩れるわけですね。そうなると、こういう際の直接対決となると、シンプルにコンディションのいい、動ける選手と考えた場合に、まずひとひつはトヨと長谷川。そこで点を取れれば相手が前掛ってくるので、そのままでいくのかスピードかというところになると思います。
あと、センターバックについても、少し章吾(小原)が90分はもたないというところで、であれば園田を使って、今日はサイドになりましたけど、トゥットが出てきて厳しいようであれば章吾を使うという形で、まず純粋に90分戦える人間を(スタメンという)テーブルに乗せた形でどうしたらいいかというところで考えました。トヨとハセがいる限りは、サイドで、点を取るにはサイドというところにポイントを置く場合に、サイドで宮崎がうまい形で出れればよかったんですけど、今日は点は取れなかったですけどいい守備もしてたので、向こうの動きを見ながらギリギリのところで代えるようなことになりましたけど、一応、間違ってはいなかったかなと。やれる人で戦っていくというところは正解だったなと。トヨも十分やってくれましたし、園田も十分こなしてくれました。特にソノ(園田)については、福岡戦で今季スタメンデビューしたんですけど、そのときは相手が大きい選手だからヘディングが強いんですけど、今日はどちらかというとスピードというところですよね。ポジショニングを重要視しなくちゃいけないというところでいくと、十分にやってくれたなという感じがしています」
Q:風もあり、得点も動かないなかで、馬場選手とリチェーリ選手のラインで、というプランは考えませんでしたか?
「だいぶ(湘南のラインが)緩んできたので、リチェーリを入れるというのも考えのなかにありました。ただ、そこまで淡泊になるよりも、もう少しサイドを破れるのではないかといったときに、宮崎を使ってクロスということを考えると、もう少しトヨとハセを少し置いたほうがいいなということから、リチェーリを入れる前に3枚使うことになったんですよね。そのあとにもう1枚のカードをリチェーリにと思ったんですけど、馬場憂太が中盤でイージーミスを2回やったんですよね。ボールを取ってシンプルに光平(宮崎)につなげばいいのに宮沢に出してタッチに切れたのと、イージーミスで取られて際どいのがありましたよね。ですから、あそこで目一杯というところで、リチェーリじゃなくて憂太を代えたというところがゲームの流れになると思います。で、憂太に代わったのが匠。匠と宮崎のコンビをちょっとやってたので、逆サイドでうまくいったなあと。そう考えると、運もついてたのかなあという感じもします。いい形で判断したのと、いい形で点が取れたという気が今日はしています」
Q:1万人以上詰めかけたなかでの劇的な勝利でしたが、感想は?
「今日は両方堅くいってたので、このまま終わるかなという感じがしてたんですけどね。ものすごくうれしかったです。とび跳ねて喜んでいる自分を感じました(笑)」
Q:広島戦ではたくさんのサポーターが詰めかけたなかで勝てなかったというゲームもありましたが?
「たくさん入っているゲームは負けているので、今日も負けるのかなと思いました。引き分けで、というところから勝てたので、ものすごこくうれしいですね」
Q:仙台が勝ってその差は縮まっていませんが、逆に4位以下との勝点差が9点差になって、今日の勝ちによって3位以上の可能性が極めて高くなりましたが、そのことについてはいかがでしょうか?
「残り4試合で、というところになったときに、上位1、2、3位が勝ったということで、そういう意味では、試合数が少ないというところでプレッシャーを多くかけることができたということですね。
得失点でいくと湘南で並んでたので、そこにも今日勝ったことで3ゲーム差になるので、残り4ゲームなのでラクになったのかなと。あと、仙台と勝点3差と得失点でうちがプラス3。勝点だけでは今のところ有利になるので、たぶん(仙台は)仕掛けないといけないということになると思うんですね。仕掛けて点を取っていく戦いを仙台はしてくると思うので、という戦いになると思います。うちも負けずに点を取っていくということが必要ですけど、勝点が同じ場合に得失点差がものを言うので、そのへんがこの4試合でどう響くかということになると思います。
あと、うちはどちらかというと残り試合は下位のチームになるので、すごく難しい戦いになるのではないかなと思っています。仙台さんは次は広島で、広島というのは攻撃重視なので、仙台にも十分に点を取るチャンスはあると思います。ですから、相手ではなくて、自分たちがどうやれるかということになってくると思っています」
Q:先ほど、守備が安定していたという話でしたが、湘南ががむしゃらに攻めてくるなかでバタバタしていた部分もあったと思います。今後に向けて守備の修正について、何か課題はありますか?
「守備ということになると、石井を右に出して園田を入れて、2枚動かしていることになるんですよね。あとは、湘南のスピードある攻撃を0に抑えたということでは、うちもチャンスがありましたけど向こうもチャンスがあって、失点を食らってないというところからいくと、4枚の守備だけではなくプライアルファの選手が出て、少しチームとして底上げができてきているのではないかなという気がします。次は石井が出れないので、そういうところも含めて、何枚かの選手がある程度のところに守備がきているのではないかなという感じがしています。完璧というのは、相手が4位のチームなので押されることもあるでしょうし、ある程度、落ち着いて対応ができていたという感じがします」
以上
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