11月3日(月)第88回天皇杯4回戦 浦和 vs 愛媛(13:00KICK OFF/駒場)
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浦和は、天皇杯の初戦となる4回戦の愛媛戦に、リーグ同様の形で臨むようだ。
愛媛には昨季、同じ4回戦で0対2と敗れているだけに、同じ轍を踏むことは許されない。本来ならば、大会序盤はリーグで出番の限られている選手や若手に出場機会を与えたいところだが、いまの浦和にそんな余裕はないのだろう。エンゲルス監督はベストの布陣を組んで、優勝すれば来季のACL出場権が得られる天皇杯に向かうことを明らかにしている。
「天皇杯はテストの場ではない。去年の愛媛戦は意識し過ぎないで、勝てる可能性の高いメンバーで戦う」
昨季はリーグやACLの疲労を考慮してか、大幅なメンバー交代を行ない臨んだことが裏目に出ただけに、今年は初戦から3年ぶりの王座奪還を目指して必勝体制を組むようだ。
浦和は10月26日の新潟戦で約1カ月ぶりの勝利を挙げ、リーグでも首位鹿島まで勝点3差と逆転優勝の可能性を残しているだけに、勢いを殺さないためにも愛媛戦では是が非でも結果を出したいところ。
愛媛はJ2でも15チーム中14位と低迷しているだけに、両者の実力差は大きいが、昨季の例を見てもサッカーでは状況次第で何が起こるかわからない。浦和としては油断せず、高い意識を持って臨めるかが試合を分けるカギになりそうだ。選手からは「昨年の(敗れた)ことは関係ない。同じ日本のチームだし格下とかそういう意識はない」と平常心で臨みたいという声が聞こえている。
愛媛戦に向け調整を続けるなか、明るい材料は、ACL準決勝第1戦のG大阪戦で左足付け根を故障し離脱していたMF相馬崇人が練習に戻ってきたこと。無理して起用することは避けたいが、状況次第では出場も問題ないようだ。
1対0で勝ったリーグの新潟戦では、苦しみながらも後半途中から入った田中達也の前線での積極的な動き出しが、チームに流れを大きく引き寄せた。それだけに、「メンバーはだいたい決まっている」と話すエンゲルス監督が、エジミウソン、高原直泰、ポンテらを含めた攻撃陣をどう組み合わせて来るかは注目される。
対する愛媛は昨季同様、浦和に一泡吹かせようと高いモチベーションで臨んでくるに違いない。また、チームには、三上卓哉、南祐三、千島徹、横山拓也とかつて浦和に在籍していた選手が4人もいるだけに、古巣対決に意欲を燃やしているはずだ。
昨季はFW田中俊也が2点を挙げる活躍を見せたが、今季新たなヒーローは出現するだろうか。
見どころは、両者の力の差があるだけに、必勝体制で来る浦和に対して、ノープレッシャーの愛媛がどこまで戦えるか。スコアが動かず時間が長く経過すれば、それはそのまま浦和の焦りにつながり、愛媛のチャンスの芽は広がっていくだろう。浦和が早い時間に先制点を奪って試合を決めるのか、それとも愛媛が踏ん張るのか。両者にとって、序盤の戦いが大事になるといえそうだ。
以上
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